真夏の暑~い時期や、真冬の寒~い時期に、もしエアコンが壊れたら……
賃貸に住んでいる場合、エアコンが故障したらどうすれば良いのでしょうか?
エアコンが効かないときに、まずチェックすべきポイント。
エアコンが故障してしまったらどこに連絡するべきか。
賃貸アパートやマンションのエアコン事情についてまとめました。
エアコンが効かないとき賃貸ならどうする?
エアコンが効かないとき賃貸に住んでいると、本格的にエアコンが故障したらどうしたら良いのか悩むところです。
エアコンの不調が入居してすぐのことであれば、即座に管理会社に連絡しましょう。
真夏や真冬などエアコンを多用する時期は工事も殺到するので、早めに修理してもらうためにもスムーズな連絡を。
入居直後の備え付けのエアコントラブルであれば、即対応してもらえる可能性が高いです。
しかし入居して数か月~数年経っているのであれば、場合によっては入居者負担でエアコン修理費を出さなければいけないこともあります。
エアコンの故障原因や、入居時の契約内容、管理会社や大家さんの対応も様々なので、最終的に修繕費用を誰が持つとは一概には言えません。
そこをはっきりさせるためにも、まずはエアコンの状態をしっかり把握しておくことが最善でしょう。
賃貸のエアコンが調子が悪いときチェックすべきポイント
賃貸のエアコンの調子が悪いときに、本当にエアコンが壊れてしまったのかを確認してみましょう。
ひょっとしたら故障ではなく、お手入れ不足などの原因があって、エアコンの調子が悪いのかもしれません。
まずはこちらをチェック。
・室外機周辺に物を置いていないか
・リモコンの電池切れはないか
・コンセントが外れかけていないか
エアコンのフィルターにホコリが詰まっていると、当然ながらエアコンの効きが悪くなります。
一度フィルターを外してホコリを取り、掃除してみましょう。
フィルター掃除の方法が分からない。
エアコンの取り扱い説明書がない、という場合は、エアコンの型番などで検索すると大抵やり方が見つかるはずです。
室外機の前に物が置いてあると、冷暖房の効きが悪くなります。
1階の部屋やベランダに室外機がある場合は、周辺に物を置かないようにしましょう。
また、ホコリやクモの巣、枯れ葉やゴミなどが溜まっているようならそっと払っておくと良いでしょう。
ただし「フィン」と呼ばれる薄いアルミの板が、室外機の側面や裏側などについていますが、これは手で力を加えた程度で曲がることもある部分なので、お掃除の際は気をつけてくださいね。
不安があるようなら、下手に触らないほうが良いかもしれません。
念のために、リモコンの電池切れがないかも確認しておきましょう。
コンセントが外れかけていないかの確認と、コンセントを抜き差ししてみて、エアコンの反応を見てみましょう。
上記のポイントをチェックして、それでもエアコンの調子が悪いままであれば、やはり故障してしまっているのかもしれません。
アパートのエアコンが故障したら連絡はどこに?
アパートのエアコンが故障したら連絡するのは、管理会社か大家さんに。
その物件を管理しているのが管理会社であれば、直接大家さんにではなく、まずは管理会社に連絡したほうが良いでしょう。
その辺りは「入居時の契約内容」を確認しておくことをおすすめします。
契約書には、エアコンを含めた設備機器についての記載もあるはずです。
フィルター掃除を怠ったのが原因で、エアコンが壊れた。
以前の入居者がそのまま置いていったものなので、大家さんの所有物ではない。
などという場合は、修理費は負担しなければいけない可能性が高いです。
普段の使用方法が適切だったものの、経年劣化でガス漏れしたとか、製品の寿命で仕方のない故障であれば、大家さんの負担で修理してもらえるかもしれません。
入居後〇ヶ月以内の故障は大家さん持ちで、それ以降は入居者負担、というケースもあります。
「契約内容」によるので、とにかく契約書を確認すること。
契約書がもし見当たらなかったとしても、管理会社に再確認は取っておいたほうが良いでしょう。
賃貸アパートやマンションでエアコンが故障したときに、やってはいけないことがあります。
それは、自分で修理を業者に頼んでしまうこと。
賃貸の設備機器が壊れたとき、大抵は管理会社や大家さんが指定する業者が修理に呼ばれます。
勝手に別の修理業者にエアコンを修理してもらっても、スムーズに修理費を出していただけないこともあり得ます。
保険に入っていたとか、レンタルのエアコンだったという場合がないとも限りません。
エアコンが故障したまま暑さや寒さをガマンするのはつらいのですが、まずは管理会社に連絡するのが先決です。
まとめ
賃貸アパートやマンションで「エアコンが効かない」「壊れたかな」と思うときは、フィルター掃除や電池のチェック、コンセントの抜き差しを試してみてくださいね。
それでも変わらずにやはり故障してしまったようであれば、管理会社へ連絡を。
エアコンの修理費用を誰が負担するかは契約内容次第ですが、事前に管理会社や大家さんにきちんと確認しておくと安心ですね。