保冷剤を今すぐ使いたい!
でも保冷剤を持っていない場合、どこかで買わなければいけないわけですが……
購入後すぐに使いたいけれど、保冷剤は冷凍庫で凍らせてから使うもの。
買えば今すぐに使えるというものでもありませんよね。
そんなときのための「保冷剤の豆知識」をご紹介します。
保冷剤を購入してすぐ使えるようにしたい
保冷剤を購入してすぐに使えるようにしたいというときは、このような保冷剤を選ぶと良いでしょう。
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通常保冷剤は冷凍庫でしばらく凍らせてからでないと使用できません。
しかしこのタイプの保冷剤は「こぶしでパンチ」すると、瞬間冷却することが可能です。
仕組みはといえば、パッケージの袋の中に水の入った中袋が入っており、パンチしてそれを破ることで中の物質と水が混ざり合って冷却機能が生じるというもの。
叩けばすぐに使える保冷剤なのですが、一般的な保冷剤よりは冷却持続時間が短い傾向があるようです。
購入するときは、持続時間をチェックしておいたほうが良いですね。
保冷剤で保冷するといっても、季節や気温で保冷持続時間は短くも長くもなります。
サイズによっても、大きい保冷剤と小さい保冷剤では持ちが当然違います。
大体の目安ですが、20℃の外気温であれば、40gの保冷剤で約2時間程度の保冷持続時間になります。
保冷時間が足りないのであれば、パウチタイプの保冷剤を数個買っておいて、時々変えるようにするといいかもしれません。
冷えた保冷剤を販売しているところってある?
冷えた保冷剤を販売してあれば良いのですが、見かけたことはありませんよね。
通常わざわざ保冷剤を凍らせて販売しているお店はないはずです。
一般的に保冷剤の中身はゲル化剤(凝固剤)や高吸水性ポリマーなどですが、これらは冷凍庫で凍らせないとジェル状のままです。
販売されているのは、常温に置かれ触るとやわらかい状態のもの。
これでは冷やすことはできませんよね。
保冷剤を購入して即使用するのは不可能。
ケーキ屋さんなどでケーキを買えば保冷剤がついてきたり、お店によっては(ケーキにつけるために)有料で買える場合もあります。
しかしそのためにケーキを買うのもちょっと違いますよね。
そうするとやはりパウチタイプの冷却材を使うか、保冷剤を使わない別の方法で保冷するかのどちらかです。
保冷剤代わりをコンビニで
保冷剤代わりをコンビニで入手することも可能です。
保冷剤代わりになるものといえば
・氷
・凍らせたペットボトル
のどちらか。
氷は恐らくどこでも手軽に入手できますが、すぐに溶けてしまうのが難点。
発泡スチロールやクーラーボックスがあればいくらか持ちはしますが、保冷バッグなどでは難しいかもしれませんね。
溶けたときの水漏れも気になります。
短時間で済むのなら氷でも良いでしょう。
おすすめしたいのは夏のコンビニではほぼどのお店でも見かける、カチカチに凍らせた500mlのペットボトル飲料。
またはパウチタイプの、凍ったジュースです。
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ジュースの種類は、凍っていれば何でもOK。
溶けても飲んでしまえば良いので、好きな銘柄にすると良いですね。
時間を持たせたいのなら、500mlのペットボトルのほうを選びましょう。
保冷バッグやクーラーボックスに入れるのであれば、外気温にもよりますが案外持つかと思います。
気温が高い、ちょっと大きめのものを保冷したいという場合は、500mlの凍ったペットボトルを数個買って入れておくと長時間の保冷も期待できます。
保冷機能のないバッグや入れ物だと、たとえちゃんとした保冷剤があったとしても保冷するのは難しいでしょう。
※ 保冷バッグがない場合、参考にどうぞ→ 保冷バッグがない!代替になるものは何かある?身近なもので即席で作ろう
コンビニで販売されている凍ったペットボトル飲料は、かなり硬く凍っているので、その分保冷の持ちも良いかと思います。
いざというときは、かなり使えるアイテムです。
まとめ
保冷剤が今すぐ必要。
保冷剤を購入してすぐ使いたいというときは
・パウチタイプの保冷剤を使う
・コンビニで凍ったペットボトル飲料を購入する
のどちらかをおすすめします。
必要なときにすぐに使えるので嬉しいですね。
どうぞ試してみてください。