食品

おいしいりんごの選び方 蜜入りシャリシャリりんごの特徴は?

投稿日:2017年10月19日 更新日:

りんご好きにはたまらない、蜜の入ったシャリシャリ食感のリンゴ。

でも林檎ってたくさん種類がありますよね。
スーパーで並んでいるりんごを見ていると、どれも美味しそう!

一体どのリンゴを選べばいいのか悩みませんか?

りんご好きの私が研究した、美味しいりんごの選び方をまとめてみました。
もう、リンゴ選びには悩みません(^^)

スポンサーリンク
  

おいしいりんごの選び方

おいしいりんごの選び方にはコツがあります。

最も簡単な選び方は、軸が太く、皮が赤く色づいたもの。
赤く張りのある皮のものが、甘くて味が濃いといいます。

しかしリンゴには袋をかけて栽培したものと、無袋で栽培したものがあり、袋かけのリンゴより無袋のリンゴの方が糖度が高く美味しいものが多いです。

りんごに袋をかける理由は、病気や害虫から守るため。
そのため袋かけで栽培されたりんごは、傷が少なく見た目が美しいので、贈答用にもピッタリです。

無袋、袋なしで栽培されたりんごは、日光をたくさん浴びて、糖度の高い甘いりんごに仕上がります。
栽培時にそのまま晒されているため、表皮に傷があるものも多いのです。

また、袋かけで栽培されたものに比べると、色むらもあります。
しかし味の面で見ると、袋かけの林檎よりは断然甘味と濃さに違いがあります。

自宅用に選ぶときは、傷アリのりんごの方が、そのおいしさを存分に楽しめるはずです。

袋をかけて育てられたりんごと、袋なしで育てられたりんご、どうやって見分けるの?と思いますよね。
これも、とっても簡単な見分け方があるのです。

無袋栽培されたりんごは「サン」が頭についています。
「サンふじ」「サンつがる」など、頭に「サン」がついているものを見つけましょう。

おいしいりんごの見分け方は?

おいしいりんごの見分け方は、まだまだあります。

りんごの形

どんな形のリンゴが美味しいのか見分けるのに、形は重要です。
おしりの部分が緑っぽかったり、尖ったような形をしていると、それはまだ未熟なりんごかもしれません。
すぐに食べないのなら、あえて未熟なりんごを選ぶのもアリですね。

丸みがあり、色はオレンジっぽかったり黄色っぽいもののほうが、熟している食べごろのリンゴだと言えます。

りんごの重さ・大きさ

栽培状況がさまざまなので大きさもさまざまですが、あまり外れない選び方は、中くらいのサイズのリンゴを選ぶこと。

大きいものは案外大味だったりしますし、逆に小さいと糖度が低かったりします。
中くらいが丁度いいですね。

りんごを手に持ったとき、「結構重い」と感じられるりんごは、熟していて甘く美味しいです。

りんごの香り

あのさわやかなりんご特有の香り。
よく香るりんごほど、よく熟しています。

ただ、時々アルコールっぽく強く香るリンゴがありますが、これは熟し過ぎていて、個人的にはあまり好きではありません。

程好いさわやかな香りを目安に、選ぶといいですね。

りんごの軸

スポンサーリンク

りんごに軸は太くしっかりしたものを選びます。
ピンとして弾力のあるものがよく、しなびているとあまり新鮮ではありません。

りんごの皮

張りのあるものを選びます。
指ではじいたときに鈍い音がするものはNG。

青りんごであれば、全体的に黄色っぽいもののほうが熟しています。
ただし熟し過ぎていると味は良くないので、張りを目安に選びましょう。

りんごの美味しい部分はどこ?

りんごの美味しい部分をご存知ですか?

「蜜のあるところ!」

という答えが聞こえてきそうですが……
実は違います。

りんごの蜜は葉っぱの光合成によって作られる【ソルビトール】という甘み成分。
これがリンゴの実へと行き着き、【糖】になります。

りんごが熟していくにつれて、甘み成分が実の中で溜まっていき、これ以上蓄積できないほどになると、細胞の外まで溢れ出してしまいます。
それが「りんごの蜜」です。

蜜があるから甘いりんごなのではなく、完熟したりんごだから蜜がある、ということ。
完熟した美味しい食べ時のリンゴだから、蜜ありはおいしく感じるのですね。

林檎の下を日に透かして見て、透明感があるものは、蜜入りの可能性が高いです。
買うときはぜひ探してみてください。

ただし蜜入りりんごは完熟したりんごですから、そんなに日持ちはしません。
今すぐ食べたいときに買うのをおすすめします。

そうそう!
重要な「りんごの一番おいしい部分」ですが、これは「皮の近く」です。
皮を剥いていると、よほど薄ーく切らない限り、一緒にカットしてしまう部分。

できれば皮付きのまま食べたほうが、一番おいしい部分をしっかり味わえますよ(^^)

まとめ

買ったあとにリンゴをおいしくする方法があるのをご存知ですか?
それは、冷蔵庫に入れておくこと。

りんごは低温で甘味が増します。
買ってきたけど味がいまいちだった……なんてとき、冷蔵庫で保存しておくといつの間にか美味しいりんごに変化しているかもしれません。

簡単でいつでもできる方法なので、試してみてくださいね。

スポンサーリンク

-食品
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

温泉卵を失敗したら 中途半端なゆでたまごを再加熱する方法

温泉卵を作ろうとしたのに、出来あがったのはゆるゆるの中途半端なゆでたまご。 完全に失敗してしまった温泉卵はどうすれば良いのでしょうか。 再加熱してもいいの? カラを剥いてしまった卵はどうする? 失敗し …

さつまいもは肌にいい美容食?肌荒れや若返りになぜ効果があるのか

甘くておいしいさつまいも。 実は肌にいい美容効果がたっぷり含まれているのをご存知ですか? さつまいもが肌にいい理由。 美容食ともいうべき、さつまいもの美容効果まとめました。 スポンサーリンク スポンサ …

温泉卵を温度計なしで作るには 温度が測れないときの作り方

温泉卵を作るには温度が重要。 でも温度計を持っていない! そんな家庭も多いのではないでしょうか。 温度計なしでお湯の温度が測れなくても、温泉卵は作ることができます。 温度計がないときの温泉卵の作り方を …

あさりは冷凍が可能?正しい冷凍保存のやり方と保存期間や解凍方法

スーパーで購入したあさりや、潮干狩りでゲットした新鮮なあさり。 たくさんあるけれど、今すぐ使いきれない。 そんなこともありますよね。 すぐに食べないから、あさりをしばらく保存しておきたい。 でも傷まな …

さつまいもを洗ってしまったら 水に浸けてしまったさつまいもの保存方法

すぐに食べないさつまいもは、水洗いしてはいけないのが鉄則です。 でもつい洗ってしまった。 水に浸けてしまった。 洗ってしまったサツマイモは、もう保存が効かないのでしょうか。 さつまいもを洗ってしまった …