「今年は年賀状をやめよう」と思っていたのに、
思いがけず相手から年賀状が届いてしまった──。
そんなとき、
「どう返事すればいいの?」「今さら出しても失礼じゃない?」
と迷ってしまう人は多いですよね。
この記事では、年賀状を出していないのに届いたときの正しい対応と、
すぐに使える丁寧な返事の文例をご紹介します。
相手に失礼なく、気持ちよく新年のご挨拶を返せるようにしましょう。
💌 まずどうする?年賀状を出していない相手から届いたときの対応
① 年明け3日以内なら「普通に返してOK」
もし元日に相手の年賀状を受け取ったなら、
すぐに返事を出してもまったく失礼ではありません。
ポスト投函で1月3日頃までに届くようにすれば、
「元々準備していたが行き違いになった」と自然に受け取られます。
📬 ポイント
- 返事を出すならできるだけ早く(理想は1月7日まで)
- 「遅れてしまい申し訳ありません」と一言添えると丁寧
② 1月7日以降は「寒中見舞い」で返す
松の内(1月7日)が過ぎたら、
年賀状ではなく「寒中見舞い」としてお返しするのがマナーです。
寒中見舞いは、
「新年のご挨拶が遅れたお詫び」と「相手の健康を気遣う気持ち」を込めて送ります。
💬 文例
寒中お見舞い申し上げます。
ご丁寧な年賀状をありがとうございました。
新年のご挨拶が遅れましたこと、お詫び申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
時期としては1月8日〜2月初旬までが目安です。
✉️ 年賀状を出していなかった理由は書くべき?
基本的には、
「今年は年賀状を控えようと思っていた」などの説明は不要です。
書くと、かえって相手に気を遣わせてしまうことがあります。
代わりに、**「嬉しかった」「お元気そうで何よりです」**など、
前向きな言葉で返すと印象がよくなります。
🌿 メッセージの文例集
① 一般的な丁寧文
ご丁寧な年賀状をありがとうございました。
ご無沙汰しておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。スポンサーリンク
② 親しい友人・知人へ
年賀状ありがとう!元気そうで嬉しかったです。
また落ち着いたらゆっくり会おうね。
今年もどうぞよろしく!
③ ビジネス関係の方へ
ご丁寧な年賀状をいただき、誠にありがとうございました。
新年のご挨拶が遅れましたこと、心よりお詫び申し上げます。
本年も変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。
📅 今後のために:年賀状を「やめたい」場合の伝え方
最近は年賀状を控える人も増えています。
次回以降をスムーズにするために、やさしい言葉で自然に伝えるのがポイントです。
💬 例文
いつも心温まるご挨拶をありがとうございます。
勝手ながら来年より年賀状でのご挨拶を控えさせていただきますが、
今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。
このように、関係を大切にする一言を添えると角が立ちません。
☕ まとめ
- 年賀状を出していない相手から届いたら、早めの返信が◎
- 1月7日を過ぎたら「寒中見舞い」で返す
- 理由を説明するより「ありがとう」と気持ちを伝える
- 今後やめたい場合は、やさしく宣言するのもマナー
形式よりも大切なのは、相手への感謝と思いやりの気持ち。
新しい年の始まりを、気持ちよく迎えましょう。
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