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冬の洗濯は生乾きになりやすい 乾きにくい洗濯物をカラっとさせるコツ

投稿日:2018年7月16日 更新日:

冬のお洗濯の悩みといえば、なかなか洗濯物が乾かないこと。

日照時間も短く、お日さまパワーの弱い時期は、カラっと洗濯物を乾かすことが難しいものですよね。

そんな生乾きになりやすい冬の時期の洗濯物を、気持ちよく乾かすにはちょっとしたコツがあります。

生乾きにさせないための、冬の洗濯方法をまとめました。

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冬は洗濯しても生乾きになりやすい

冬は洗濯しても生乾きになりやすいものです。

湿度の低い冬は空気も乾燥しており洗濯物も乾きやすそうに感じますが、日照時間の短さに加え気温の低さも、洗濯物が乾く時間を長くしてしまいます。

また冬は厚手の服が多くなるので、薄い夏ものとは違って乾く時間もかかります。

外干ししてもただでさえ乾きにくい、冬の洗濯物。
室内干しをすればなおさら、洗濯物が生乾きになりやすいものですよね。

室内干しでの洗濯物の生乾きの原因は「湿度の高さ」と「無風状態」。

冬は寒いので部屋を閉め切ることが多く、干してある洗濯物の水分によって室内の湿度が高くなります。
すると空気中に含まれる水分量が増加し、洗濯物から出る水分を抱えきれなくなり、なかなか乾かないということに。

また無風状態の室内にあっては、湿度の高い空気も入れ替わることができないため、どうしても生乾きのような状態に陥りやすいのです。

冬の洗濯は乾きにくい

冬の洗濯物が乾きにくい原因は

「気温」「湿度」「無風」

の3つが主です。

この、洗濯物が乾きにくい状況を変えなければ、冬に洗濯物をカラっとさせることは難しいと言えます。

逆にいえば、これらの状況とは真逆の環境にしてあげることで、洗濯物は乾きやすくなるということ。

「気温を高めの」「乾燥している」「風のある場所」で洗濯物を乾かせば、あっという間に乾いてしまいます。

冬にこれらの条件を満たす場所といえば、なんといっても「エアコン」の前でしょう。

エアコンをつけた室内は、冬の洗濯物を乾かすにはうってつけの場所です。
風の当たる位置に洗濯物をかけておけば、早いと2~3時間で乾いてくれることも。

室内干しをしたいけれど、使用している暖房がエアコンではない場合、扇風機を使うのも効果的。

暖房の効いた部屋で、洗濯物に風を当てておけば、エアコンをつけているのと似たような環境を作れます。

ただし暖房器具によっては(石油ストーブなど)室内の空気が乾燥しないため、洗濯物を干すと湿度が高くなってしまう場合もあります。

その際は除湿器を併用したり、洗濯物をかけている下に新聞紙を敷いておくなどして、除湿をしておくと良いでしょう。

冬の洗濯のコツ

冬の洗濯にはコツがあります。

部屋干しをするのなら上記の方法で簡単にすみますが、「エアコンがない」「部屋に干すと生活導線が邪魔される」などという理由で部屋干しができないこともありますよね。

でもやっぱり洗濯物には、外の日射しと風を当てたいと思う人も多いでしょう。

そこで、冬に洗濯物を外干しする際のコツをご紹介します。

もちろん部屋干しの際にも使えるし、洗濯物が乾く時間もかなり短縮されるので、冬のみならず、季節を問わず使えるテクニックです。

【脱水を少し長めに】
脱水を強くかけると、その分洗濯物の水分が飛ぶので、乾くのも早くなります。

丈夫な生地限定ですが、数枚でも早く乾くと助かりますよね。

【干すときにバサバサ振る】
ハンガーやピンチに洗濯物をかける前に、洗濯物のシワを伸ばすようにバサバサと振るだけ。

水分が飛ぶだけでなく、形を整えるのにも良いです。

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ただし丈夫な生地限定で。

【干す前にアイロンかドライヤーをかける】

濡れている洗濯物にアイロンやドライヤーの熱を当てておき、水分を飛ばしてから干します。
当然服のシワも伸ばせますね。

乾いてからアイロンがけをするのなら、干す前の濡れた服にアイロンをかけると、同じ手間でも乾きが早い分時短になります。

ドライヤーの場合は、大きな袋などに入れて温風を当てると全体的に乾きやすくなります。

ヤケドしないように注意してくださいね。
また、傷みやすい生地はやめておきましょう。

【裏返しにして干す】
服の裏側はポケットがあったり、縫い代の部分の厚みがあったりして、表側よりも乾きにくい場合が多いです。

裏返して干せば、乾きにくい部分に日射しや風があたるので、結果として全体的に乾きやすくなります。

【生地が重ならないように干す】
襟を重ならない用意立てて干したり、ボタンは外して干すなど、生地同士が重ならないようにしましょう。

できれば前身頃と後見頃も重ならないように干せば、乾くのは非常に早くなります。

その場合厚みのあるハンガーを使ったり、何本かハンガーを重ねて使ってもOK。

デザイン的にどうしても重なってしまう服は、ハンガーではなくピンチハンガーに筒状になるようにかけて、服の中を風が通るようにすると効果的です。

【洗濯物同士の間隔を広げて干す】
洗濯物同士がくっついていると乾きも遅くなるので、風が充分通り抜けられるような間隔を開けて干すようにしましょう。

ちなみに室内に干すスペースがない場合、使うときだけワイヤーを引っ張って物干しスペースが作れる、このような商品もあります。

まとめ

冬は洗濯がなかなか乾かないものですが、暖房をうまく使って、短時間でお洗濯を終わらせてしまいましょう。

外干しするときも、ちょっとしてコツで洗濯物の乾きは格段に早くなります。

ぜひ、試してみてくださいね。

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