秋の味覚といえば、ほくほくの栗。
たくさんもらったり、一度に使いきれなかったりして「保存どうしよう?」と思ったことはありませんか?
実は、生の栗は冷凍することで、甘みをぐっと引き出せるんです。
今回は、栗の正しい冷凍保存方法と、風味を損なわない解凍のコツをご紹介します。
栗は冷凍できる?そのままでもOK?
栗は生のまま冷凍OKです。
冷凍することでデンプンが糖に変わり、自然と甘みが増します。
つまり、冷凍すること自体が「美味しくなる保存法」なんです。
ただし、ポイントは下処理をしてから冷凍すること。
土や汚れを落とさずにそのまま冷凍すると、風味が落ちたり、解凍後に皮がむきにくくなってしまいます。
生栗の冷凍保存の方法
① 栗を洗って汚れを落とす
ボウルに栗を入れ、水を張ってしばらく置きます。
軽くこすって泥や汚れを落としましょう。浮いてくる栗は中が悪くなっている場合が多いので取り除きます。
② 水気をしっかり拭く
濡れたままだと霜がつきやすく、風味が落ちてしまいます。
キッチンペーパーで表面の水気をしっかり拭き取ってください。
③ 保存袋に入れて冷凍する
栗をフリーザーバッグに入れ、できるだけ空気を抜いて密封します。
冷凍庫で保存できる期間は約2〜3か月です。
冷凍栗の解凍方法
冷凍した栗を美味しく食べるには、使い方に合わせた解凍がポイントです。
ゆで栗にする場合
冷凍のまま沸騰したお湯に入れてOK!
冷凍→加熱の工程で皮がはがれやすくなるので、鬼皮も簡単にむけます。
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栗ごはんやスイーツに使う場合
一晩冷蔵庫で自然解凍してから使いましょう。
解凍後すぐに調理することで、風味が逃げにくくなります。
冷凍で甘みが増す理由
栗のデンプンは、冷凍によって壊れ、解凍するときに糖分へと変化します。
これが冷凍で甘くなるといわれる理由です。
一度冷凍した栗をゆでて食べると、ほっくりとした甘さをより感じられます。
まとめ
- 栗は生のまま冷凍できる
- 洗って水気をしっかり拭いてから冷凍する
- 調理法に応じて解凍方法を変える
- 冷凍で甘みアップ!
秋の味覚・栗を長く楽しむなら冷凍保存が一番。
少しの手間で、いつでも旬の美味しさを味わえます🍂スポンサーリンク


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