洗濯

服のシワをアイロンなしでどうにかしたい!対処法と洗濯・防止術

投稿日:2017年12月10日 更新日:

いざ着ようとして服を広げたら、くしゃくしゃのシワだらけ!

そのままシワのついた服を着て出かけるのは恥ずかしい。
その上アイロンもない。

なんてとき、どうすれば良いのでしょうか。

外出先や旅行で泊まったホテルにアイロンがなかった、などということもありますし、一人暮らしでアイロンを持っていない方もいらっしゃいますよね。

困ったときの、アイロンなしの服のしわ伸ばし方法をご紹介します。

スポンサーリンク
  

服のシワをアイロンなしでどうにかしたい

服のシワをアイロンなしで伸ばすには、いくつかの方法があります。
手持ちのアイテムと緊急度に合わせて、どれかを試してみてください。

① 洗濯をする

その衣服が家庭洗濯できるものであれば、一度洗濯しておくことによって、大きめのシワは取れやすくなります。
(洗濯方法については、次の章にまとめてあります)

② ハンガーにかけておく

急いでいるときには使えませんが、ハンガーにかけて1~2日ほど吊るしておくと、繊維が落ち着いてしわが取れやすくなります。
その際、直射日光は避けましょう。
できれば浴室などの湿気の多い場所にかければ、尚良しです。

③ 湯気を当てる

シワのついた服をハンガーに吊るして浴室に掛けておき、シャワーを浴びます。
衣類を濡らさないように注意してください。
シャワー中の湯気で衣服のシワを伸ばす方法です。

または浴槽にお湯が入っていれば、ただそこにシワのついた服を吊るしておくだけで、湯気でしわ伸ばしできますね。

それ以外でも加湿器があれば、同様の原理で服の皺を取ることは可能です。

④ ホットタオルを当てる

シワのついた衣服に、お湯で濡らしたタオルを当てます。

⑤ 霧吹きで水を吹きかける

要は濡らして服のシワを伸ばすということ。
なので例えばファブリーズやリセッシュ等の衣類用消臭芳香剤でもOKなのですが、気になる点を挙げるとすれば、それらは香りが強いということ。

しわを伸ばすためには、ある程度は布地を湿らせなければならないので、芳香剤的なものだと「かけ過ぎ」状態になりそうです。
無香料であれば良いでしょうが、香りの強いタイプは注意が必要ですね。

⑥ 濡らしてドライヤーをかける

シワの気になる部分を水で濡らし、ドライヤーをかけます。
緊急時にはこれ。

⑦ しわ取りスプレーを使用する

買ってくる余裕があれば、最も確実で早い方法が、衣類用のしわ取りスプレーを使うこと。
ドラッグストアやスーパーなどには大抵置いてあるので、買っておくのもいいでしょう。
常備していると便利です。

シャツをアイロンなしで洗濯するときは

シャツをアイロンなしで洗濯するのなら、最初から服にシワをつけないような洗濯方法をする必要があります。
ワイシャツ・カッターシャツの場合は特に、しわがあるとマイナスイメージですよね。
やはりパリッとした印象を醸し出したいもの。
シャツにはアイロンがけが欠かせません。

でもアイロンがない。
アイロンはあってもアイロンがけは面倒だ。
毎朝アイロンをかけている時間がない。

などという場合、衣服にしわをつけない洗濯のコツを押さえておくといいですよ。

服にシワをつけない洗濯のコツ

● 少量で洗う

シワをつけないためには、洗濯物の量は少ないほうがいいでしょう。

スポンサーリンク

衣類にシワが寄ってしまう原因は、洗濯時に洗濯機の中で服同士が絡み合ってしまうから。
絡み合ってクシャクシャになると、どうしてもシワがつきやすくなります。

少量で洗うか、環境によりどうしても難しい場合は、洗濯ネットに入れて洗うようにしましょう。

● シャツのボタンは留めておく

前だけでなく、袖のボタンも留めるようにしてください。
型崩れを防ぐためです。

● 脱水しない

洗濯物のしわは、ほぼ脱水時につきます。
濡れている状態で取り出すと、脱水でシワが付くことはありません。

もしくはほんの少しだけ脱水をかけます。
時間的には30秒もかけなくてOK。
それ以上はシワが付きやすくなるので、やめておきましょう。

ほかの衣服も一緒に洗濯していると、脱水しないわけにはいかないこともあるかと思います。
そんな場合は脱水前にシャツだけ取り出すか、脱水時間を極力少なくするようにしてみてくださいね。

● すぐに干す

どんなに脱水時間を短くしても、すぐに干さなければ水分は蒸発してしまい、せっかくの濡れた状態が失われてしまいます。

服が濡れているからこそ、含まれた水分の重みが繊維の流れを一定方向に整えて、シワがつきにくくなるのです。
洗濯が終わったらすぐに干すのを徹底しましょう。

● ハンガーにかけたら手で整える

当然ですが、いくら服が濡れているからといって、グシャグシャの状態でかけたら意味がありません。
ハンガーにかけたら、手でアイロンをかけるようなイメージで、ピンと伸ばすように布地を整えましょう。

また、乾かすときもボタンは留めておきます。
すべてでなくても良いですが、襟元の2~3つと中央、下の方と、要所要所を留めておけば大丈夫です。

服のシワを防止する

服のシワを防止するのが、本当は一番ですよね。
普段からシワのつかない服の取り扱い方をしておけば、いざとなって慌てることはありません。

服のシワを予防するための最も簡単な方法は、ハンガーにかけておくこと。
畳まずにハンガーに吊るしておくことで、畳みじわもつかないで済みます。

ただ、ハンガーにかけているからといって、ぎゅうぎゅうに服の詰まったクローゼットなどに入れておくのはNG。
服同士がしわをつけ合ってしまいます。

ある程度の空間の余裕をもって、ハンガーは吊るすようにしましょう。

どうしても服をたたまなければならないときは、以下の方法で。

① ボタンを留める
② 背中を上にして平たい場所に置き、服の縫い目を合わせる
③ 片方の肩の部分を背中の方にまっすぐ折る
④ 内側に入った腕の部分を、袖が下へ向かうように折る
⑤ もう片方も同様に折る
⑥ 袖の縫い目に合わせ、服の下を折る
⑦ 服全体の中央あたりで一折り
⑧ 表に返して完成

まとめ

衣服のシワは、基本的に濡らして取ります。

変なふうに結合してしまった繊維の状態が「服のシワ」となって表れており、水につけると一旦その結合が解れるのです。
濡れて分子が分散している間に、生地の状態を整えれば、シワは残りにくくなります。

アイロンほどのパリッと感は難しいですが、ある程度の服のシワは、上に書いた方法で取れるはずです。

普段からシワのつかない服の取り扱い方をしておけば、アイロンも不要です。
また、どうしてもアイロンがけが必要なときになっても、元々のシワが少なければ、アイロンを当てる時間は少なくて済みます。

便利ですので、ぜひ試してみてくださいね。

スポンサーリンク

-洗濯
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

毛布が洗濯でゴワゴワ!ふわふわを復活させる方法と失敗しない洗い方

毛布を洗濯機に入れて洗濯したら、ゴワゴワになってしまった! そんなことありますよね。 ゴワゴワ毛布はもう元には戻らないのか。 自宅の洗濯でも失敗しない毛布の洗い方はないのか。 ゴワゴワ毛布の毛並みをに …

毛布の洗濯はウールでもOK?水洗いってできるの?お手入れ方法

ウールの毛布を洗濯したい。 でもウールの毛布は、自宅の洗濯機で洗濯できるのでしょうか? クリーニングに出さないとダメ? ウール毛布の洗濯方法と、お手入れ方法をまとめました。 スポンサーリンク スポンサ …

部屋干しすると蒸し暑い!湿気が気になる洗濯物を早く乾かす方法

部屋干しをすると濡れた洗濯物の湿気がこもって、夏は部屋が蒸し暑くなってしまうことも。 湿気が気になる洗濯物は、パパっと早く乾かしてしまいましょう。 洗濯物を干すときに湿度をコントロールする方法。 部屋 …

夏に洗濯をまとめ洗い 臭いと汚れが気になる時に試したい洗濯術

洗濯物をまとめ洗いしようと思うと、気になる点が出てきます。 洗うまで置いておくことで、臭いや汚れがついてしまう? 最悪カビが発生してしまうかもしれない? 特に梅雨~夏にかけては、洗う日まで洗濯物を放置 …

冬の洗濯は生乾きになりやすい 乾きにくい洗濯物をカラっとさせるコツ

冬のお洗濯の悩みといえば、なかなか洗濯物が乾かないこと。 日照時間も短く、お日さまパワーの弱い時期は、カラっと洗濯物を乾かすことが難しいものですよね。 そんな生乾きになりやすい冬の時期の洗濯物を、気持 …