花粉症でつらいのは鼻だけではありません。
目のかゆみも、花粉によるつらい症状のひとつです。
痒みがひどいと、ついつい目をこすりがちになるので、花粉の時期の私たちの目は結構ダメージを受けがちです。
目には悪いと思っていながらも、耐えられないほどのかゆみに、どうしてもこすってしまう。
そんなあなたは要注意。
こすることで白目が炎症を起こし、腫れてぶよぶよしたゼリー状になってしまうこともあるのです。
大切な目のための花粉症対策、今から始めましょう。
花粉の目のかゆみを抑えるには
花粉の目のかゆみを抑えるためには、これらのポイントが重要です。
● 痒みが強いときは目を冷やす
● 目を充分に休める
● コンタクトの人は眼鏡に変える
まずは、アレルゲンである花粉自体を付着させないことが一番です。
花粉対策グッズとしてゴーグルなどがありますが、専門のメガネがなくても、普通の眼鏡でも構いません。
花粉除けにはある程度の効果は期待できますので、つけないよりはつけたほうが良いでしょう。
痒みが強いとき、掻くのは禁止です。
かくことで更に目は炎症を起こし、悪化させてしまう恐れも。
目は決してこすらず、冷やした濡れタオルなどをあてるなどして、強い痒みを緩和させましょう。
そして花粉の飛散する時期は、目には常に負担がかかっていますから、いつもより目に優しい生活を心がけることも重要です。
スマホを見続けたり、パソコン作業に夢中になって、目を酷使するのはいけません。
目の酷使は乾燥を起こしやすくなります。
乾燥すると目の粘膜が過敏になりやすく、アレルギー反応が強く出ないとも限らないのです。
花粉症で目にダメージを負いやすいこの時期は、普段より目を労わる習慣をつけてくださいね。
花粉で目は洗浄するべき?
花粉のついた目は洗浄するべきなのでしょうか。
確かに、花粉は異物ですので、侵入したら洗い流すのは良いことであると言えます。
ただし、ただ水道の水で洗い流せばいい、というわけではありません。
目の洗浄は慎重にいきましょう。
花粉はもちろんそうですが、水道水も、目にとっては異物です。
目は涙で覆われています。
涙と成分の違う水道水では、目を守るための涙まで流してしまうことに。
眼球についた花粉を落としたいのであれば、市販の洗浄液などを使用するのをおすすめします。
花粉の対策グッズで目を守ろう
花粉対策グッズで目を守るのも、積極的に行って欲しいことです。
● 花粉用メガネ・ゴーグル
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このような花粉対策用の眼鏡やゴーグルは、花粉が直接目に侵入するのを防ぐため、効果的であるといえます。
特に自転車やバイクなどに乗る方は、花粉の舞った風を目に浴びやすいです。
ゴーグルを装着して、花粉を避けるようにしましょう。
専門のゴーグルがない場合でも、ダテメガネでも構わないので、やらないよりは掛けたほうが良いですね。
● マスク
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花粉対策としてマスクは基本的アイテムですが、メガネと併用したい場合、レンズが曇ってしまうのが気になるところ。
くもりにくいマスクなら、安心してメガネをかけていられますね。
● 目の洗浄液
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目を洗うのは、花粉を落とすのに有効です。
でも前述したとおり、水道水で洗うのはNG。
このような専用の洗浄液で洗うようにしましょう。
● エレガード
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花粉を付着させやすくするのが「静電気」。
静電気避けにスプレーしておくと、やはり花粉のつき方が違ってきます。
まとめ
目の花粉対策をこまめに続けることで、花粉のせいで目にかかる負担を軽くすることも可能です。
なにかと酷使しがちな目を労わって、花粉症による目のトラブルを少しでも軽減できるようにしたいものですね。