すぐに食べないさつまいもは、水洗いしてはいけないのが鉄則です。
でもつい洗ってしまった。
水に浸けてしまった。
洗ってしまったサツマイモは、もう保存が効かないのでしょうか。
さつまいもを洗ってしまったときの対処法をご紹介します。
さつまいもを洗ってしまったら
さつまいもを洗ってしまったら、長期保存はできないと言われています。
洗うために水につけてしまうとさつまいもが水分を吸ってしまい、傷みやすくなってしまいます。
また、洗っているときに皮に傷がついてしまったサツマイモは特に、そこから傷みやすくなります。
日持ちさせるのは諦めて、早めに食べてしまったほうが良いですね。
さつまいもの保存には「乾燥」と「温度」が重要です。
基本的にさつまいもの保存は「泥がついたまま」。
軽く泥を払って新聞紙に包み、ダンボールに穴を開けて通気を良くしたものや、ザルやカゴなどに置いて通気を良くしてあげることで、ものによっては3カ月ほど保存できる場合もあります。
洗ってしまったさつまいもが長期保存できない理由はそのためです。
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では、すでに洗ってしまったさつまいもは、もうどうにもならないのでしょうか?
大量に洗ってしまったあとだと、すべてをすぐに食べられるわけではないので困ってしまいますよね。
さつまいもを洗ってしまったときは、以下の方法で保存可能です。
さつまいもを洗って保存するには
さつまいもを洗って保存するのなら、冷凍保存という手もあります。
さつまいもは低温が苦手なので冷凍するというのは意外なようですが、洗ってしまったサツマイモを長期保存するには冷凍保存がおすすめです。
さつまいもの冷凍保存方法
⒉ 水に10分ほどさらしてあく抜き
⒊ 水気をよく拭き取る
⒋ ジップロックなどの保存用フリーザーバッグに入れて冷凍庫へ
フリーザーバッグに入れるときは空気をしっかり抜いてください。
さつまいもまるごと1本でも冷凍可。
よく水洗いしてしっかり水気を拭いてから、カットしたさつまいも同様、フリーザーバッグに入れて空気を抜いて保存します。
冷凍したさつまいもを使いたいときは、レンジで解凍。
または凍ったまま茹でてもOK。
天ぷらにするならレンジ解凍してから使い、煮ものにするなら凍ったまま煮込んでも良いですね。
1本まるごと冷凍したさつまいもは、焼き芋にもできます。
凍ったままオーブンなどで焼くだけです。
さつまいもの保存に水洗いしてしまったら
さつまいもは保存するなら水洗いしないほうが良いのは前述したとおりです。
しかし実は私管理人は、さつまいもを水洗いしてしまったことがあります。
使うはずだったのが今すぐ使わなくなってしまい、すでに水洗いを済ませたさつまいもを前に困ってしまいましたが、以下の方法でそれから2週間保存しておいても大丈夫でした。
参考までに、そのときの方法をご紹介します。
⒉ 新聞紙に包む
⒊ カゴに縦に入れて風通しの良い場所で保存
さつまいもの状態にもよるので必ず大丈夫だとは言い切れませんが、冷凍するにも、水洗いしてしまったさつまいもの数が多過ぎるなどというときに試してみてください。
まとめ
サツマイモは水で洗ってしまうと保存が効かないとは言いますが、絶対に保存できないわけでもないように思います。
確かに味に差はでてしまうかもしれませんが、その後正しく保存すれば、案外長持ちするかもしれません。