冷たいご飯が苦手。
レンジで温められる状況なら温め直したいけれど、状況によってはそうもいかないこともあります。
職場や学校に持って行くお弁当などは特にそうですよね。
ご飯が冷めて硬くなり、どうしてもおいしいと思えなくなってしまったり。
そんな「冷えたごはん」が苦手なときに試したい方法をまとめました。
冷たいご飯が食べられない
冷たいご飯が食べられない人は、少なからずいるはず。
かくいう私管理人も冷えたごはんが苦手です。
炊きたての温かいごはんは好きなのですが、お弁当などに入れて冷めきったご飯がどうしても食べづらくて。
逆に「炊き立てごはんが苦手」という人もいますが、温かいご飯であれば冷めるのを待って食べることも可能です。
でも「冷めたご飯が苦手」だと、レンジなどの温められるものが使えない限り打つ手がないですよね。
ならば冷たいご飯を食べるしかないのですが、苦手なものを食べ続けるのもつらいものがあります。
お弁当だと毎日食べるものだから、少しでも食べやすくしたいもの。
そこで管理人自身が試してみた「冷たいご飯対策」、ご紹介していきます。
弁当のご飯が冷たい対処法
弁当のご飯が冷たい。
そんなときの対処法は
・ごはんに雑穀を混ぜる
・酢飯にする
・梅干しを混ぜる
・お茶漬けやみそ汁にごはんを入れる
・雑炊にする
という手もあります。
【保温機能のある弁当箱にする】
保温弁当箱なら、ごはんもおかずも温かいまま食べられますね。
お弁当箱の性能にもよるのですが、朝作ってお昼を食べるくらいまでならしっかり温かさを保ってくれます。
安価なお弁当箱だと、保温機能はちょっと心許ないかもしれません。
【ごはんに雑穀を混ぜる】
雑穀米をよく食べるのですが、雑穀が入っていると冷めてもいくらか食べやすく感じます。
白米だけだと、冷めると味が薄く感じることはありませんか?
雑穀はその点冷めても雑穀の味が感じられて、味に変化がついて良いような気がします。
【酢飯にする】
酢飯は冷まして食べるものなので、普段は冷めた白米が苦手でも、酢飯なら食べられる人が多いですよね。
いなり寿司やちらし寿司にしてお弁当にするのも良いでしょう。
【梅干しを混ぜる】
梅干し、特にカリカリ梅のような食感の良い梅干しを刻んで混ぜておくと、ごはんが冷めていてもかなり食べやすいです。
おにぎりにするのもおすすめです。
【お茶漬けやみそ汁にごはんを入れる】
保温水筒やスープジャーなどにお湯を入れておきます。
鮭フレーク、梅などのお茶漬けの具になりそうなものを用意しておくと良いでしょう。
もちろんお茶漬けの素でも、インスタントの味噌汁でもOK。
手軽で良いですよね。
食べるときになったらスープジャーなどに具材とご飯を入れ、お湯をかけて温かくして食べてしまおうというわけです。
【雑炊にする】
スープジャーを持っているのならぜひ試したい方法。
朝お米とお湯と具材・調味料をスープジャーに入れておけば、お昼には温かい雑炊が完成しています。
ただしこれもスープジャーの機能によって仕上がりに差が出てきます。
物によってはぬるくなってしまうスープジャーもあるので、保温機能がしっかりとしたスープジャーを選んでおいたほうが得策です。
弁当のご飯が硬い対処法
弁当のご飯が硬い。
そこが気になって、冷めたご飯を苦手に思う人も多いですよね。
ごはんを冷めても柔らかくするためには、炊くときにちょっとした工夫が必要です。
お米の量に対して3割、もち米を混ぜます。
白米だけだとパサつきがちですが、もち米を混ぜるともちもちして硬くなりにくいです。
水は少し少なめにして炊くようにしてくださいね。
【オイルを入れる】
お米を炊くときにサラダ油やオリーブオイルを加えると、ツヤツヤのしっとりご飯が炊きあがります。
米2号に対して小さじ1程度のオイルを使用します。
【酒を入れる】
米2号に対し大さじ2の酒を入れるのも、ごはんのツヤを出し甘みを引き立てます。
甘みがあると、冷めたごはんでもおいしく感じられるかも。
【みりんを入れる】
米2号に小さじ2のみりんでも、ごはんがツヤツヤに仕上がります。
古いお米にも効果ありです。
【酢を入れる】
米2号に対し酢大さじ1でごはんの味が引き立ちます。
夏場の食中毒予防にも良いですね。
【塩を入れる】
米2号に対し塩パラパラっとひとつまみ。
ごはんの甘みが増します。
当然入れすぎると塩が勝ってしまいますので、注意しましょう。
上記の調味料なら、どこの家庭でも大抵どれも揃っているのではないでしょうか。
ぜひ手持ちの調味料で試してみてくださいね。
冷めたごはんでも甘みや旨味が増していれば、案外食べやすく感じるかもしれません。
そしてちょっとした豆知識を。
実はゆっくりと冷ました冷やご飯は、温かい炊き立てご飯よりダイエットに向いていると言われています。
これはご飯に含まれるデンプンの一部が、難消化性デンプン(レジスタントスターチ)と呼ばれる成分に変化するから。
難消化性というだけあって消化されにくく大腸まで届くという、デンプンでありながらまるで食物繊維のような働きを持ちます。
そのため血糖値の上昇を抑え、食後の満腹感も続き、腸内環境の改善にもつながるというのですから、なかなかおいしい食べ物ですよね。
ダイエットをしていなくてもミネラルの吸収もスムーズにしてくれるということですから、食べておいて損はありません。
まとめ
いかがでしたか?
冷たいご飯を克服するには
・保温弁当箱やスープジャーなどの保温グッズをうまく活用すること
・お米に雑穀や梅干し等の混ぜ物を入れてみること
・冷たいまま食べても、お米の旨味や甘みが増すような炊き方を試してみること
工夫次第で冷やご飯の苦手克服に繋がるかもしれません。
自分に合った方法を見つけてみてくださいね。