かかとがガサガサして、ソックスやタイツなどが引っかかる。
なんてこと、ありませんか?
かかとがガサガサ、ザラザラするのは、足裏の角質が固くなっているから。
特にかかとは角質が厚くなりやすく、ひどいとガサガサになるどころか、カチカチになってひび割れたりすることも。
そんなかかとの角質ケア、いますぐ始めましょう!
かかとのガサガサをすぐ治すには
かかとのガサガサをすぐ治すには、徹底したケアを持続することが第一。
すぐ治すというと、厚く固くなったかかとの角質を削ることを思いつく方も多いですね。
やすりや軽石を使ってケアする方法は一般的ですし、かかとリムーバーなども人気のある商品です。
ただ、角質を削ること自体は良いのですが、削り過ぎると逆効果になってしまいます。
削られて薄くなったかかとの皮膚は、「薄くなったから厚くしないと!」と、再び厚く角質を溜め込もうとしてしまいます。
軽く適度に削るのなら、即効性のある【かかとケア】の方法ではありますが、あまり削りすぎないように、十分に気をつけましょう。
① お風呂に入ったり、足裏にホットタオルなどをしばらく当てて、足の裏をやわらかくしておく(しっかり水気は拭いておくこと)
② 軽石ややすり、電動リムーバーで、固くなったかかとを削る(一定方向に動かすこと)
③ 保湿クリームをしっかり塗る
基本的にはこのやり方で良いのですが、電動リムーバーを使用する場合、商品の使用説明書に従うのが安全です。
決して削りすぎないように気をつけましょう。
電動リムーバーなどは簡単に角質を研磨できるので便利なのですが、ついつい削り過ぎてしまうこともないとも限りません。
角質を薄くし過ぎないこと。
削ったあとの保湿を必ずすること。
この2点は必須ポイントです。
これを忘れてしまうと、角質はすぐに厚くなってしまいます。
かかとのガサガサを改善しよう
かかとのガサガサを改善するには、普段からのケアが重要です。
固くなってざらついたかかとの角質を、リムーバーで削って一時的にやわらかくするのも良いのですが、根本的な解決にはなりません。
足には全体重がかかり、歩行もするので刺激を受けやすい部位なのです。
特に皮脂腺のないかかとは、油分が非常に少なく、乾燥もしやすくなります。
体の水分量が少なくなることも、かかとの状態に影響してきます。
乾燥でさらにかかとは固くなり、カチカチになってしまいがちに。
かかとのザラザラを改善しやわらかさをキープするため、かかとケアはしっかり続けておきたいものです。
乾燥しやすい時期や冷える時期は特に、毎日のかかとケアをおすすめします。
継続すればツルツルかかとに!毎日のかかとケア方法
② クリームを塗ったかかとをラップで覆う
③ 10~15分くらい放置
お手入れ時間がない!なんて方も、最低限クリームだけはしっかり塗りこむようにしてください。
かかとにクリームを塗って、シルクや綿の薄いソックスを履いて寝るのも良いですね。
かかとガサガサの状態がひどいときのクリームは、皮膚をやわらかくする尿素が配合されているものを選ぶのをおすすめします。
毎日のケアで状態が落ち着いたら、保湿力のある普通のクリームに戻してOKです。
かかとのガサガサに効くのはなに?
かかとのガサガサに効くものは、とにかく保湿です。
乾燥させるとかかとは固くなるばかりですので、乾燥させないことが最も重要なのです。
尿素クリームのほかにも、オイル系もかかとをやわらかくするケア用品として、多く用いられています。
ご自分の肌に合った商品を探してみるのも良いですね。
もしくはワセリンを使用しても良いでしょう。
乾燥から防ぐには最適です。
ただしワセリンはべとつくので、ソックスと併用して使いたいですね。
迷った場合は尿素です。
個人的な話ですが、私は爪が厚くなる巻き爪で通院しています。
そこで「爪をやわらかくする薬」として処方されたのが「尿素配合のクリーム」でした。
あの固い爪がやわらかくなるくらいですから、かかとの固くなった角質もやわらかくなるのは、大いに期待できますよね。
まとめ
実は【足に合った靴】や【歩き方の改善】なども、かかとのやわらかさを保つためには重要です。
靴が合っていなかったり、重心の偏った歩き方をしていると、かかとはダメージを受けます。
また、かかとのガサガサは、実は水虫が原因だったということもあります。
菌が原因であればセルフケアは難しいです。
病院で治療することをおすすめします。
水虫でないとしても、例えばフットケア外来なども最近ではよくみかけますので、診てもらうのもいいですね。
フットケアがなければ、普通の皮膚科でも構いません。
「かかとがガサガサしているだけなのに病院?」
と抵抗があるかもしれませんが、病院で診てもらったほうが安心だし、実際治るのも早いです。
毎日のかかとケアでも一向に良くならない場合、上記で述べた水虫や歩き方などの問題が潜んでいるかもしれないので、試しに受診してみるのも良いでしょう。