冷え対策

布団を温める方法はこれだ 寒くて寝られないときの快眠裏ワザ

投稿日:2017年9月19日 更新日:

寒くて眠れない。
布団のなかに入っても、ひんやり冷たくて、いつまでも温まらない。

そういうお悩み、多いと思います。

私も長年冷え性で、寝る時も寒さに悩んでいました。
寒い時期は冷えすぎて体が硬直してしまうのか、筋肉痛になるほどです。

温かいお布団や毛布、厚手のもこもこパジャマ、靴下重ね履き。
いろいろ試してみました。

しかしただ厚着したりたくさん布団を重ねても、重たくて快眠できないんですよね。

そこで、私が試した「寒い夜に布団を温める方法」をご紹介していきたいと思います。

同じ悩みをお持ちのあなたに、読んでもらえたら嬉しいです。

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布団を温める方法3選

冬のお布団でなにより気になるのが、入ったときのあのヒヤッと感。
布団にくるまってもいつまでも体は温まらず、足先なんて氷のようです。

そんな状態では、気持ちよく眠るなんてできるはずがありません。

冷たい布団の対処法として、まずは布団そのものを温める方法をご紹介します。

① 湯たんぽ

おなじみの湯たんぽですが、使い始めると手放せなくなりますよ。

寝る数十分前に、布団のなかに入れておきます。
できれば最初は布団の中央に置き、途中で足元のあたりにずらして置きます。

冷えを感じやすいのは足先なので、そのあたりを重点的に温めておきましょう。

寝る時は布団からどかします。
そのまま湯たんぽに体をつけて寝るのは、あまりおすすめできません。

ずっと体をつけたまま寝てしまうと、低温ヤケドになる可能性が高くなります。
低温ヤケドは普通のヤケドより皮膚の深部にまで損傷を負わせます。

湯たんぽのみならず、どんなに気持ちが良くても、熱源に体をつけたままで眠るのは絶対にやめてくださいね。

② ドライヤー

寝る前、ドライヤーで布団を温めます。
熱を持ち過ぎないように充分気をつけてください。

温めるグッズがなにもない!というときも、大抵の家にはドライヤーならあるはず。

ドライヤーで温めてからだと、布団に入るときのひんやり感がない分、体の熱が逃げにくくなります。

ただし繰り返しますが、熱を当て過ぎないように気をつけてくださいね。

③ 布団乾燥機

お布団温めグッズとしては最強ではないでしょうか。

日干ししたようにふかふかになるし、ふかふかな分、熱も逃げにくいです。
ダニ退治もでき、一石二鳥です。

熱源にずっと触れている危険性もなく安全です。

1年を通して使えるものなので、1台持っておくと便利ですよ。

布団で体を温めるのは難しい?お布団セッティングのコツ

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上記の温めグッズを使うのも良いのですが、実は寝具の使い方で、温まり方が変わってきます。

冷えて寝付けないのは案外、うまく寝具を使いこなせていないからなのかもしれません。

寝る時に体を温まりやすくする、お布団セッティングのコツを試してみてください。

① 掛布団より敷布団が重要

寒いと掛け布団を増やしがちですよね。
でも、実は敷き布団のほうが重要なのです。

それは何故かというと、布団内の熱の6割ほどが敷布団から逃げていくから。

ですからどれだけ掛布団を上に重ねても、敷布団が薄ければ熱は逃げていくのです。

何枚重ねても寒い。
結構良い羽毛布団を使っているのに寒い。

なんて場合、敷布団が原因だったりすることも。

もし床に直接布団を敷いているのなら、敷布団2枚重ねにしたり、マットレスを重ねるなどの工夫が必要です。
部屋の温度自体が下になるほど低くなりますから、できればベッドに寝るようにしたほうが冷えは感じにくいです。

毛布のような敷パッドを敷くのも良いですね。

また、敷布団の下にアルミシートを敷くのも効果的。

② 掛布団は羽毛布団が断然おすすめ

個人的には、これがないと冬は越せません。

羽毛布団は温かいだけでなく「軽い」のが特徴。
なにかと上に重ねがちな冬は、掛けているものの重みで疲れてしまいますよね。

その点、軽くて空気を含み熱を逃がしにくい羽毛布団は、最高の寝具だといえます。

この羽毛布団を上手に使う方法があります。

まず、寝る前に羽毛に空気をたっぷり含ませます。
羽毛を均一に伸ばすようにパタパタさせたりして、空気を含ませてください。
それによって保温力は増し、熱が逃げにくくなります。

そして羽毛布団と体の間には、毛布などは入れないこと。

体に直接、羽毛布団を掛けるようにしてくださいね。

布団内のダウンは、体温で膨らみます。
膨らむとより温かくなります。

③ 毛布やタオルケット

毛布類は羽毛布団の上に掛けます。

その際、厚手の重たい毛布はやめておきましょう。
羽毛布団は空気を含むほど保温力が増すものです。
なので羽毛をつぶすような重さのあるものでは、せっかくの羽毛布団の保温力を減らしてしまいます。

毛布の温かみがどうしても好き!などという場合、汗を吸いやすい綿やウールの毛布ならばOKです。
アクリルは汗を吸わないので、やめておいた方が無難です。

布団の上に掛けるにしても、布団のなかに入れるにしても、案外タオルケットは使えます。
軽くて汗を吸うので、快適な環境を作りやすいといえます。

足が寒くて眠れない!を改善するストレッチ法

お布団のなかでいつまでも冷えているのが足先。
ここが温まらないと、なかなか快眠できませんよね。

そんな時にできるカンタンなストレッチ法があります。

「ストレッチとか、寒いのに面倒くさい!」
なんて思いませんでしたか?

大丈夫、寝たままお布団のなかで出来るストレッチなのです。

足の指をグーパーする。

それだけ!

血行が良くなり、温まりますよ。

ポイントは足指をしっかりグーにし、思いっきりパーに広げること。
20回ほど続けると、かなり冷えは解消されているはずです。

まとめ

寒い布団を温かくする方法、いかがでしたか?

実際にやってみると、いつものお布団がこんなに温かくなるなんて!と驚かれると思います。

ちょっとした工夫で、寒い日も冷えに悩まされず快眠することは可能です。

ぜひ、試してみてくださいね。

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