太巻き寿司や細巻き寿司などの海苔巻き。
お祝い事や節分などの行事にかかせない巻き寿司。
細巻・中巻・太巻と、どれも美味しいですよね!
でもこの巻き寿司、たった一つの難点が。
それは海苔がぐにゃっとしたりご飯粒が崩れたりして「うまく切れない」ということ。
その切れない巻き寿司を上手に切る方法とコツを、ご紹介します。
巻き寿司が切れない!
巻き寿司が切れないとは、このような状態だと思います。
● 包丁に米粒がくっついてしまい、切り口が乱れ見た目が悪くなる
● 均等に切れず、大きさがバラバラになってしまう
まずチェックしてみていただきたいのが、包丁です。
海苔巻きを切るときに重要なのは、包丁のコンディションです。
□ 切れ味の良い包丁を使用すること
□ できるだけ刃渡り長めの包丁
□ 厚みは薄いほうが良い
あまりに切れにくい包丁だと、当然うまく切れません。
海苔巻きを切るときには、切れ味の良い包丁を使用するようにしてくださいね。
そして汚れていない包丁を使うこと。
汚れた包丁を使うことはないでしょうが、念のため。
巻き寿司の巻きがゆるいと、切りにくくなります。
どうしてもゆるくなってしまったら、厚めに切るようにしてください。
また均等に切るためにも簡単なコツがあります。
一度巻き寿司の中央でカットし、2本にしてから切ると均等に切りやすいです。
切った巻き寿司をさらに半分にカットし……と切っていくと、それほど不揃いにはならないはずです。
海苔巻きを巻いてすぐに切ろうとしても、うまく切れないことが多いです。
それは海苔がまだパリパリなのが原因。
海苔がいくらかしなっとするまで、しばらく(15分ほど)置いてから切るようにすると、海苔とごはんがなじんでうまくカットできます。
巻き寿司の切り方とコツ
巻き寿司の切り方とコツを意識しながら切ると、切りにくい海苔巻きもうまく切れます。
海苔や酢飯をつぶさずきれいにカットする、基本的な方法
② 包丁の刃元を海苔巻きに当てる
③ そのまま刃を手前に大きく引く
④ 刃を全部使うように、刃全体で一度で切り取る
包丁の刃を濡らすのは、ご飯がくっつかないようにするためです。
一度濡らして布巾などで拭き取りますが、軽くおさえる程度で。
包丁は手元のほうから切っ先に向けて、手前に引きつつ大きく切りましょう。
面倒ですが一度切るたびに、刃を水で濡らしふきんで拭いてから切ると、全部スムーズに切りやすくなります。
巻き寿司を切るときに、刃を下にグッと押しつけないように気をつけましょう。
ごはんがつぶれてしまいます。
あくまでも手前に引くようなイメージでカットしましょう。
海苔が二重になった部分がしっかり切れていないこともあるので、そこも注意ポイントです。
海苔巻きをきれいに切る方法
海苔巻きをきれいに切る方法はまだあります。
もっと手軽な、裏ワザ的なやり方もご紹介しますね。
① 巻き寿司をラップで巻く
② 基本の海苔巻きの切り方どおりに切っていく
① 包丁の刃全体にキッチンペーパーを巻く
② キッチンペーパーを全体的に水で濡らす
③ 切っ先だけ少し出すように、刃先の部分のキッチンペーパーを切り取る
④ 刃全体で切るように、手前に引きつつ海苔巻きを切る
この方法の便利なところは、濡れたキッチンペーパーを巻いているので、一度切るたびに包丁を濡らす手間がないということ。
続けて次を切られるので、手早く最後まで着ることができます。
巻き寿司・海苔巻きを切るのは、慣れればスムーズに切れます。
でもラップやキッチンペーパーを使って切ればより容易に切れますので、ぜひ試してみてください。
まとめ
巻き寿司・海苔巻きなどの巻物は、やはり切ったときの断面の美しさが大事です。
海苔巻きのきれいな切り方とコツ・裏ワザを使って、ごはんをつぶさず海苔もしっかりカットされた、見た目のよい巻き寿司を作ってみてくださいね。