いよいよ大掃除の時期がやってきました。
ただでさえ忙しい年末。
お仕事をされていたりすると尚更、時間が取れないですよね。
今年はたった1日しか手が空かない!なんてこともあるでしょう。
大掃除は普段手のかけられない箇所をお掃除しますので、どうしても時間がかかってしまいますよね。
手をつけたはいいけれど、結局終わらなかった。
……なんてことのないように、しっかり段取りを組む必要があります。
たった1日でも効率よく動けたら、大掃除だってササっと終わらせられます。
そのためには、大掃除の具体的なスケジュールを決めておくことをおすすめします。
大掃除を1日で終わらせるスケジュールを作成しよう
事前にしっかり準備・段取りができていれば、同じ大掃除をするのでもかなり効率よく済ませられます。
やることは、下記のとおりです。
① 家族それぞれの担当場所を決める
② チェックリストを作る
③ 必要な道具を揃える
まずは担当する場所を家族全員に振り分けましょう。
間取り図を描いてエリア分けをします。
お風呂場はお父さん。キッチンはお母さん、子どもたちはトイレ、などというふうに大まかに担当箇所を決めます。
もしくは主要スポットをリスト化し、それに沿って掃除を進めていくのも良いでしょう。
例えば、
□ 換気扇
□ 冷蔵庫のなか
□ 電気のかさ
□ エアコンのフィルター
□ 床拭き、ワックスがけ
□ 窓・網戸
□ 排水溝
□ カーテンレール
などとチェックリストを作り、担当を決めておきます。
当日は、その箇所の掃除が終わり次第チェックを入れて、進行具合が一目でわかるようにすると便利です。
大掃除の家族それぞれの担当エリア、チェックリストが決まったら、今度は掃除道具です。
必要な洗剤やお掃除グッズをリストアップしておきましょう。
大掃除当日までにこれらの道具を用意しておいてくださいね。
大掃除を早く終わらせるにはコツがある【前準備】
実際に大掃除を決行できるのはたった1日しかないのだとしても、前準備をしておくことで、当日はスムーズに作業を進められます。
大掃除までに揃えておきたい道具
〇 使い捨てできる雑巾
もう着ない服や古タオルなどを、使いやすいサイズに切っておきます。
拭いては洗い、としていると時間がかかり面倒です。
汚れたらすぐに捨てられるよう、多めに用意しておくと便利です。
〇 マイクロファイバークロス
ホコリなどは乾いたまま拭けるし、水拭きすれば汚れがよく取れます。
普通の雑巾や衣服の切れ端だけでなく、マイクロファイバークロスを使用することで、仕上がりに差が出ます。
〇 ゴム手袋・軍手
洗剤での手荒れ防止、怪我の防止に使用します。
汚れの酷い箇所や、換気扇・排水溝など、あんまり触りたくないようなところもためらいなく触れます。
軍手などは使いようによっては雑巾代わりにもなりますね。
〇 マスク
普段お掃除の手が行き届かない場所を掃除しますから、やっぱりホコリは溜まっています。
「これくらい大丈夫」なんて思わないで、マスクはちゃんと着けて作業してくださいね。
〇 細いブラシ またはキッチンスポンジ
窓の桟(サン)などの細い窪みのあるような箇所を掃除するときに、あると作業が捗ります。
ペットボトルの先にくっつけて、水を流しながら使えるブラシも何かと使えます。
100均などにも売っていますので、用意しておきたいものです。
また、キッチンスポンジもとても役に立ちます。
水を含ませて窓の桟をなぞるだけで、ほとんどの汚れは落ちます。
仕上げに乾いた雑巾で拭くと、見る間にキレイになりますよ。
〇 窓ガラスワイパー
家中の窓を拭いていくのはなかなか大変ですよね。
作業効率が断然良くなりますので、ひとつはあったほうがいいです。
かなりの時間短縮になるはずです。
〇 はたき・ハンディモップ
ホコリ掃除の必需品です。
子どもにも使いやすいので、マスクをしながらホコリ落としを楽しんでみましょう。
お掃除の鉄則は「上から下に」、「奥から入り口に」。
使用する際はそれを頭に入れてやると、お掃除したあとにまたホコリ被っちゃった、なんてことがなくなります。
〇 新聞紙・キッチンペーパー
新聞紙は窓やシンクなどの拭き掃除にも使えますし、ホコリ除けにも活躍します。
処分する前に、少し取っておいたほうがいいでしょう。
換気扇などの汚れがこびりついた部分に、洗剤をしみこませたキッチンペーパーをかけておくと、汚れ落としが楽になります。
〇 洗剤
手持ちの洗剤で充分ですが、量を確認しておいてください。
途中で足りなくなって買いに行くのは、時間のロスになります。
また、マルチユース洗剤(万能洗剤)と呼ばれる洗剤であれば、どこでもそれ一本で掃除できるので便利です。
いろいろ洗剤を変えずに済むため、時短にもなります。
大掃除の段取り・1日のタイムスケジュール
いよいよ大掃除当日。
この日は通常の家事はお休みです。
食事もお弁当などを買っておいてくださいね。
「お昼だからなにか作らなきゃ」なんて料理を始めたら、大掃除に集中できません。
集中するのが時短のコツです。
大掃除開始時間は早いほうがいいでしょう。
日が暮れるのが早い時期ですから、明るい内に終わらせられるようにするためです。
大掃除スタート!どう動けばいい?
各自、道具はバケツなどにひとまとめにしておきましょう。
必要なものを最初から揃えておけば、あちこち探し回る時間のロスをなくせます。
① まずは干す
布団や洗ったシーツ、カーペットなど、干せるものはすべて干します。
ベランダに干す場合は、最初にベランダを掃除してからにしましょう。
その間シーツなどを洗い、ベランダ掃除が終わったらすぐ干します。
② 浸け置きできるものは浸けておく
換気扇など洗剤に浸けておきたいものは早いうちに浸けておきましょう。
カビ取り洗剤なども先に吹きかけておき、いざその場所をお掃除するときに、あとは洗い流すだけという状態にするためです。
③ それぞれの担当箇所へ
上にも書きましたが、掃除の基本は「上から下へ」「奥から入り口へ」。
2階から始めるのが、キレイに仕上げるコツです。
天井 → 照明 → 壁と棚の上 → 棚や机など → 床
というふうに、その部屋の中でも「上から下」「奥から入り口」の鉄則を忘れないでくださいね。
④ カーテンは最後の方に洗う
「乾かないから」と早く洗ってしまいたいかもしれませんが、早く洗っておいても大掃除中にホコリが舞い、くっついてしまいます。
カーテンは洗ってすぐカーテンレールにかけて自然乾燥すれば良いので、掃除が終わった部屋のぶんから洗うようにしましょう。
まとめ
お疲れさまでした。
大掃除も気合を入れてやってみると、運動会みたいで楽しいものです。
家族で1日大掃除を頑張ったあとの達成感は、最高です。
新しい年を迎えるにあたって、ピカピカに磨かれた綺麗な部屋には、良いことが舞い込みそうですよね。
良いお年を!