いつものおもてなしだと、ちょっと物足りない。
こだわって作ったお料理だから、細部にもこだわりたい。
あるいは、普段の食卓に華やかさをプラスしたい。
そんなときに花を添えるのが「箸袋」。
味気ない市販の箸袋ではなく、折り紙や千代紙で手作りしてみませんか?
手作りの箸袋の作り方・折り方
来客時のおもてなしに、手作りの箸袋が添えてあったら……
ちょっと感動すると思いませんか?
訪問する側にとっては、「お邪魔じゃないかな?」という遠慮があるもの。
そこで手作りの箸袋がセッティングしてあれば、心から歓迎してもらえている感じがして、嬉しくなってしまいますよね。
おもてなしだけではなく、イベント時にも手作り箸袋は大活躍。
お正月やクリスマス、ハロウィン、誕生日など、イベントやパーティーで使えますし
女子会や気軽なホームパーティーにも多用できます。
そこで、今回は手作り箸袋の作り方・折り方をご紹介します。
用意するのは、好きな柄の折り紙や千代紙。
手作りで良いことは、好みの柄を選べるからですよね。
市販のものにはない、オリジナルの箸袋を用意できるので、テーブルに一味違う演出ができます。
「でも不器用で……」
「たくさん作るからややこしい折り方はちょっと……」
なんて場合も大丈夫。
シンプルに折っていくだけの簡単な作り方なので、すぐにマスターできますよ。
箸袋を簡単に手作りしよう
折り紙や千代紙を用意します。
今回、こちらの折り紙を使いました。
裏返します。
折り目をつけるため、縦に2つに折ってください。
一旦開き、できた中央の折り目に合わせ、右側を折ります。
左側も同じように、中央に合わせて折ってください。
開くとこんな感じ。
中央の線に合わせて右上部を三角に折ります。
左側の折り目に合わせて、左上部を折ります。
そのまま左を内側にパタンと閉じ。
もう一折り。
残った右側をたたみます。
筒状になったら、下部を1cmほど折ります。
表に返して、できあがり!
割り箸を入れるとこんな感じ。
なかなか素敵です^^
つま楊枝を添えてもいいですね。
手作りの箸袋でおもてなし
さあ、作った箸袋に箸を入れていきますが……
箸には「格」があるのをご存じでしょうか。
お客様用に、何度も使いまわせるような「洗える箸」を用意してあるご家庭も多いとは思います。
しかし、例えそれが高価な箸であったとしても、実は一般的な「割り箸」のほうが格上なのです。
最も格上な箸は「柳箸」。
柳の木で作った、両側が使えるようになっているお箸です。
お正月や結婚式などの祝い膳に添える祝箸ですね。
次が「割り箸」。
割り箸は当然「未使用の箸」ですから、普段使いの洗える箸より格が上になるのです。
最後に「普段使いの箸」。
洗ってまた使用できるタイプの箸全般がそうです。
お客様をもてなすには、割り箸を使うのが基本です。
気心の知れた方や、カジュアルな集まりなら構わないとは思います。
しかしちょっと改まった席や、お仕事関係の方が集まるときなどは、迷わず割り箸を用意しておきましょう。
ハンドメイドの箸袋に割り箸を入れて、おもてなしができると素敵ですね。
箸袋の作り方、ほかにもあります。
よかったら覗いてみてください。
折り紙の箸袋の作り方 お祝いの席には、折り紙1枚でできる鶴の箸袋を
まとめ
手作りの箸袋の作り方・折り方、いかがでしたか?
本当に簡単で、一度折ったら忘れるのが難しいくらいですよね。
折り紙や千代紙もさまざまな柄があります。
柄により、同じ折り方でも雰囲気を変えられるのが、手作り箸袋の利点です。
お招きする方々に合わせて、柄をイメージするのも楽しいことです。
手作りの箸袋、ぜひ作ってみてくださいね!