太陽がジリジリと照りつける夏は、アスファルトも焼けるようで出歩くのもためらいます。
「暑いと外に出たくない」という夏が苦手な人は多いはず。
暑さに弱いのは体質のせいなのでしょうか。
どうしても暑くて外出したくなくなる、ツライ夏を乗り切るには、ある「気力コントロール法」が効果があるかもしれません。
暑いと外に出たくない
暑いと外に出たくないというのは、程度の差はあれ、ほとんどの人が当てはまるのではないでしょうか。
しかし、暑いなか外出するとぐったりするほどダメージを受けたり、暑過ぎてやる気を失ったり、極端に「夏に弱い」人がいるのも確か。
暑いのはストレスです。
体温の上昇を抑えるために、体温調整も細やかにしなければいけなくなります。
汗が出るので水分補給もこまめにする必要があるし、暑さで息苦しく感じることも。
暑いと呼吸が苦しいのは何故なのか 息苦しくなる理由と呼吸法
冷房での体の冷やしすぎも良くないとは分かっているけれど、この暑さに参ってしまい、涼しい部屋でずっと過ごしていたいという気持ちになって当然です。
暑いから外出しない。
家でじっとしているだけでいい。
というのは、1~2日くらいなら構わないと思いますが、夏の間ずっと「暑いと外に出たくない」という気持ちが強く、実際に外出する頻度が減っているようなら、ちょっと注意が必要かもしれません。
人間の体は「動かすため」にできており、あまりに動かさないでいると、それはそれでダメージになります。
動かないと、筋肉・関節が硬くなり、血行不良になります。
血行不良になると全身に酸素や栄養をうまく運べなくなり、老廃物も排出されにくくなります。
そのため体がだるくなったり、異常に疲れやすくなるのです。
暑いから外に出たくない、動きたくない、と思っていても、実は「動いていないからさらに動けない」状態に陥ってしまっているのかもしれません。
暑いのが苦手なのは体質のせい?
暑いのが苦手な体質というのもありますよね。
体温調節がうまくできず、汗をかくのが苦手なタイプもいます。
暑すぎて汗だくになってしまい、熱をひたすら内にこめてしまうタイプも。
そんなタイプの人は、無理をして暑いなか外へ出ることはないと思います。
しかし仕事や用事で、どうしても外出しなければならないときは必ずあるはず。
そんなときにスムーズに体を動かせるように、室内にいても体の状態は万全にしておければ良いですよね。
また、冷房のかかった涼しい部屋のなかで休んでいるのに、なぜか逆に疲れてしまう。
なんてこと、ありませんか?
それはあまり体を動かしていないことによる疲労である可能性があります。
このタイプの疲労は、あえて「体を動かす」ことが良い結果につながるかもしれません。
体を動かすことで、疲労物質を排出しやすくして疲れが取れやすくなるのです。
それが「アクティブレスト」という、素早く疲労物質を排出する「疲労回復法」なのです。
暑いのが苦手なら対策をとって乗り切ろう
暑いのが苦手なら対策が必要で、【アクティブレスト】は「暑くてどうしてもやる気が出ない」とか「家にいてもだるくて動きたくない」というタイプにおすすめです。
暑くて外に出たくなくても、室内で充分。
大げさなことは一つもなくて、要は軽い運動です。
階段の上り下りをしたり、段差で踏み台昇降をするのも良いですね。
ストレッチで全身の筋肉をほぐすのも、気持ちが良いものです。
気合を入れた雑巾がけなども、全身の運動になると同時に家もきれいになって一石二鳥。
ぬるめのお風呂にゆっくりと浸かるのも、体に圧がかかるため、筋肉が刺激されて血行が良くなります。
暑くて外に出たくないと部屋に閉じこもっていても、ストレッチなどの適度な運動を続けることで、なぜか出かけるのが億劫ではなくなってくることもあります。
まとめ
適度に体を動かすことで、夏のだるさが軽減できるのは意外なようですが、夏バテ予防にも軽い運動は効果的。
気軽にちょっとしたストレッチから、ぜひ始めてみてくださいね。