鶏のささみで気になるのが「筋」の部分です。
ささみの筋は取るのが面倒。
取らずに済めば、もっと料理の時短になるのに。
ささみの筋は必ず取らなければならないのか。
筋を残したままささみを食べるのは害になる?
鶏のささみの筋についての雑学です。
ささみの筋は食べれる?
高タンパクで低脂肪の鶏のささみ。
鶏肉の中でも最も脂肪が少ない部位なので、ダイエット時の食材としても人気ですよね。
ビタミンA、ビタミンB、メチオニン、亜鉛の栄養素も豊富で、価格も安く気軽に買いやすい優秀食材です。
ただ、気になるのがあの白い筋です。
ささみの筋、切るのは正直面倒くさいですよね。
このスジはそのまま食べられないのかな、なんて思うことありませんか?
ささみの筋を食べてしまうのは良くないのでしょうか?
食べることで害になったりしないか、気になりますよね。
実は、ささみの筋は食べてもOKなのです。
筋を取らずにそのまま調理して食べても、体の害になることはありません。
ささみの筋が好きであえて筋を残したまま食べる方もいますし、ささみの肉から取った筋を焼くなどして、筋のみを好む方もいます。
コリコリした食感が美味しくてクセになるようですね。
ただ、普通に調理する際には、筋があると少し困ることもあります。
ささみの筋取りをしないとどうなるのか
ささみの筋は取らなくても食べられはします。
しかし筋を残したまま調理すると、肉が縮んでしまう原因になってしまいます。
加熱により筋が縮み、肉の形が崩れてしまうのです。
また、すじの食感も硬くて噛み切れなかったり食べにくくなるのであまり好まれないため、調理前に筋取りをしておくのが一般的です。
筋取りをしなくてもササミは食べられますが、食感が苦手な方や、高齢者や小さい子どもには、食べやすいようにスジを取ってあげたほうが良いですね。
とはいえちょっと手間だし面倒なささみの筋取り。
そこで簡単な筋取りの動画を見つけたのでご紹介を。
気持ちいいくらいスルッと筋が取れています。
まとめ
ささみの筋は食べられるので、食べるときに気にならなければそのまま食べてしまっても大丈夫です。
喉に詰まらないようによく噛んで食べてくださいね。
取ったささみの筋にまとめて衣をまぶし、唐揚げのようにしても美味です。
筋がついたままのささみをフライなどにすると硬く縮んでしまいますが、お肉部分と筋を別々に調理すれば二度おいしいですね。