卒業と入学のシーズン到来です。
この時期気になるのが、入学祝い。
小学校、中学校、高校、大学と、入学式を迎えたお子さんたちに、入学のお祝いを贈るシーンも増えてくると思います。
ところでこの入学祝い、専門学校へ入学される場合にはどうするのでしょうか?
専門学校なら入学祝いを送らなくて大丈夫?
それとも入学祝いを贈るべき?
専門学校に入学される場合の、入学祝いについてまとめました。
専門学校の入学祝いは贈るべき?相場は?
専門学校の入学祝いは、贈る先のご家庭との関係性によるところが大きいです。
例えば、そのご家庭とこのような関係性がある場合、専門学校入学でも入学祝いを贈ったほうが良いでしょう。
● その子の家庭から入学祝いなどのお祝い金を頂いたことがある
● その子の兄弟には入学祝いをあげた
入学するお子さんのおじやおばにあたるのなら、専門学校でも関係なくお祝いしたいものです。
専門学校も親御さんにとってはかなりの学費がかかりますから、お祝い金も喜んで頂けるはず。
親戚関係でなくても、以前に何らかのお祝い金を頂いたことがあるのならば、今度はこちらからもきちんとお祝いして差し上げたいものですよね。
特にご自分にお子さんがいて、以前に入学祝いを頂いたことがあるとしたら、必ず入学祝いはお渡ししたほうが良いでしょう。
また、今回専門学校に入学する子の兄弟に入学祝いを差し上げた(これから差し上げる予定)のなら、その子にもやはり入学祝いを贈るのが妥当です。
入学祝いの金額相場
入学祝いの金額相場としては、その子との関係性によりますが、概ね5,000~10,000円ほど。
おじやおばなどの親戚関係であれば、10,000円~が大体の相場です。
お互いの家庭の親密度にもよりますが、親戚関係ではないのなら、10,000円は少し気が引ける金額に受け取られる可能性があります。
現金を贈るのなら5,000円ほど。
もしくは同額程度のクオカードや、最寄りデパートの商品券などでも良いでしょう。
以前に入学祝い金を頂いたことがあれば、同額程度のお祝い金を包むのがベストです。
入学祝いののしは?
入学祝いののしは、以下のものを用意しましょう。
紅白の蝶結びの水引き。
のしの表書きは「御入学祝い」「祝御入学」「入学御祝い」など。
のしの下段に、ご自分の名前を入れます。
専門学校の入学祝いにメッセージを添えるなら
専門学校の入学祝いにはメッセージも添えたいところです。
〇〇さん(ちゃん・君)へ
高校卒業、そして専門学校入学おめでとうございます。
あんなに小さかった〇〇さんが、自分の夢を持ちそれに向かって突き進もうと頑張っている姿が、とても立派で頼もしく見えます。
夢に向かって〇年間、頑張ってくださいね。
応援しています!
〇〇より
専門学校に今回入学するお子さん自身と親しいのなら、その子本人に向けたメッセージを贈りたいですね。
普段のくだけた口調でもOK。
ご自分らしいメッセージを送りましょう。
そして専門学校に入学する子自身とはあまり接点がない場合、これもお互いの関係性にもよりますが、メッセージまでは必要ないかもしれません。
ただ送る場合は本人というよりは、その子の親御さんに向けたメッセ―ジを贈るのが良いですね。
この度は〇〇さん(ご子息様・お嬢様)の専門学校入学、おめでとうございます。
立派にご成長され、ご家族のお喜びもひとしおのことと存じます。
今後の〇〇さん(ご子息様・お嬢様)の学生生活が、実り多きものとなりますように、お祈り致します。
〇〇(署名)
文例を基にアレンジして、お祝いの気持ちを伝えましょう。
専門学校の入学祝いをプレゼントで
専門学校の入学祝いをプレゼントで贈ることも良いですね。
親戚など気の知れた関係性ならば、本人に好きなもの、欲しいものを聞いて、予算内でプレゼントするのも喜ばれるでしょう。
ただし案外、入学祝いに物品を贈るとなると、少々予算よりも高額になる場合も少なくはありません。
専門学校に進学すると必要なものもあるでしょうから、ちょっと予算オーバーしても使って欲しい、などというものを入学祝いとして贈るのもありです。
そこまで親しい関係性でなければ、プレゼントをあげるよりは現金のほうが良いかもしれませんね。
お返しにも却って気を遣わせてしまいますし、そこは現金が無難でしょう。
まとめ
専門学校への入学にも、お祝いの気持ちを込めた入学祝いを渡したいものです。
プレゼントの場合は、本当に本人が必要なもの、好きなものを見極めるのが大切。
新しい門出を、気持ちよく見守りたいものですね。