駅まで行くのに20分かかるとなると、やはり遠いと感じる方が多数ではないでしょうか。
通勤時間は短ければ短いほどいいものです。
できれば通勤にかかる時間は、最低限にとどめたいところですよね。
とはいえ駅近のアパートやマンションだと、部屋が狭すぎたり家賃が高過ぎたり。
そうそう思うような物件は見つかるものではありません。
駅から徒歩20分の物件に住むかどうか迷っているのなら、参考にしてみてください。
駅まで徒歩20分の通勤
駅まで徒歩20分の通勤時間は、毎日のことと考えると、やはり少し大変そうですよね。
実際、物件選びの譲れないポイントとして、駅徒歩10分以内が必須条件!という方も多いものです。
理想では5分以内といったところでしょうか。
確かに駅から近いというのは、とても便利です。
通勤はもちろん、お出かけするにも、すぐに電車に乗れるのは大きな利点ではあります。
駅から歩いて20分くらいかかってしまうと、往復40分。
その時間がネックになって、気に入った物件があっても見送る場合が多いでしょう。
雨が降っても雪が降っても、風が強い日も歩かなければいけませんし、体調が悪い日もやはり徒歩です。
近くにバス停があればまだ良いのですが、バスの本数も気になるところですよね。
こうして並べると、駅から遠い物件はデメリットばかりのような気がしますが、そんなことはありません。
駅から遠くても、メリットはちゃんとあるのです。
駅から遠いメリットもある
駅から遠いメリットとはどんなものなのでしょうか。
● 賃料が安い
駅から遠いぶん、家賃は安く設定されている物件が多いです。
家賃にかかる月々のお金を節約したいなら、かなりおすすめであると言えます。
● 静かで落ち着いた環境
駅前は騒がしいものです。
電車の音はもちろん、人々の喧噪。
ざわざわした環境だと、自宅に帰ってからもリラックスしにくいことも。
自分の部屋ではリラックスしてゆっくり過ごしたいタイプの方には、静かな環境がおすすめです。
● 部屋が広い
必ずそうであるとは言えませんが、一般的に駅近くのアパートやマンションは、部屋が狭い傾向があります。
その点駅から離れた物件は、部屋が広めのことも多く、部屋数も多かったり。
ゆったりとした空間で暮らしたい方には、少し駅から離れた物件のほうが、好みのお部屋が見つかるかもしれません。
また、趣味のものなども部屋の狭さを気にせず置いておけるので、多趣味の方にも良いですね。
● 運動不足解消
嫌でも歩かなければいけませんから、通勤時間が必然的に運動の時間になります。
駅近だと便利ですが、便利だからこそあまり歩かず、運動量が不足しがちに。
無理にでも「歩く」環境に身を置くことで、運動不足解消になるでしょう。
ダイエットの一環としても良いかもしれません。
駅から遠いのを後悔しないために
駅から遠いのを後悔してしまう、なんてことのないように、部屋を決めるその前にチェックすべき部分があります。
最終的な物件選びの参考にしてくださいね。
● 本当に「徒歩20分」?
徒歩20分とはいっても、実際歩いてみると20分以上かかる場合も珍しくはありません。
住む部屋を決めてしまう前に、必ず自分の足で駅から歩いてみることをおすすめします。
その際、以下のチェックポイントをおさえておいてくださいね。
□ 歩きにくい道ではないか
□ 交通量が多く、事故の危険性が多くないか
□ 信号ばかりで時間を取られないか
● バス停までの距離とバスの本数
駅までは遠くてもバス停が近いならいいかな、なんて思いがちですが、肝心のバスの本数が少ない場合も多々あります。
思った時間に出ないと、歩いた方がマシ、なんてことも。
バス停の場所はもちろん、バスの本数は必ずチェックしておきたいところですね。
まとめ
駅から徒歩20分。
個人的にはまったく問題ない距離です。
きっと育った環境などにもよるのでしょうね。
比較的都会で生活されていた方は、やはり駅近を希望されることが多いようです。
駅から近いのもメリットがあるし、駅から遠くても、それなりに良い部分もあります。
環境が良いのなら、「駅から遠い」というだけで住む場所の選択肢から外してしまうのはもったいないので、検討してみてくださいね。
案外、その「駅から徒歩20分」の部屋は、掘り出し物の物件かもしれません。