お中元 マナー

お中元の取引先へのお礼メールはこう書こう 件名と例文

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取引先にお中元をいただいたら、まずはお礼を伝えなければなりません。

上司に取引先へのお礼のメールを送るように言われたけれど、どういう風に書けば良いのか悩みますよね。

件名は?
内容は?

ビジネスが絡むことですから、取引先との関係を良好に維持するために、マナーはしっかり守らなければいけません。

取引先にお中元をいただいたときの、お礼のメールについてまとめました。

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お中元の取引先へのお礼メール

お中元の取引先へのお礼メールは、お中元が届いたらすぐに送るのがベストです。

お中元の品が間違いなくこちらに届いたということをお知らせするためにも、早めに取引先へと連絡しましょう。

本来であればお中元をいただいたら、はがきや手紙などでお礼状を送るのがマナーです。
しかし最近は、電話やメールでお礼を伝えることも多いものです。

まずはメールでお礼をして、お礼状を後で送ることもあるでしょう。

会社によって慣習も異なるので、その辺りはこれまで上司や先輩がされてきた対応を取れば間違いないはずです。

どちらにせよ、お中元をいただいた取引先へのメールがマナーを欠いたものではいけませんよね。

今後も気持ちの良い関係であるためにも、取引先へのお礼メールはしっかりポイントを押さえて書いて行きましょう。

お中元のお礼メールの件名は

お中元のお礼メールの件名は、ほかのビジネスメール同様、具体的な内容が一目で分かるものにしておきます。

件名には

「お中元のお品を受け取らせていただきました」
「美味しいお菓子をありがとうございました」
「ありがたくお中元を拝受致しました」
「お中元の品ありがとうございました」
「ご恵贈ありがとうございました」

などと、具体性を持たせて書くようにしましょう。

また、メールだと返信から作成することもあるかもしれませんね。
そんなときは「Re:」は必ず消すようにします。

手抜きだと思われないように、メールは新規に作成することをおすすめします。

お中元のお礼メールはビジネスならこう書く【例文】

お中元のお礼メールはビジネスの場合、あまり砕け過ぎた文面は書けません。
しかしあまりに堅苦しく改まった文面だと、冷たい印象にもなりかねません。

お中元の贈り物をいただいて本当に感謝していることを感じてもらえるような、程好い温度感を伝えたいものです。

【例文1】

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件名:ご恵贈ありがとうございました

株式会社〇〇 △△部部長
◇◇◇◇◇様

平素よりお引き立て頂きありがとうございます。
〇〇株式会社 △△部の◇◇◇◇です。

この度は丁寧なお心遣いを賜りまして、まことにありがとうございました。
いつもながらのご厚意に深く感謝しております。

お送りいただいたお菓子は、さっそくおいしく頂戴いたしました。
皆甘いものに目がなく、格別な品に感激しております。

お礼というほどのものではありませんが、本日心ばかりの品をお送りいたしました。
どうぞご笑納ください。

暑さ厳しき折柄、皆様のご健勝と貴社のご繁栄をお祈り申し上げます。
無作法ながらメールにてお礼のご挨拶とさせていただきます。

【例文2】

件名:お中元の品ありがとうございました

株式会社〇〇 △△部部長
◇◇◇◇◇様

いつもお世話になっております。
〇〇株式会社 △△部の◇◇◇◇です。

さて、この度はお心のこもった贈り物をいただきまことにありがとうございます。
頂戴したお品はさっそく皆でおいしく賞味させていただきました。

◇◇様にはいつも何かとお世話になっており、その上このようなお心遣いまでいただき、恐縮するばかりでございます。

私共からも感謝の気持ちをお届けしたく、本日別便にて心ばかりの品を送らせていただきました。
ご笑納いただけたら幸いです。

これから益々暑くなってまいります。
お忙しいとは存じますが、どうぞお体ご自愛ください。

まずは略儀ながら、書中を持ちましてお礼を申し上げます。

赤文字の部分は、お礼メールの後にお中元のお返しの品を贈ることがあれば、付け足します。

特にお返しを送らないのであれば、赤文字部分は外しておきましょう。

まとめ

ビジネスでのお中元のお礼メールは、贈り物をいただいたらすぐに送るのが鉄則です。

そうは言っても、もちろん取引先社の業務時間内にメールするようにしてくださいね。
また、業務時間内とはいえもうすぐ就業時間、なんてときにはメールを送らないこと。

取り急ぎメールでお礼を伝えたとしても、後でお礼状を送るのが本来のマナーです。

取引先にお礼状を送らないのであれば、尚更メールで感謝を充分に伝えられるようにしておきたいものですね。

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