ジリジリと照り付ける太陽からお肌を守るために、日焼け止めは必須です。
同時に蚊が多い季節ですから、虫除け対策もしっかりしていきたいところ。
でもここで疑問が。
日焼け止めと虫除けって、一緒に塗っても大丈夫なのでしょうか?
日焼け止めと虫除けを併用する場合の塗り方を、ご紹介します。
日焼け止めと虫除けの順番って?
日焼け止めと虫除けの順番には迷いますよね。
そもそも同時につけて良いものなのか、疑問に思います。
絶対に誰が塗っても大丈夫だとはいえませんが、よほどお肌が弱いのではない限り、日焼け止めと虫除けを一緒に塗るのはそれほど問題はないとされています。
顔に虫除けを塗るのもOK。
ただし粘膜系の、目や口の周りには塗らないようにしましょう。
エアゾールタイプのものを顔に吹きかけるのもNG。
直接顔に吹き付けるのではなく、手につけてから顔に馴染ませてくださいね。
順序としては基本的に
日焼け止め → 虫除け
で塗るのをおすすめします。
日焼け止めは、肌に紫外線を反射あるいは吸収する【膜】を作ります。
塗ってお肌に膜を張るので、特にこの順番でなければならないということは、実はありません。
しかし虫除けを同時に塗る場合、その効果をしっかり発揮させるためには、塗る順番が重要になります。
虫除けは「虫が嫌う香り」などの成分を揮発させることで、虫を近づけないようにしています。
なのでもし「虫除け → 日焼け止め」の順序で塗ってしまうと、虫除けの成分を日焼け止めで蓋をしてしまうような形になってしまうのです。
日焼け止めと虫除けを併用する際、虫除けの成分を効果的に発揮させるには、日焼け止めを先に塗って、最後に虫除けを塗るようにしてください。
お化粧を加えるときも同じです。
日焼け止め → メイク → 虫よけの順で塗りましょう。
また、塗り薬や軟膏を塗る場合は、薬の成分を皮膚に浸透させるのが先なので
塗り薬 → 日焼け止め → 虫除け
で塗るようにします。
虫除けと日焼け止めはシートタイプならどちらが先?
虫除けと日焼け止めにはシートタイプのものもあります。
シートタイプの虫除けや日焼け止めを使用する場合は、また少し状況が変わってきますのでご注意ください。
シートタイプは結果としてお肌を拭うようになってしまいますので、先に塗ったものを拭き取ってしまうことになります。
するとせっかく塗った成分が拭き取られてなくなってしまいます。
虫除けがシートタイプであれば、その前に塗った日焼け止め成分を消してしまうということです。
シートタイプのものを使うときは、それを念頭に置いておいてくださいね。
そもそも虫除けは、虫がたくさんいそうな場所に出かけるとか、必要があって塗るもの。
虫除けの持続時間もありますから、必要なときにはじめて塗るような形で良いかと思います。
虫除け効果のある日焼け止め
虫除け効果のある日焼け止めもあるのです。
一塗りで日焼け止めと虫除けの両方ができますので、持っていると使えるアイテムですよね。
一部、ご紹介します。
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顔などのお肌に直接塗るものですから、やはり子どもでも安心な、低刺激なものを選びたいものですね。
まとめ
日焼け止めも虫除けも両方同時に使いたいときは、塗る順番に注意したいですね。
子どもたちなどは特に、日射しや虫からしっかり守ってあげたいもの。
しっかり紫外線ケアと虫除け対策をして、日焼けや虫刺されなどのお肌トラブルから身を守りましょう。