温泉卵を作るには温度が重要。
でも温度計を持っていない!
そんな家庭も多いのではないでしょうか。
温度計なしでお湯の温度が測れなくても、温泉卵は作ることができます。
温度計がないときの温泉卵の作り方をご紹介します。
温泉卵を温度計なしで作るには
温泉卵を温度計なしで作ることは可能です。
温泉卵を自宅で作る方法はいくつかありますが、温度計が必要ない作り方は
● 炊飯器
● スープジャー
● 電子レンジ
などを使った方法があります。
その中でも、最も失敗しない温泉卵の作り方は「炊飯器」を使った方法ではないでしょうか。
温泉卵作りに温度管理は重要です。
卵黄が固まり始めるのが60℃くらい。
卵白が固まり始めるのが70℃くらい。
白身がトロトロで、黄身が半熟の温泉卵。
これは白身と黄身の固まり始める温度が違うから、独特の食感の温泉卵ができあがるわけです。
なので一定の温度で温めることのできる炊飯器の中は、温泉卵を作るのに最適な環境であり、卵を入れたらほぼ放置で完成する便利グッズだと言えるでしょう。
ではさっそく、温度計要らず、炊飯器を使った温泉卵の作り方をご紹介します。
この方法は「ごはんが炊きあがっている」ことが条件です。
炊きあがったご飯を保温状態にしているときにお試しください。
⒈ 卵を洗い水気を拭いて、ラップで1つずつ包んでおく
⒉ 炊飯器のごはんの上にたまごを乗せる
(たまごは複数個ある場合、それぞれ離しておきます)
⒊ フタをしてそのまま「保温」
約30分でやわらかめの温泉卵が。
約60分置けば、殻との身離れもよいきれいな温泉卵が完成です。
もちろんお使いの炊飯器によって機能性能もさまざまなので、放置時間は必ずしも一緒だとは言えません。
何度か試して、お好みの固さの温泉卵を見つけてみるのも楽しいですね。
いや、ごはんを炊く予定はない。
保温機能は普段使わない。
という人もいますよね。
そんな人には炊飯器以外の、温泉卵レシピを。
次はスープジャーや保温水筒などを使う温泉卵の作り方です。
⒈ 卵は常温に戻しておく
⒉ スープジャーの中にたまごをそっと入れる
⒊ 卵がかぶるくらいの熱湯を注ぐ
⒋ 30分~1時間ほど放置
スープジャーやサーモマグ、水筒やタンブラーなど、保温機能のあるものならどれでもOK。
卵とお湯を入れるだけなので簡単ですね。
季節や室温、容器の機能もあるので、そのときの環境に合った時間を探す必要はありますね。
「うちのスープジャーだと保温機能が怪しい」だとか「夏はいいけど、冬場だと室温が低すぎて冷めやすい」ということもありますよね。
もっと確実に温度調節できるのが「コーヒーメーカー」。
家にコーヒーメーカーがあるのなら、試してみるのも良いかもしれません。
⒈ 卵は常温に戻しておく
⒉ コーヒーメーカーに水を入れお湯を沸かす
⒊ 「保温」になったらお湯の中に卵を入れる
⒋ 13~15分経過したら卵を取り出す
⒌ たまごを冷水で冷やす
温度管理が一番楽ではないでしょうか。
同じ要領で、70℃くらいの一定の温度で温めてくれる保温ポットでも、温泉たまご作りは可能です。
一つだけ温泉卵を作るのに最も簡単な方法が、やはり電子レンジを使った方法でしょう。
時間も1分程度なので、ほかの温泉卵を作る方法よりもかなりの時短です。
⒈ 湯のみやマグカップ、ココット皿などに卵を割り入れる
⒉ 卵が覆われるくらいの水を入れる
(約大さじ3~4くらい)
⒊ 爪楊枝などで卵黄に数か所穴を開ける
⒋ ラップなしで1分ほどレンジで加熱
⒌ 容器の中の水分を捨てて、完成
レンジを使うのなら、絶対に卵に穴を開けるのをお忘れなく。
卵が爆発すると大変なことになります。
加熱する時間は500wで1分ほどですが、お使いのレンジによってクセがあるはず。
大体1分を目安に、適度な時間を見つけましょう。
1分以上の加熱は、やめておいたほうが良いですね。
いくら穴を開けたとはいえ、加熱し過ぎは絶対にNGです。
温泉卵の作り方は熱湯に少しの水を入れること
温泉卵の作り方は熱湯と水があれば、温度計がなくてもできます。
温度計がないからといって、鍋で温泉卵を作るのを諦めることもありません。
たくさん作りたいからやっぱり鍋を使いたい、という人は、この方法を試してみてください。
● 蓋つき鍋(厚みがあるホーロー鍋など)
● 熱湯(5カップ/1,000cc)
● 水(1カップ/200cc)
● 常温に戻したたまご(好きなだけ)
⒈ 鍋に1,000ccの水を入れ沸騰させる
⒉ 火を止めて冷水200ccを入れる
⒊ おたまなどで卵をそっと鍋の中へ入れる
⒋ 蓋をして15分前後放置
⒌ ザルにあげて冷水で冷まして完成
室温や鍋の厚みで仕上がる時間も変わってきます。
温泉卵の温度と時間
温泉卵の温度と時間は、環境によって変わるものです。
どの家も同じ室温というわけではないし、使用する道具、鍋や保温ポットやサーモマグなどの性能もそれぞれ異なります。
季節によって気温も変化しますよね。
なので温泉卵の作り方でも「〇〇分で完成」とは断言できないところもあり、肝心なところですがはっきり言い切れない部分なのです。
放置時間はあくまでも「目安」として、自宅のグッズと環境に合った、ベストな「温泉卵のできるタイミング」を計ることが大切です。
最も温度管理に安心できるのは、炊飯器かコーヒーメーカー、ポットなど、電気で一定の温度を保てる道具でしょう。
70℃くらいのお湯の中に入れておけば、ほぼ確実に温泉卵はできるはず。
たまごを加熱している間の温度の上下がないのが、理想の状態なのです。
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まとめ
温度計がないときの温泉卵の作り方、いかがでしたか?
どれか一つは、試せそうなものが見つかったのではないでしょうか。
色々な「温度計を使わない温泉卵の作り方」がありますが、どの方法も基本的に、お湯に浸けて放置するだけで完成するものです。
手軽にできるので、ぜひ作ってみてくださいね。