スーパーで購入したあさりや、潮干狩りでゲットした新鮮なあさり。
たくさんあるけれど、今すぐ使いきれない。
そんなこともありますよね。
すぐに食べないから、あさりをしばらく保存しておきたい。
でも傷まないか心配。
そういうときは冷凍保存がおすすめです。
あさりは冷凍が可能
あさりは殻ごと冷凍が可能です。
スーパーで買ったあさりでも、潮干狩りで採ってきたあさりでも、もちろんOK。
冷凍することによってあさりは旨味も増します。
あさりを余らせそうならば、ぜひ冷凍保存しておきましょう。
ただしあさりは冷凍前に砂抜きすることをお忘れなく。
詳しい砂抜き方法 → あさりの砂抜きしても閉じたまま これって食べても大丈夫?
あさりの冷凍の仕方(殻ごと冷凍)
② あさりをこすり合わせるように水洗いする
③ あさりの水気をよく拭き、ジップロックなどのジッパーや保存袋に平らに並べる
④ できるだけ空気を抜き、口をしっかり閉じる
あればアルミトレイに平らに乗せて冷凍すれば、急速冷凍が可能になり、新鮮さを保ったまま冷凍保存することが可能です。
あさりの塩抜きは忘れずに。
塩抜きとは、砂抜きのときに浸した塩水を抜くことです。
砂抜き後のあさりは塩気を含んでいますから、飲んだ塩を吐かせるための時間が必要になります。
この塩抜きをしなければ、あさりは調理後塩辛くなってしまいますので、必ずやるようにしましょう。
やり方は、ただザルやカゴにいれて放置しておくだけなので簡単です。
基本的なあさりの冷凍方法は前述したとおりですが、もう一つ、水に入れたまま凍らせてあさりを保存することもできます。
氷の塊にあさりを閉じ込めるこの方法は、冷凍による身の縮みなどを抑え、冷凍やけの予防にもなります。
あさりが乾燥や酸化することも少ないので、風味や食感をそのまま保持できるのです。
氷で層を作りアサリを包み込む「グレース処理」と呼ばれる方法も、よかったら試してみてください。
あさりを水と一緒に冷凍する方法
② あさりを擦り合わせるようにしてよく水洗いする
③ フリーザーバックや密閉容器などにあさりを入れる
④ あさりが浸かるくらいの真水を入れて、冷凍庫へ
冷凍あさりはいつまで持つ?保存期間は?
冷凍あさりはいつまで持つのかも気になるところです。
大体の目安としては、冷凍したあさりの保存期間は2~3週間程度。
ただし冷凍保存は、やり方がまずいと思うように保存できないところはあります。
お持ちの冷蔵庫(冷凍庫)の機能にもよるところがありますので、必ずこれくらいの期間は大丈夫、とは言い切れないことも。
ほかの食品でもそうですが、冷凍したとはいえ、食材は可能な限り早めにおいしい内に食べてしまいたいですね。
冷凍あさりの解凍は?
冷凍あさりを解凍して使うのは、あまりおすすめしません。
凍らせたアサリは凍った状態のままボイルしましょう。
水に浸して氷を溶かして……などとやる必要はありません。
自然解凍だと貝殻が開きにくくなります。
冷凍あさりは、熱湯で一気に過熱!が基本です。
氷漬けで冷凍したあさりも同様ですが、こちらは氷の塊のまま、沸騰した鍋へと入れましょう。
あさりの旨味も氷に入っていますので、良い出汁が出ています。
まとめ
あさりの冷凍保存方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?
美味しいあさりを好きなときに食べられるのは、嬉しいですね。
アサリを余らせそうなことがあれば、どんどん冷凍保存してしまいましょう。
その際、あさりは食べられる分だけ小分けにしておくのが良いでしょう。