日焼けをする気がなくても、真夏に屋外へ出ていると日射しからは逃れられません。
うっかりひどい日焼けをしてしまった!なんてこともありますよね。
たかが日焼け、などと甘く見てはいけません。
皮膚がつっぱるほどの日焼けは、もはやヤケドしているのと同じこと。
火傷には早めの対処が必要なのです。
日焼け後の対処法をご紹介します。
日焼けで顔のつっぱりが!
日焼けで顔のつっぱりがあるのは、乾燥して肌が引き攣っているから。
肌がヒリヒリとして赤く腫れたり、ほてりや痛みがある。
日焼け後にあるこのような状態は、明らかに肌が炎症を起こしています。
炎症とは、もちろん「やけど」のこと。
今、お肌は軽いやけどの状態にあるということです。
日焼けした顔や体には、普段のお肌のお手入れ方法が適していない場合もあります。
たっぷり浴びてしまった紫外線に対するアフターケアは正しくしないと、シミやシワといったお肌の老化を加速させてしまうかもしれません。
紫外線によってダメージを負い炎症を起こしている肌に大してやるべきことは、
① まずは冷やす
② とにかく保湿
の2点です。
日焼けした顔の応急処置
日焼けした顔の応急処置の、詳しい手順です。
つっぱって痛いお肌をやさしく労わるように、しっかりケアしましょう。
① お肌を冷やす
今はお肌が炎症を起こしてる真っただ中なので、とにかく最初は冷やすことが大切です。
流水で顔に水を当てて、火照りを冷まします。
メイクをしていたら、できるだけ低刺激のクレンジングやせっけんで優しく落とします。
洗いながら熱を冷ますようなイメージで。
その際、クレンジングや石鹸の成分が残らないように、しっかり洗い流してください。
ゴシゴシこするのは絶対にNGです。
② 保湿する
ここで重要なのは、とにかく保湿です。
日焼けした後なので、つい美白の化粧水や美容液を使ってしまいたくなりますが、乾燥して炎症を起こしているお肌を救えるのは保湿力のみです。
美白系の化粧水などは、日焼けして炎症を起こしているお肌には、少し刺激が強いかもしれません。
ここは我慢して、保湿力の高さで選んでください。
高保湿の化粧水を、たっぷりと肌に馴染ませましょう。
化粧水をコットンに滴るほど滲み込ませ、10~15分程度パックすると良いですね。
おすすめなのはフェイスマスクです。
手で肌に刺激を与えることもなくたっぷりと保湿できるし、同時に顔の熱を冷ますこともできるので、一石二鳥です。
③ 乳液・クリームを塗る
化粧水やフェイスマスクで保湿をしたあとは、乳液やクリームで蓋をしてください。
これもたっぷりと塗るようにしましょう。
そのままだとお肌から水分が逃げてしまいます。
④ さらに冷やす
保湿のあとは、再度冷やします。
ほてりが抜けない箇所を特に重点的に冷やしてください。
保冷剤を使う場合は、必ずタオルなどを巻いてから。
冷やしすぎにも注意しつつ、日焼けした肌に残る熱を冷ましましょう。
保湿後に、炎症のひどい頬や鼻などにラップをかけ、その上から冷やすようにすると、肌への刺激が少なくて済みます
日焼け後のお手入れ
日焼け後のお手入れは、今回の日焼けがシミ・ソバカスやシワにならないように必要です。
まず、とにかく保湿は欠かさないこと。
乾燥は肌トラブルを誘発します。
しっかりとした保湿を、常に意識しておきましょう。
焼けた肌をさらに焼かないために、日焼け止めもしっかり塗ってください。
焼けやすい部位は念入りに。
外出時は日傘やサングラス、長袖の服やストールなどで、お肌を日射しから保護します。
お肌のターンオーバーを整えるために、食事は栄養バランスの良いものを。
睡眠をちゃんと取って、規則正しい生活リズムを守りましょう。
健康に良いことは、美容にも良いのです。
まとめ
肌がつっぱるほどの炎症にしておくべき処置は、とにかく熱を冷まし、保湿することです。
うっかり日焼けしてしまうことは、よくありますよね。
しかし日焼け後のアフターケアがうまく出来ていないと、いわゆる光老化が進行し、近い将来にしみやシワなどで悩んでしまうかもしれません。
早めに正しい処置をして、お肌の炎症をおさえるようにしてくださいね。