サンダルやミュールは夏の足元には欠かせません。
でもサンダルのかかとって、パカパカして浮いてきてしまうのが難点です。
歩きにくいし、靴ずれしやすくなってしまいますよね。
サンダルが浮くのはサイズが間違っているから?
サンダルを履いたときの踵の浮きは、どう対策すればよいのか。
かかとを固定するにはどんな方法があるのか。
サンダルの正しいサイズは、どの位置を見れば正解なのか。
サンダルのかかとの浮き対策をまとめました。
サンダルのかかとの浮きをなんとかしたい
サンダルのかかとの浮きの原因はデザインにもよりますが、概ね下記のような理由が考えられます。
● 甲が浅い
● サンダルの前部分が重い
【サイズが大きい】
ジャストフィットしたものではない大きいサイズのサンダルは、足全体をホールド出できないぶんかかとも浮きがちになります。
革製のサンダルであれば尚更ですが、購入時は丁度良かったとしても、履いているうちに皮が伸びてゆるくなってしまうことも。
【甲が浅い】
甲が浅いデザインのサンダルやミュールは引っ掛かりが少ないので、かかとをしっかり持ちあげにくくなります。
【サンダルの前部分が重い】
サンダルの前が重いと、その重みでかかと部分が浮きやすいです。
足をあげたときに重みでサンダルがついてこないので、かかとだけが浮いてしまいがちになります。
サンダルのかかとを固定するには
サンダルのかかとを固定するには、前章の「かかとの浮きの原因」によって対処法も異なります。
【サンダルのサイズが大きい場合】
貼るタイプの中敷き、滑り止めパッドなどを使用します。
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サンダルのデザインにもよるので、滑り止めパッドを貼る位置は微調整が必要です。
履いているサンダルのサイズが大きくてかかとが浮いてしまうのであれば、指の当たる部分や甲の部分にパッドを貼るといいかもしれません。
ヒールが高く前につんのめるような履き方になってしまうのなら、つま先か指の付け根の辺りに貼ると、前滑りを抑えてくれます。
【甲が浅い場合】
甲が浅い、足を固定する機能に欠けるようなデザイン重視のサンダルは、結構見かけますよね。
足にかかる負担が大きいので、個人的にはあまりおすすめはできませんが、おしゃれなデザインは魅力的です。
このタイプも貼る中敷きや滑り止めで対処しましょう。
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またはシューズベルト、シューズストラップなどをつけると安定して歩けます。
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シューズストラップであれば、サンダルのかかとが浮いてパカパカすることはほぼなくなるはず。
いろんなデザインのストラップがあるので、手持ちのサンダルに合うものを探しておくと良いですね。
サンダルの正しいサイズをかかとで測る
サンダルが正しいサイズならかかとが浮いてしまうことも少なくなります。
「ちゃんと自分のサイズのサンダルを買ったのに」
と思われるかもしれませんが、サンダルはサイズ表記が「S・M・L・LL」などとなっていますよね。
S・M・Lのサイズ表記なら1cm刻みであることがほとんど。
靴は0,5cm違っても足に負担をかけます。
靴が0,5cm小さい!これって足に影響ある?どうしても履きたいときは?
靴はもちろん、サンダルだって同様です。
サイズが合わない履物を履いていれば、何らかのトラブルは出てきてしまいます。
サンダルはつま先が開いているため、大体履ければOKと思われがちです。
多少小さくても大きくても履けてしまうものですが、サンダルでも靴と同様につま先部分にある程度のゆとりがないといけません。
自分のサンダルのサイズを確認するには、
親指の付け根
小指の付け根
かかと
の3点をチェックしましょう。
サンダルのソールと足の3点の位置が合っていれば、概ねそのサンダルはサイズが合っています。
サンダルを履いていて、つま先が前に出てしまったりキツイと感じるときがありますが、それはそのサンダルのソールと自分の足の3点の位置が合っていないからという可能性が高いです。
つま先がきつめだからサイズを上げようとしても、ソールが合っていないのだから意味はありません。
さらに歩きづらくなるし足に負担をかけてしまうことになるので、残念ですが、ソールが合わないサンダルは縁がなかったものと諦めましょう。
靴もサンダルも、メーカーや商品によって同じサイズでもサイズ感が異なります。
「自分はいつもこのサイズだから」と決め込んで、買うサンダルを決めないようにしてくださいね。
サンダルは試し履きをして、少し歩かせてもらい
親指と小指の付け根・かかとの3点の位置が合っているか
横幅が狭すぎないか、ゆるすぎないか
などを確認して、購入するようにしましょう。
まとめ
サンダルのかかとが浮く、かかとがパカパカする、という悩みは多いものです。
ソールと足が合っていないサンダルは避けること。
正しいサイズのサンダルを選ぶこと。
その上で、滑り止めのジェルパッドやストラップなどでサンダルを固定すれば、もうかかとの浮きで悩まされることも減るはず。
お気に入りのサンダルで、夏のおしゃれを楽しみましょう!
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