甘くておいしいさつまいも。
実は肌にいい美容効果がたっぷり含まれているのをご存知ですか?
さつまいもが肌にいい理由。
美容食ともいうべき、さつまいもの美容効果まとめました。
さつまいもは肌にいい
さつまいもは肌にいいと言われていますが、その大きな理由は「ビタミン」。
「ビタミンC」「ビタミンE」「ビタミンB2」といったビタミン群が豊富に含まれているからです。
【ビタミンC】
ビタミンCは誰もが知っている美肌効果バツグンのビタミン。
お肌のつやには細胞と細胞の間を結んでいる「コラーゲン」が大事ですが、ビタミンCはこのコラーゲン形成を手助けします。
お肌や粘膜を健康に保つには、必要不可欠な栄養素なのです。
さつまいもとりんごと比べると、さつまいもには約4~5倍以上ものビタミンCがりんごより多く含まれています。
また、ビタミンCの難点といえば「熱に弱い」ということですよね。
しかしサツマイモのビタミンCはデンプンに包まれて守られているので、加熱しても壊れにくいのです。
貴重なビタミンCを、加熱後もしっかり摂れるのは嬉しいですね。
【ビタミンE】
抗酸化作用の高いビタミンE。
その抗酸化作用により、体内の酸化を防ぎ、老化の原因となる活性酸素の生成を抑えてくれることが期待できます。
「若返りのビタミン」とも呼ばれるビタミンEは、ホルモンバランスを整えたり、生活習慣病の予防にも役立つということで、美肌のみならず健康にも大いに期待できるビタミンです。
【ビタミンB2】
健康な皮膚や粘膜を作るのに欠かせないビタミンB2。
ビタミンB2が不足してしまうと、皮膚や粘膜に炎症が起こりやすくなり、健康な肌とはいえなくなります。
ビタミンB2には、たんぱく質や糖質・脂質などをエネルギーに変えて、代謝をよくする働きがあります。
脂質を燃焼させる働きがあるということは、ダイエットにも期待できるということ。
さつまいもの美容効果
さつまいもの美容効果はビタミンだけではありません。
ほかにも美容への効果が期待できる栄養素がたくさん含まれているのです。
【食物繊維】
サツマイモといえば「食物繊維」を思い浮かべる人は多いはず。
食物繊維と言っても「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」があります。
さつまいもはこの両方の食物繊維を絶妙なバランスで含んでおり、腸内の環境を整えます。
便秘改善にも期待できますね。
【ヤラピン】
芋はいろいろありますが、さつまいもだけに含まれる成分が「ヤラピン」。
さつまいもを切ると白い液が出てきますが、それがヤラピンです。
便秘すると肌荒れしがちになるタイプは、珍しくはないはず。
腸の健康は美肌には欠かせませんよね。
ヤラピンには「胃の粘膜の保護」「腸の蠕動運動の促進」「便をやわらかくする作用」があります。
また、食物繊維と組み合わさることによって、さらなる便秘解消につながりやすくなります。
ヤラピンと食物繊維を両方含んださつまいもは、腸の健康維持にうってつけの食材だと言えるでしょう。
【カリウム】
カリウムは細胞の浸透圧を調整する働きがあります。
筋肉の収縮をスムーズにし、血圧を調整。
体内の状態を維持調整する大切なミネラルです。
老廃物の排泄を促してむくみもとるので、すっきりとしたフェイスライン・ボディーラインが期待できます。
【ポリフェノール】
さつまいもを食べるときに皮を剥くのはもったいない!
紫色のさつま芋の皮には、アントシアニンなどのポリフェノールが含まれています。
有害な活性酸素から守ってくれるポリフェノール。
紫芋などの色の濃いさつまいもに、より多くのポリフェノールが含まれているので、意識して色の濃いものを選ぶと良いですね。
さつまいもは美容食
さつまいもは美容食といっても過言ではないくらいの、美肌効果が期待できる食材です。
さつまいもと組み合わせて食べると、さらに美容や健康の効果が高まるという食材をご紹介します。
【ヨーグルト】
さつまいもの食物繊維に、ヨーグルトに含まれる乳酸菌がプラスされると、腸の悪玉菌抑制につながり腸が活性化。
便秘知らずのすっきりしたお腹になれそうですね。
【豚肉】
ビタミンB1やB2などが豊富な豚肉は、粘膜を保護するのに効果的な食材です。
さつまいもと組み合わせて腸内の粘膜を強くしましょう。
【シナモン】
毛細血管を強くするシナモンは、良い顔色を作るのに最適な食材。
くすみやクマなどに悩む人におすすめです。
さつまいもとは味の相性もバツグン。
スイーツ代わりにおいしく食べたいですね。
まとめ
さつまいもは人に必要な栄養素「ビタミン」「ミネラル」炭水化物」などを含んでいます。
栄養バランスの良いさつまいもは、美肌を目指すのなら積極的に摂りたい食材だといえるでしょう。
おいしい美容食さつまいも。
ぜひ皮ごといただいてくださいね。