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年賀状をやめる方法 出すのがストレスなら今がやめどき【後編】

投稿日:2017年9月24日 更新日:

年賀状をやめる方法。
こちらは後編です。

前編はこちら ↓
年賀状をやめる方法 出すのがストレスなら今がやめどき【前編】

後編の今回は、年賀状を辞退するときの大切なポイント。
年賀状のやりとりをやめる具体的な方法をご紹介していきます。

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年賀状を辞退する挨拶文はどう書くべきか

極力角が立たないように、年賀状辞退をお伝えしたいものですよね。

最後の年賀状を書いて、そこに「年賀状を書くのをこれで最後にしたい」と書く手もありますが、よほどうまく書かない限り、新年から相手をイヤな気持ちにさせかねません。

年賀状に書くのは、やめておいたほうが良いでしょう。

では、年賀状を辞退する挨拶は、どこでどうやってすれば良いのでしょうか。

伝えるべきポイントは3つあります。

① みなさんに対して年賀状を出さないと決めたこと。

② 「多忙だから」だとか、「身の回りをシンプルにしたい」など、相手に重く受け取られない理由にすること。

③ 絶縁したいのではなく、今後もお付き合いを続けて行きたい意志を伝える。

これを踏まえて、あいさつするようにしてください。

年賀状をやめる時の挨拶方法

メールや電話で前もって伝える

相手が年賀状を作成してしまう前に、メールの一斉送信などで伝えます。

メールをされない方には電話になりますが、大げさに受け取られないように注意が必要です。

なにかの話題のついでに、「そういえば……」と、重たくならずさらっと伝えるのがいいでしょう。

会える人には直接伝えてくださいね。

年賀メールを送る

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年賀状を書くのはやめたけれど、新年の挨拶はメールでするのもいいですね。

「今年からは年賀状をメールにしました」

などと添えて送りましょう。

メールであれば一斉送信できるので、手間もかからず便利です。

新年撮りたての写真を添付しても良いですね。

寒中見舞いで伝える

それでも年賀状を送ってくれた方には、こちらからも送り返さなければ失礼ではないかと思いますよね。

しかし、ここで送ってしまうとまた同じことになり、ずるずると年賀状のやり取りを続けることになります。

そこでおすすめなのが寒中見舞いです。

寒中見舞いを上手に使って、年賀状を出さないことを伝えてみましょう。

寒中見舞いで年賀状をやめる 挨拶文例

 

《寒中見舞い 例文1》

寒中お見舞い申し上げます

厳しい寒さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

年始にはご丁寧な年賀状をいただき、ありがとうございました。
良いお年を迎えられたご様子で、なによりです。

実は毎年末の多忙さゆえ、勝手ながら今年からは、どなた様への年賀状も遠慮させていただいております。
○○様とも、今後はメールやお電話でお付き合いさせていただければ嬉しく思います。

寒さももうしばらく続くようですが、風邪などひかれませんよう、ご自愛ください。

《寒中見舞い 例文2》

寒中お見舞い申し上げます

本格的な寒さが身に染みる季節になりましたね。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。

早々のご丁寧な年賀状、ありがとうございました。
変わらずお元気で過ごしていらっしゃるご様子、安心いたしました。

新年のご挨拶が遅れたこと、誠に申し訳ございません。

勝手ながら今年から、どなた様への年賀状も遠慮させていただいておりました。
仕事柄年末も思うように休日が取れず、年賀状に心を込める時間的余裕がないのが理由です。

その分、今後はメールやお電話で、更に親しくさせていただければ幸いです。
そして今年こそはお会いできるのを楽しみにしております。

こちらでも先日雪が降りました。
寒い日はまだまだ続きます。
皆さまもどうかお体を大切にされてください。

まとめ

子どもの頃は、年賀状を書くのも貰うのも楽しみでした。

干支のイラストを一生懸命に描いたり。

「お餅を食べ過ぎないでね」なんて書いてはワクワクしたり。

もちろん一人ひとり手書きです。

それが楽しかったのは、儀礼ではなく「書きたくて書いていた」から。

子どもの頃のように楽しんで書ければ良いのでしょうが、大人になると年賀状作成は義務に変わります。

ストレスになる慣習は、無理に続けるべきではありません。

ただしまったく年賀状を出さずにいると、あまり会う機会のない(けれど大切な)人とも縁遠くなってしまうかもしれません。

そんなときは、書ける時に季節のお便りを書いて送ったり、時折電話をかけたり、繋がっていたいという意思を相手に見せるのも大切です。

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