女の子には桃の節句、男には端午の節句がありますが、お子さんが産まれて初めて迎える節句が「初節句」。
案内状から挨拶、お祝いを頂いたときのお礼状。
実際にやるとなると、初めてだと分からないことも多いですよね。
初めての節句ですから、頑張ってしっかりと成し遂げたいものです。
そこで初節句の案内状の書き方、挨拶の仕方、お礼状の書き方をまとめました。
初節句のお祝いの案内状【例文】
初節句のお祝いの案内状の文例です。
拝啓
やわらかな春の陽射しが心地良い季節となって参りました。
皆様におかれましては、益々ご清祥のことと存じ上げます。
さて、この度〇月に誕生いたしました〇〇もお陰様で健やかに成長し、この度初節句を迎えることとなりました。
ささやかながら、形ばかりの祝賀の宴を催したいと存じます。
ご多用中とは存じますが、何卒ご臨席賜りますようご案内申し上げます。
日時 〇〇年 〇月〇日 〇時から
場所 〇〇〇〇
(住所)
硬い文章は避けたい、ということもあるかと思います。
そういう場合は、親しみやすい言葉で連ねるのも良いですね。
日射しも暖かく、過ごしやすい季節になってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
おかげさまで〇〇も〇ヶ月となり、健やかに成長しております。
つきましては来たる〇月〇日に、ささやかながら初節句のお祝いをしたいと思います。
お忙しいところ恐縮ですが、皆さまにもぜひ足をお運びいただければ幸いです。
まだまだ寒い日もありますが、くれぐれもご自愛ください。
まずは初節句のご案内とお願いまで。
敬具
初節句のお祝い挨拶【例文】
初節句のお祝い挨拶はこのような順番で構成します。
① 来ていただいたお礼
② 頂いたお祝いのお礼
③ 子どもが成長できたお礼
④ 今後もよろしくお願いします
以下の例文を基に、アレンジを加えて作ってみてください。
本日はお忙しいところ〇〇(子供の名前)の初節句のお祝いの席にお越しいただき、ありがとうございます。
皆さまには格別なるお心遣いを頂き、本当にありがとうございます。
早いもので〇〇も〇ヶ月となり、日々すくすくと成長しております。
まだまだ未熟な親ですが、どうか今後とも〇〇(子ども)共々、温かく見守ってくださいますようお願い申し上げます。
本日はささやかながらお祝いの食事をご用意いたしました。
どうぞごゆっくりとお楽しみください。
初節句のお祝いのお礼状【例文】
初節句のお祝いのお礼状の例文です。
これもアレンジを加えてお使いください。
初節句のお祝いのお礼状【例文】
拝啓
陽春の候(若葉の候)皆さまにはお変わりなくお過ごしでしょうか。
さて、この度は〇〇の初節句の席にお越しいただき、また過分なお心遣いを頂きまして誠にありがとうございました。
子どもの成長は早いもので、ついこの間生まれたばかりのようなのに、もう初節句を迎えられたのかと感慨深く思っております。
お陰様で〇〇も元気に日々を過ごしております。
今後とも〇〇が健やかに成長できるよう、しっかり見守って行きたいと思っております。
本日は感謝の気持ちと致しまして、ささやかな品を送らせていただきました。
皆様のご多幸とご健康をお祈りいたしております。
まとめ
初節句の案内状や挨拶、お礼状は、きちんと自分たちの言葉で送ることが大切です。
例文を基に、自分らしい言葉を乗せて届けたいものですね。