お歳暮 マナー

お歳暮は何が喜ばれるの?贈る前におさえておくべきポイントはここ

投稿日:2017年10月3日 更新日:

お歳暮シーズンがやってきました。

日頃からお世話になっているあの方に、何を贈るかは決めましたか?

どんなに心を込めて選んでも、相手と品によっては、困らせてしまう場合もあります。

お歳暮は感謝の気持ちですから、心から喜んで頂けるものを贈りたいですよね。

この記事が、悩ましいお歳暮選びの手助けになれば嬉しいです。

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お歳暮はなにが喜ばれる?定番ってなに?

お歳暮には何を贈れば喜ばれるのでしょうか?

絶対これ!と断言できるものは、なかなか無いですよね。

ただしお歳暮の定番商品と呼ばれるものがあるのも確か。

まずは定番にどんなものが選ばれているのか、ご紹介しましょう。

① お酒

ビール、ワイン、焼酎、日本酒、梅酒、洋酒など。

② 肉・加工肉

生肉、ローストハム、生ハム、ソーセージなど。

③ 飲料

ジュース、コーヒー、お茶、紅茶など。

④ 菓子・スイーツ

和菓子、洋菓子、アイス、煎餅など。

⑤ 果物

りんご、みかん、柿など

⑥ 生活用品

洗濯洗剤、食器用洗剤、タオルなど

⑦ 海鮮

カニ、鮭、牡蠣、明太子、数の子など

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⑧ その他

缶詰、食用油、調味料、麺類、お米、カタログギフト

これらの定番ギフトなら無難ではあります。
しかし、贈り物で大切なのは「相手に喜んでもらえるかどうか」です。

お歳暮で貰って困ったものから学ぶ、贈ってはいけないもの

人にはそれぞれ趣味嗜好がありますし、自分ならもらって嬉しいものでも、他の人には全然嬉しくない、困ったものである可能性もあるのです。

「お歳暮でこれをもらって正直困った」
という、身近な人たちやネットでよくある意見をまとめてみました。

● 飲めないのにお酒を貰った

自分も飲めないし、家族も飲まないのに、頂いたお歳暮が「お酒」だと、確かに困ってしまいます。
また、お酒は飲むけれど、口に合わないとか好みの銘柄ではないお酒だと、消費できないですよね。

飲料でいえば、ジュースもそうです。
ジュース自体をあまり飲まないご家庭もありますから、処置に困る場合も。

● 嗜好に合わない

好みではないものは、どんなに高級品でも飲めないし、食べられません。

● 量が多過ぎる

家族が少ないのに大量のお菓子とか、箱一杯のフルーツなど。
そのうえ賞味期限が近いもの、あまり日持ちしないものだと、ただ困らせてしまうだけにもなりかねません。

● どうやって調理したらよいか分からない食材

例えば魚でも、最近は切り身を買うのが主流ですから、魚がさばけない方も多いです。
そこに生魚を贈られても、手を焼かせてしまいますよね。

● 生ものをいただいたけれど、旅行に行っていて食べられなかった

年末年始に家族で旅行へ行かれる方も多いです。
帰省されるかもしれません。
食べたくても食べられない、ということもあります。

● 普段使わない銘柄だった

洗濯洗剤や食器用洗剤、食用油や調味料などは、銘柄にこだわっている方はたくさんいらっしゃいます。

普段使っているのと同じものでないと使いたくない、なんてこともありますよね。

お歳暮を選ぶポイントはここ

じゃあ、結局なにを選べばいいの!
……なんて気持ちになるのもわかります。

でもお歳暮選びは3つのポイントをおさえておけば、きっと喜んでいただけるはずです。

そのポイントとは、どんなものなのでしょうか。

□ チェックポイント1 家族構成

先方の家族構成は概ね把握しているとは思いますが、今一度確認を。

そしてご家族の年齢も、大体でも良いのでわかっていると、贈り物も選びやすくなります。

小さいお子さんがいらっしゃる場合、お菓子やジュースも喜ばれそうです。
私たち自身も子どもの頃のことを思い返すと、ジュースやお菓子は嬉しかった思い出がありますよね。

夫婦二人暮らしなど、家族が少ない場合、量の多いものは避けたほうが良いですね。
消化できず持て余すことになってしまうかもしれません。

□ チェックポイント2 嗜好

先方の好みをしておくと、ほとんどお歳暮選びに迷うことはありません。

ビールしか飲まない方だとわかっていて日本酒は贈りませんよね。
甘いものが嫌いな方に、スイーツは贈らないはず。
ひまわり油しか使わない方に、サラダ油は贈りません。

なにか一つでも「絶対これは使われるだろう」というものが分かっていれば、迷わずそれを選びましょう。

□ チェックポイント3 年末年始の予定

さりげなく先方の年末年始の予定を聞いておくようにしましょう。

旅行や帰省などで家を留守にされるなら、生鮮食品はなし。
食品を贈るなら、日持ちするものを選んでください。

逆に年末年始は成人したお子さんたちが帰省してくるとか、毎年親戚や友人などの訪問客が多いなどといったご家庭もあります。

そういうときは、必ず必要になるであろうビール・ジュース類も喜ばれそうですよね。

まとめ

喜んでもらえるお歳暮選びは難しく感じますが、要は、相手の立場になって考えてみることが大切なのです。

どんなものがお好きだろう?
これは喜んで頂けるかな?

そうやって選んだお歳暮ならば、きっと気持ちは伝わるはず。

あなたの選んだお歳暮が、喜んでもらえると素敵ですね。

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