引っ越しの荷造りは本当に大変!
だからこそ効率よく梱包作業を進めたいものです。
荷造りするのに必要な道具はなんとなく分かるけれど、さらに「あると便利なグッズ」があれば、梱包が捗るような気がしますよね。
実際に荷造りは効率第一。
ちょっとした「不便さ」や「イライラ」が解消されることによって、スムーズに荷造りが進み、あっという間に荷造り完了!なんてこともあるものです。
そんな引っ越し時にあると便利な、優秀アイテムをご紹介します。
引っ越しの荷造り便利グッズ
引っ越しの荷造り便利グッズをご紹介しますが、まずは念のために「必ず必要な引っ越し荷造りグッズ」の確認です。
□ ガムテープ・布テープ
□ 軍手
□ 雑巾・ぼろ布
□ 古シーツ・古毛布
□ 新聞紙
□ 油性マジック
□ はさみ・カッター
□ ゴミ袋
□ ほうき・ちり取り
これらは最低限必要なものですので、必ず用意しておいてくださいね。
さらに、あると便利な荷造りグッズ(+荷運びグッズ)がこちらです。
① エアークッション
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食器や割れ物の梱包には、新聞紙やキッチンペーパーなども使えますが、やっぱり衝撃緩和に適しているのはエアークッションです。
エアークッション(プチプチ)は100均にもありますが、パッと見の値段だけで購入すると、結局量が足りなかったり強度が不充分ということも。
ある程度の長さがあるものを用意しておけば、そのほうがお得だったりもします。
② ストレッチフィルム
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ラップのようなフィルムで、段ボール箱の中で動きやすいものなどを固定したり、電気コードなどをまとめたりと、多用に使えます。
食品用のラップでも代用できますが、ハンドルのついた梱包専用のストレッチフィルムのほうが使い勝手は良いですね。
③ 作業用手袋(フィールドタッチ)
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軍手よりは、ゴムで滑り止めのついた作業用手袋のほうが、重い荷物を持つのにも力の入り方が全く違うのは言うまでもありません。
このフィールドタッチの優れたところは、スマートフォンやタッチパネルにも反応するというところ。
引っ越し作業中に電話がかかってきたり、ちょっと調べ物をしたくなったときに、わざわざ手袋を外さなくてもスマホが操作できるのは、非常に効率が良いです。
また、手の甲にコーティングがされていない背抜き加工のため、ゴム手と言えども蒸れにくくもなっています。
④ ダンストッパー
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箱詰め作業で案外イラっとするのが、ダンボールの耳。
ふわっと開いているだけなので、物を入れようとすると閉じてきたり、足が引っかかりやすくなることも。
こうした些細な不便さの解消グッズが、このダンストッパーです。
ダンボールの蓋が閉じないように固定するので、荷造りがしやすくなります。
例えば大きめのクリップなどでも代用できますが、サッと差し込める手軽さはバカになりません。
⑤ 養生テープ
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ガムテープや布テープは必須アイテムですが、あると使えるのが、この【養生テープ】。
ガムテープとの最大の違いは「はがしやすい」こと。
タンスを運ぶときに引き出しが飛び出してくる。
プラスティックの衣装ケースの引き出しもそうですね。
ドアのように開く収納家具なども、移動中にドアが開いて困ることもあります。
引き出しやドアが飛び出さないように、養生テープで止めて運ぶと、運びやすいですよ。
養生テープははがしやすいので、ガムテープのようにくっついてはがれなくなったり、粘着部分が残ってしまったりすることがありません。
ベタベタにくっついたら困るようなものの梱包や、引っ越し後すぐに使う荷物を入れている箱の口などはこの養生テープで止めるようにすると、開けやすくておすすめです。
注意点としては、ガムテープほどの粘着力はないので、ダンボールの底に貼るのはやめておきましょう。
強度不足で破れてしまうかもしれません。
⑥ ノック式サインペン
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キャップがないサインペンです。
使うときにカチッとするだけで書ける手軽さは、作業効率を上げるはず。
こういうちょっとしたところでストレスが軽減しますから、用意しておいて損はありません。
⑦ 圧縮袋
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布団類はもちろん、衣類も圧縮して詰め込めば、容量がかなり違ってきます。
ダンボール等の数も少なくて済みますので、圧縮できるものはどんどん圧縮しましょう。
⑧ ポケット付き作業エプロンかポシェット・ウエストポーチ
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ハサミやカッター、マジックなどの引っ越し作業道具を入れておけるバッグは、あるのとないのとでは大違い。
こういうウエストポーチか、ポケットがたくさんある園芸作業用のギャルソンエプロンなどは、どちらか用意しておくのをおすすめします。
スマホやお財布も入れておけるので、安心ですよね。
⑨ アウトドア用食器セット
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意外と盲点なのが、引っ越し直前まで箱に入れられない食器の存在。
アウトドア用の食器セットがあれば、早めに食器類も荷造りできるので、便利なのです。
もちろん紙皿や紙コップ、割り箸でもOKですが、ゴミを増やしたくない引っ越し前には洗える食器が重宝します。
100均などのプラスティック食器で揃えても良いですね。
でもその際は、まとめておけるカゴやバッグを一緒に揃えておきましょう。
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番外編として、荷造り後の荷運びグッズもついでにご紹介します。
キャリーベルト
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引っ越し要員が2人いるなら、キャリーベルトはあると嬉しいですね。
大型の家具もそれほど力を使わず持ち上げられるので、体力温存にもなります。
引っ越しはなにかと体力を消耗しますから、楽にできるところはどんどん楽しましょう。
運び屋くん
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自力引っ越しの場合は特に、かなり助かるのが、この【運び屋くん】。
てこの原理で、家具や大型の家電が自力で動かせます。
荷造りの際にも、周囲は梱包したダンボールなどで身動きが取れないこともあり、家具を隅に寄せてスペースを確保するのにも使えます。
また、新居での家具・家電の移動も一人でやることが可能なので、あると便利なアイテムです。
お部屋の模様替えにも良いですね。
引っ越しの荷造りの注意点
引っ越しの荷造りの注意点・コツは、中身の安全はもちろん、荷物を運ぶときにいかに運びやすくできるかです。
大きなダンボールに重い荷物を詰め込んでも、持ち運ぶときに大変です。
基本的に、重いものは小さめの箱に詰めていくようにしてください。
自分で持ってみて、無理なく持てる重さを基準にしましょう。
そして新居で荷解きするときに、分かりやすいように荷造りするのも基本です。
マジックやサインペンで中身を書く。
運び入れる場所を書いておくと尚良しですね。
新居のなかであっちこっちに箱を移動させる手間が省けます。
服装にも気をつけましょう。
引っ越し当日は特に、動きやすく作業しやすい服装がベストです。
靴も、スニーカーなどの履きやすく歩きやすい靴にしてくださいね。
まとめ
引っ越しの便利グッズは、引っ越しのときだけに使うから、用意するのがもったいないような気がしてしまいます。
でも、引っ越しは体力と気力を消耗する大仕事です。
少しでも負担を少なくするように、こうした便利グッズに頼ってみるのも良いでしょう。
工夫して、引っ越しを乗り切ってくださいね!