紫外線対策

日焼けの肌への影響は?光老化からお肌を守るためにはなにをすべきか

投稿日:2018年2月12日 更新日:

日射しをたっぷりと浴びると日焼けをしますが、紫外線の影響はお肌を黒くするだけではありません。

「光老化」という言葉をご存じですか?

実は老化の原因はその8割ほどは「光老化」だといわれています。

つまり太陽光を浴び続けることで、老化が加速してしまうということです。

そんな光老化を最小限に抑えるためには、紫外線対策がとっても重要。

光老化のメカニズムを知り、本気の紫外線対策を始めましょう。

スポンサーリンク
  

日焼けの肌への影響

日焼けの肌への影響といえば、真っ先に思い浮かぶのはシミやソバカスではないでしょうか。
また、日焼けはシワの原因にもなります。

紫外線は浴びれば浴びるほど、お肌に影響をもたらします。

「普段からそんなに、日に当たるようなことはしていないから大丈夫」
などと思っていても、気がついたら顔にシミが出てきていた、ということはありませんか?

日光を避けて生活はできません。
海や山などでのレジャーを控えてきたとしても、日常生活で必ず紫外線を浴びているはず。

ベランダで洗濯物を干す。
近所のコンビニへ買い物に行く。
ちょっと屋外に出るだけでも、当然日射しを浴びてしまいます。

子どもの頃から現在に至るまで浴び続けてきたこの紫外線は、蓄積されて、やがてシミやシワとなってお肌に現れるのです。

普段、衣服に隠れている部分のお肌と、常に日射しにさらされている顔の肌を見比べてみましょう。

顔に比べて、体の隠れているところはシミも少なく、目立ったシワもないはずです。
紫外線がもたらした「光老化」が、この差を生むのです。

紫外線にはA波(UVA)、B波(UVB)、C波(UVC)があります。

C波は地上にまで届かないため影響はありませんが、問題なのはA波とB派。

UVAは3つの中で最も波長が長く、その分、ヒトの皮膚の真皮まで届きます。
UVBは次に波長が長く、やはりヒトの皮膚に表皮に影響をもたらします。

UVAは肌にシミを発生させる要因となり、UVBはシワを作る要因となります。

スポンサーリンク

光老化は日焼け止めで防げるのか

光老化は日焼け止めで防げるのでしょうか。

日焼け止めは、正しく使えば紫外線対策として期待できるアイテムです。

日焼け止めには「SPF」と「PA」の表示がありますね。

SPFとは、UVBを防ぐ力のこと。
PAとは、UVAを防ぐ力のことです。

SPFの数値が高いほど、UVBを防ぐ時間が長くなり、PAの+のランクが高いほど、UVAを防ぐ力が強くなります。

ただし日焼け止めは紫外線からお肌を守りますが、日焼け止め自体が強いと、お肌にとっては刺激となる可能性もあります。
紫外線からガードしたいからといって、数値の高い日焼け止めばかりを普段使いするのは、控えたほうが良いですね。

そして重要なのが、日焼け止めの塗り方。
これを間違えると、せっかくの日焼け止めも効果が半減してしまうことも。

日焼け止めの塗り方にも気をつけたいところです。

日焼け止めを塗っても焼ける?正しい日焼け対策を始めよう

光老化の対策

光老化の対策は、日焼け止めだけではありません。

紫外線の強い時期や時間帯を把握しておけば、紫外線対策も取りやすくなります。

紫外線量は4~5月に増えて行き、7~8月にピークを迎えます。
4月などは「日焼け止めはまだ塗らなくて平気かな」と思いがちですが、しっかりガードしておくことが大切です。

夏はレジャーに出かける機会が多いのですが、光老化を防ぐという面では、できる限りの紫外線対策を取っていきたいものです。

ただ忘れてはならないのが、夏にだけ紫外線が降り注いでいるわけではないということ。
冬でも、曇っていても、窓際の屋内にいても、紫外線は私たちの皮膚に届いています。

常に紫外線を浴びているのを忘れずに、しっかり紫外線対策を続けていきましょう。

まとめ

紫外線による光老化は、生きていれば避けられないものかもしれません。

しかし老化の速度を落とすことは、日常のちょっとした工夫で可能です。

無理のない範囲で、日焼け対策を取っていきたいですね。

スポンサーリンク

-紫外線対策
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

服が汚れない日焼け止めってある?白くなる原因と白くならない対処法

紫外線の気になる季節の必需品である「日焼け止め」。 ただこの日焼け止め、塗ると洋服や黒系のバッグなどに白く色が移ってしまうことありませんか? 服が汚れない日焼け止めはあるのか。 どうして日焼け止めが衣 …

日焼けで顔につっぱりが!うっかり日焼けの応急処置とお手入れ方法

日焼けをする気がなくても、真夏に屋外へ出ていると日射しからは逃れられません。 うっかりひどい日焼けをしてしまった!なんてこともありますよね。 たかが日焼け、などと甘く見てはいけません。 皮膚がつっぱる …

紫外線アレルギーの症状ってどんな感じ?治療はできる?対策はどうする?

日光に当たると肌がヒリヒリ。 赤くなってぶつぶつができる。 「海や山で真夏の強い日差しを浴びて」というなら分かりますが、日常生活でちょっとお日さまの下を歩いただけで、このような症状がお肌に出るのであれ …

日焼け止めを塗っても焼ける? 正しい日焼け対策を始めよう

日焼けをしたくないから日焼け止めを塗って、紫外線対策をバッチリしているのに、なぜかしっかり日焼けしてしまっている! なんてこと、ありませんか? それは日焼け止めの正しい塗り方が、できていないせいかもし …

夏に乾燥がひどい!肌が乾燥する原因と保湿重視のスキンケア法

高温多湿になる土地の多い日本の夏。 しかしそんな湿度高めな夏なのに 「なぜかお肌が乾燥してしまう!」 と悩む人は案外多いものです。 夏に乾燥する原因は何なのか。 夏に起こりがちな肌の乾燥の原因と、スキ …