現金書留を送る機会は、あまりないのではないでしょうか。
なのでいざ送るとなると「どうやって送るのかな?」と疑問に思いませんか?
現金書留はどこで買い、どうやって記入するのか。
現金書留の送付方法と、封筒の書き方を、詳しく説明します。
現金書留の送付方法
現金書留の送付方法は簡単です。
まず、郵便局の窓口へ行って、現金書留の封筒を購入しましょう。
現金書留の封筒はサイズが2種類。
大と小があります。
のし袋で比較。
こちらが小で
こちらが大です。
こんなサイズ感です。
大体は小サイズで事足りるかと思います。
現金をそのまま入れるのであれば、迷うことなく小サイズでOK。
結婚祝いや出産祝いなどの各種お祝い事で現金を送りたい場合、水引きのついたのし袋ごと入れるのも可能です。
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結構水引きの立派なのし袋でも、小サイズに余裕で入ります。
封筒に入るサイズならお手紙やメッセージカード、物品も入れられるそうなので、入れる物の大きさに応じて封筒のサイズを選んでくださいね。
自分で選ぶのに迷わなくても、郵便局員さんに贈りたい物を見せると、それに合ったサイズの封筒を出してくれるはずです。
封筒は小サイズも大サイズも同じく21円。
まずはこの21円を窓口で支払います。
するとこのような複写になった紙を、一緒にいただけます。
これは「書留・特定記録郵便物等受領証」。
万が一現金を紛失したり、何らかのトラブルがあったとき、損害賠償の請求に必要になるものです。
こちらにも記入して、現金を入れ封をした現金書留の封筒と一緒に、窓口へ持って行きます。
現金書留の封筒の書き方
現金書留の封筒の書き方は、これもシンプルにお届け先と依頼人本人の住所氏名を書くだけです。
郵便局の規模によるかもしれませんが、ほとんどの場合、郵便局内に書くスペースがあるかと思います。
そこにペンや、封をするための「のり」なども置いてありました。
現金書留の封筒と、「書留・特定記録郵便物等受領証」を用意。
「お届け先」の欄に、送る相手の郵便番号・住所・氏名・電話番号を記入します。
「ご依頼主」の欄に、送る本人の郵便番号・住所・氏名・電話番号を記入します。
そして「書留・特定記録郵便物等受領証」にも記入しましょう。
太枠の部分、(ご依頼主のご住所・お名前)のところに、送る方の住所と名前を。
お届け先のお名前のところに、受け取る方の名前を書いてください。
太枠外になりますが、「申出損害要償額」という欄に、入れた金額を記入します。
全部書いたら、現金書留の封筒の中に現金を入れます。
のし袋に入れている場合、のし袋ごと入れてください。
袋は二重になっています。
内側の白い部分に入れましょう。
封の仕方が、現金書留の封筒の裏面に書いてあります。
でも実際やると分かりにくかったので、これも説明しますね。
現金書留の封筒の裏面です。
まず、口の下にめくれるようになった「下ふた」があるので、それをこのように倒します。
お金を入れた部分の白い中ふたを、下に折ります。
のりで封をしてください。
そしたら倒していた下ふたを、その上に被せます。
これものりで貼りつけましょう。
中ふた、下ふたとのりできちんと封をしたら、最後に上ふたを折ります。
のりでしっかり封をして……
ちょっと見にくいかもしれませんが、封をすると、点線で円が書かれているのが見えます。
円は3か所。
両端と中央にあります。
そこには割印を押します。
封をした口と、封筒本体が同一のものだと証明するためです。
ただその円の中に、ご自分の印鑑・はんこを押すだけですが、持ってきていなくても大丈夫です。
署名・サインでもOK。
苗字のみを円の中に、3か所すべてに書いてくださいね。
現金書留と「書留・特定記録郵便物等受領証」を揃えて、郵便局の窓口へ持って行きます。
現金書留の料金計算
現金書留の料金計算は、その重さにより異なります。
郵便局の窓口に現金書留と「書留・特定記録郵便物等受領証」を持って行ったら、そこで局員の方が料金を出してくださいます。
ちょっと凝った水引きののし袋に入れた出産祝いを送ったときは、562円でした。
内訳は
● 特殊取扱 現金書留 470円
合計で562円。
大体これくらいの金額で送れると思われます。
ちなみに送る前にどれくらい料金がかかるかはっきり知りたい場合は、日本郵便のホームページで料金計算ができます。
一応、リンクを貼っておきますね。
※日本郵便のサイトへ飛びます。
日本郵便 料金計算
まとめ
いかがでしたか?
案外カンタンに、現金書留を送ることができますよね。
現金書留の送り方を知らなくても、郵便局員の方が教えてくれますが、なにをどうするか分かっていれば何となく安心です。
現金書留の送付方法、参考になれば嬉しいです。