お正月などのお祝いの席を一気に華やかにしたい!
それには小物使いが重要なポイントなのです。
中でもお手軽に演出できるのが「箸袋」。
おもてなしの際には必ず必要となる祝箸や割り箸。
せっかくですから、ちょっと凝った箸袋を手作りしてみませんか?
折り紙の箸袋の作り方
和柄の折り紙や千代紙は、日本のお正月気分を盛り上げる優秀アイテムです。
柄物でなくても、無地の和紙なども高級感があって素敵ですね。
まずは好きな折り紙・千代紙を用意してください。
無地や光沢のある紙で作れば、ハレの場にふさわしい端正でゴージャスな雰囲気に。
おなじみの和柄の折り紙ならば、可愛らしい雰囲気に仕上がります。
切ったり貼ったりすることはありません。
1枚の折り紙を折るだけでできるので、気軽にチャレンジしてみてくださいね。
鶴の箸袋の作り方
① 今回はこちらの紙を使います。
※ 仕上がりをきれいに見せるためには、両面同色の折り紙や和紙などがおすすめです。
② まずは三角に折って。
③ 三角の頂点を下に合わせて軽く折ります。
※ ここでは分かりやすくするためしっかり折っていますが、三角の部分は羽にあたりますので、できればあまり折り目をつけないほうが綺麗に仕上がります。
目印をつける感じで、軽めに折ってください。
④ 元に戻し、折った線に合わせて、さらに軽く一折り。
⑤ 元に戻して……
⑥ 折り目に沿って下を折ります。
⑦ 右側を上の線に合わせて折りましょう。
⑧ 元に戻し
⑨ 折った線に合わせて、右下を折ります。
⑩ ちょっと分かり難いのでアップにしますね。
⑪ 再び元に戻します。
⑫ ⑦で折ったように、右側を上の線に合わせて折り
⑬ 折った線に沿って裏側へと折ります。
⑭ 裏返すとこうなっています。
⑮ 三角の部分を少し手前に引き、左の尖った部分を逆に折りこみます。
⑯ 角度を変えて見てみましょう。こんな感じです。
⑰ 尖った部分を半分、内側に折り込みます。
⑱ もう片側も同じように折ります。
⑲ 首がスッと伸びました。
⑳ 折り鶴の要領で頭部分を折り、完成です!
割り箸を入れてみましょう。
色んな柄で折ってみたいですね。
折り紙の箸袋でお正月を彩ろう
お正月といえばやっぱり「鶴」。
長寿の象徴であり縁起の良い鶴は、見た目も華やかで、祝いの席にピッタリです。
ですからぜひ作って欲しいのですが、若干難しく感じるところもありますよね。
工程の⑮、⑯あたり。
私もそこで悩みました(^^;
三角の上を手前に引いて、左の折りを逆にして、内側に入れ込む。
分かってしまえば単純なことなので、ここで諦めずチャレンジしてくださいね。
そして鶴の箸袋をきれいに作るポイントも。
工程にも書いていますが、最初の三角は羽の部分にあたります。
ここは軽くしるしをつけるようなイメージで折るようにしてくださいね。
しっかり折ると、羽の部分にこういう折り跡がつきます。
とはいえ折り跡がついていてもそんなに気になるものでもありません。
あまり完璧にこだわらず、楽しんで作ってみましょう!
まとめ
いかがでしたか?
お正月に限らず、お祝いの席のテーブルコーディネートには合わせやすいですよね。
例えば還暦・古希・喜寿・傘寿・米寿など、長寿を祝う席にも、鶴の箸袋はピッタリ。
そのほか節句や婚礼にもうってつけです。
おめでたい席を手作りの鶴の箸袋で、上品に彩ってみてくださいね。