クリスマスと子どもの誕生日が近いと、なにかと悩ましいものです。
子どもが赤ちゃん~幼児のころはまだ良いのですが、6~7歳くらいから「一緒にお祝いしていいのかな?」と気になってきますよね。
ほかのお友達は、クリスマスとは別にお誕生日もお祝いしています。
お祝いを一緒にしてしまうと、子どもは不公平感を感じるようになるかもしれません。
それも成長なので微笑ましいのですが、実際ケーキが続くのも考え物だし、プレゼントの渡し方も難しいものです。
クリスマスとお誕生日、どのようにお祝いするのが子ども本人を喜ばせることができるのでしょうか。
クリスマスと誕生日が近い子どもはどうやって祝ってあげるのが正解?
12月も初旬~半ば辺りなら、お誕生日のお祝いはその日にしてあげて良いと思います。
難しいのが、誕生日が22日~27日くらいにあたる場合でしょうか。
クリスマスにも誕生日にもホールのケーキを買うとすると、食べきれない可能性があります。
27日から年始にかけても、新年のお祝いに被ってしまい難しいところではありますが、ケーキについては余らせることも少ないはず。
ケーキが大好きな子であるとか、家族がたくさんいてちゃんと食べてしまえるのなら、ホールのケーキでもOKです。
お友達や親戚を呼んで誕生日パーティーをする予定があれば、大きなケーキでも食べつくせます。
しかし家族が少ない。小食だ。
などという場合、量を抑えたほうが良いですね。
ケーキはカットされたものを買う。
もしくはクリスマスと誕生日合わせてワンホールだけ用意する。
食べ物を無駄にしないのは鉄則です。
その辺りは、子どもがちゃんと食べきれる量かどうかを判断して決定するのがベストです。
クリスマスと誕生日のプレゼントは分けるべきか
クリスマスと誕生日が近い(同じだ)と、悩ませられるのがプレゼント。
兄弟がほかにいたりすると尚更、不公平だと感じさせてしまわないか心配ですよね。
これも子どもが幼い頃はあまり区別がつかないので、一緒にしていいと思います。
でも段々成長してくると、自分だけプレゼントをもらえる回数が少ないことを気にしてくるようになります。
ですから基本的には、クリスマスと誕生日のプレゼントは別に考えておくことをおすすめします。
同月にプレゼントを2つ用意するのは予算が……という場合、10月・11月のうちにその月の予算内で購入するようにしておくといいですね。
しかしさらに子供が成長して、自分の欲しいものや必要なものを意思を持って選べるようになったら、少し「良いもの」を一つだけあげるようにしてもいいでしょう。
子どもが納得して「それがいい」と思うのなら、その方が良いです。
本当に喜んでもらえるプレゼントをしてあげられたら、あげるほうも貰うほうも嬉しいですよね。
クリスマスと誕生日が一緒なんて損だと思われないための祝い方
クリスマスと誕生日が近かった人に子どもの頃の話を聞くと、大抵の場合こう言います。
「どっちも一緒に祝われて、なんか損した気分だった」
「クリスマスのついでみたいで、自分が大事にされてないように感じてた」
そんなに引きずるようなことではないけれど、何となく「損した気分」にさせてしまいがちなのも確か。
せっかくのお誕生日にモヤモヤ感を抱かせずに済むように、「損したな」と思わせないためのお祝いの仕方を考えたいものです。
また、子どもの成長に従ってお祝いの仕方も変化してきます。
年齢別のお祝い例を挙げておきます。
年齢別お祝い例
● 0~6歳 クリスマスもお誕生日も一緒にお祝い。プレゼントも一緒でOK。
● 5~13歳 クリスマスとお誕生日は別にお祝い。プレゼントも分ける。
● 10歳~ お祝いもプレゼントも、本人の希望で決めさせる。
その子の成長具合や傾向によって変わるものなので、一例として見ておいてくださいね。
4歳くらいですでに「〇〇ちゃんはクリスマスと別にお誕生日もプレゼントがもらえたんだって」なんて言い始めたら、お祝いを分ける時期かもしれません。
分けてお祝いしてあげたいのはやまやまだけど、どうしても忙しい、余裕がない、などということもあるかと思います。
そんな時はいっそのこと時期を早めたり、遅らせたりして、誕生日のお祝いをしてあげるのも一つの方法です。
プレゼントにしても、一気に2つ買ってあげても有難みに欠けたりしますよね。
いっそ誕生日は10月、11月に前倒しでやってしまうと決めておいてもいいでしょう。
または「12月はサンタさんがプレゼントを持ってきてくれるから、お誕生日は欲しいものができたときに買ってあげるからね」などと言ってあげると、子どものワクワク感は増すかもしれません。
まとめ
12月は忙しい時期ですので、本音を言えば全部ひとまとめにして済ませたいところですよね。
でも誕生日はその子だけの特別な日。
大切な子が生まれてきたその日を、めいっぱいお祝いしてあげましょう。