毛布を洗濯機に入れて洗濯したら、ゴワゴワになってしまった!
そんなことありますよね。
ゴワゴワ毛布はもう元には戻らないのか。
自宅の洗濯でも失敗しない毛布の洗い方はないのか。
ゴワゴワ毛布の毛並みをにふわふわを復活させるにはどうすれば良いのか。
毛布の洗濯法についてまとめました。
毛布が洗濯でゴワゴワ
毛布が洗濯でゴワゴワ。
肌触りも悪く、これじゃあ全然気持ちよくない!
毛布のゴワゴワは、毛布の洗濯の失敗あるあるですよね。
それにしても何故、毛布を洗濯するとゴワゴワしてしまいがちなのでしょうか。
原因を知らなければ対策は打てません。
洗濯による毛布のゴワゴワの原因を探ってみましょう。
洗濯で毛布がゴワゴワになってしまう原因
・洗濯表示に沿った洗濯方法を取っていないから
・乾燥器で高温で乾燥させてしまったため
洗濯で毛布がごわつく原因は、ほとんどが上記の2つではないでしょうか。
毛布といっても素材はさまざまです。
素材が違うということは、それぞれ洗い方も異なるということ。
「洗える」表示がある毛布なら、洗濯機の「毛布コース」や「手洗いコース」「ドライコース」などで洗濯することが可能です。
しかし「洗えない」表示のある毛布なら、普通に自宅で洗濯しても、縮んだりゴワゴワしたりとなんらかのトラブルが起こる可能性があります。
そしてタンブラー乾燥機などを使って毛布を高温で乾燥させてしまうと、素材によっては傷みの原因になります。
「タンブラー乾燥」が禁止されていないかどうか、お使いの毛布の洗濯表示を必ず確認するようにしてくださいね。
そんなこと言われてももう遅い!
もう洗って乾かして、現在ゴワゴワした毛布の前でお手上げ状態!
なんて場合も、もしかしたら毛布のふわふわが復活させられるかもしれません。
毛布のふわふわを復活させるには
毛布のふわふわを復活させるには、あるアイテムが大活躍するのです。
それはスリッカーブラシという、ペット用のブラシを使うこと。
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ペットの抜け毛を取ったり毛並みを整えるスリッカーブラシは、毛布のもつれやゴワゴワ感を取るのにも使えます。
ペットショップやペット用品売り場には必ずあるはずです。
100均でも取り扱っているところもある様子。
私はフリースやボア・ファーなどの洋服やバッグなどにも使っています。
ふわふわが復活して気持ちよいですよ。
注意点ですが、使うときは強く力を入れないように。
優しく梳いてください。
特に毛が抜けやすい毛布やデリケートな素材は、充分に注意してくださいね。
ペットがいる人は持っているグッズだと思いますが、毛布のふわふわ復活に使用するなら、別で用意しておくことをおすすめします。
せっかく洗った毛布に、ペットの臭いが付着してしまうかもしれません。
毛布の洗濯で失敗!正しく洗うにはどうするべき?
毛布の洗濯で失敗するのは、今回だけで充分。
今後は毛布の正しい洗い方を覚えておいて、ゴワゴワさせないで洗濯しましょう。
洗濯機での毛布の洗い方
洗濯表示を見て、使っている毛布が洗えるものかどうかまず確認を。
確認済み、洗ってOKの毛布なら、実際に洗濯してみましょう。
※ちなみにここでは、一般的な「ポリエステル・アクリル等の合成繊維」「綿」の毛布と仮定しています。
ウールの毛布の洗い方はこちら→ 毛布の洗濯はウールでもOK?水洗いってできるの?お手入れ方法
⒈ 毛布をパタパタさせて汚れを落とす
まずは表面に付着した汚れ、髪の毛やほこりなどを落とします。
何かを零したとかいう場合は、その部分だけ洗面器などで予洗い。
石けんや洗剤で洗い、ブラッシングしてください。
もしくは洗剤をつけたタオルなどで拭いておきます。
⒉ 毛布を洗濯用ネットに入れる
毛布を屏風折りにし、洗濯ネットの中に入れます。
丸めて入れるより、屏風折りのほうが洗剤が行き渡りやすくなります。
洗濯してゴワゴワしたり毛玉になるのは、洗濯機の中でこすれてしまうことも一つの要因です。
毛布用のネットは100均でも販売しているところも多いので、探しておくと良いですね。
また、最近の洗濯機は洗濯ネットなしでも洗える機種もあるようですが、その場合、毛布の四隅が内側になるようにしてたたむと良いでしょう。
毛布の絡まりを防ぎます。
⒊ 弱水流で洗う
洗濯機によってさまざまですが、「毛布コース」「手洗いコース」「ドライコース」などの弱水流のコースで洗濯機を回します。
洗剤は基本的には中性洗剤で。
ふわふわさせたいのなら、柔軟剤も使用しましょう。
管理人が個人的に愛用しているのは、アクロンやエマールなどのおしゃれ着洗剤。
柔軟剤なしでもふんわり仕上がって好きです。
⒋ 乾燥させる
・干す場合
脱水した毛布を干しますが、毛布は乾くのに時間がかかりやすいため、できるだけあらゆる面が日光や風に当たるように工夫が必要です。
陰干し表示があるものは陰干しで。
物干し竿2本使って、「M」の形に干すのが理想的。
時々表と裏を返して乾きやすくしてくださいね。
または毛布のを斜めにずらした形で干すと、水分が角に行きやすくなり、水が抜けやすくなります。
毛布は大きくて乾くのに時間がかかる場合があるので、良く晴れた日に洗濯することをおすすめします。
乾燥器を使用する場合
・大き過ぎない毛布
上記の条件を満たしている毛布なら、乾燥器を使用してもOK。
毛布の角を内側にして長方形にたたみ、さらに屏風折りします。
その後乾燥機に入れて、普通に乾燥させましょう。
干した毛布でも乾燥機をかけた毛布でも、乾いてからブラッシングをしてあげると良いですね。
まとめ
洗濯した毛布がごわごわになってしまったら、ペット用のブラシでブラッシングする。
毛布を洗濯する際は、洗濯表示を確認。
洗濯機に入れるときは洗濯ネットを使う。
毛布を洗ってゴワゴワさせないためにも、洗濯時のポイントをしっかり押さえたお洗濯をしたいですね。