朝起きたときに肩や首が重い…
そんなとき、「枕が合っていないのかも?」と思う人も多いですよね。
でも実は、寝起きの肩こりには 枕以外にもたくさんの原因 が潜んでいます。
この記事では、暮らしの中でできる原因チェックと、
すぐ試せる解消法をまとめました。
🩵 寝起きの肩こり、主な6つの原因
① 枕の高さ・形が合っていない
高すぎる枕は首が前に傾き、筋肉が緊張状態になります。
逆に低すぎると、肩が沈んで圧迫されることも。
「横向きでも仰向けでも自然に呼吸できる高さ」 が理想です。
② 寝姿勢のクセ
うつ伏せ寝や片方を下にしたまま寝る姿勢は、
肩や首に余計な負担をかけてしまいます。
寝返りがしやすい柔らかさの布団・マットレスに見直すのも◎。
③ 冷えによる血行不良
寒い季節やエアコンの風で体が冷えると、
血流が悪くなり筋肉がこわばります。
就寝前の入浴や首・肩を温めるグッズ で予防を。
④ デスクワーク・スマホ姿勢
長時間の前かがみ姿勢で首まわりが固まり、
寝ても筋肉がほぐれないまま朝を迎えることも。
日中の姿勢ケアも大切です。
⑤ ストレスや緊張
ストレスによる自律神経の乱れは、
無意識のうちに肩の筋肉をこわばらせます。
寝る前の深呼吸や、軽いストレッチがリラックスに効果的。
⑥ 寝具全体のバランス
マットレスの沈み込みすぎ・硬すぎも原因に。
「枕だけ変えたけど改善しない…」という人は、
マットレスや敷布団のサポート力 も見直してみましょう。
🌙 暮らしの中でできる5つの解消法
① 枕の素材と高さを再調整
タオルを重ねて高さを微調整するだけでもOK。
「仰向けで目線が真上、あごが少し引ける」状態が理想です。
② 寝具を清潔&通気よく保つ
ダニやほこりによる不快感も、睡眠の質を下げます。
週1回のシーツ交換と、こまめな布団の風通しを。
③ 寝る前ストレッチで筋肉をほぐす
首・肩を大きくゆっくり回すだけでOK。
1分でも血流がよくなり、翌朝の軽さが違います。
④ 朝のリセット動作で代謝アップ
起きたら肩をすくめてストンと落とす、
温かいシャワーで首を温めるだけでも血行促進に◎。
⑤ 自然素材のインナーで冷え対策
化学繊維は汗を吸いにくく冷えやすいことも。
汗冷えしやすい人は、綿×ウールなど自然素材のインナー がおすすめです。
体温をやさしく保ち、寝ている間の“冷え肩こり”を防ぎます。
☀️ まとめ:暮らしの小さな工夫で、肩も心も軽く
寝起きの肩こりは、枕だけの問題ではありません。
生活リズム・寝具・姿勢・冷え ――すべてが少しずつ影響しています。
すぐに全部を変えるのは大変でも、
「今夜はストレッチしてみよう」「枕の高さを少し変えてみよう」
そんな小さな工夫の積み重ねが、朝の軽さにつながります。


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