花粉症に悩まされるのは、外出中だけではありません。
家の中にいても、知らず知らず花粉は入り込んできますよね。
そのため花粉症対策として、空気清浄機を使用される方も多いのではないでしょうか。
でも、ちょっと待って!
その空気清浄機、ちゃんと機能を果たしていますか?
空気清浄機は設置場所によって効果が半減することもあるのです。
花粉を撃退するための、正しい空気清浄機の使い方、マスターしておきましょう。
空気清浄機の設置場所は花粉にはここ
空気清浄機の設置場所は花粉の場合、やはり最も花粉が侵入してくる玄関に設置するのが適しています。
花粉対策POINT① 空気清浄機は玄関に置く
花粉以外のウイルスなどもそうですが、人の出入りが多い、間口の広い玄関は、どうしても花粉が入り込みやすいポイントなのです。
ただし玄関にずっと設置しておくわけではありません。
人の出入りがある時間帯や外出するときに、玄関に空気清浄機を置くようにしましょう。
家族が出入りするときに、玄関で空気清浄機を稼働させることによって、花粉の侵入はかなり減らせるはずです。
花粉対策POINT② 空気清浄機はお部屋の出入り口付近に置く
外と接している玄関ほどではなくても、やはり出入り口付近は花粉やほこり、ハウスダストの侵入に警戒が必要。
花粉もほこりも床に落ちます。
床に落ちた花粉などは人の出入りによって再び空気中に舞い、それを吸い込むことでアレルギー症状が出てしまうことも。
そのため空気清浄機は、花粉やほこりの動きやすい部屋の出入り口に設置するのが効果的です。
花粉対策POINT③ 空気清浄機は広い場所に置く
部屋の片隅で家具の間にはさまれて置いてあると、空気清浄機の機能を充分に使えているとは言えません。
空気を循環させることで、空気清浄機は花粉やほこりの舞う空気をクリーンにしてくれます。
空気の動きが少なく停滞しやすい部屋の隅や、家具家電などに埋もれた場所に置いておくと、空気清浄機の効果は半減します。
充分に空気を循環させられるように、空気清浄機は広いスペースに置いておくようにしてくださいね。
花粉対策POINT④ 空気清浄機はサーキュレーターや扇風機を併用
うまく空気を循環させることで、空気清浄機の効果はアップします。
空気清浄機本体だけを使うより、室内の空気を効率的に循環させるためにサーキュレーターなどを使用するのが賢い方法です。
空気清浄機の掃除の頻度
空気清浄機の掃除の頻度も、花粉対策には重要なポイントの一つです。
空気清浄機が空気をクリーンにする仕組みは、空気中の花粉やほこり・ハウスダストなどを、何枚も重なったフィルターで濾し取っているから。
すると当然フィルターは、いままで吸い取った花粉やほこりなどを集めていますから、そのまま放置しておくと目詰まりを起こします。
そのような状態で空気清浄機を稼働させていても、そもそもフィルターが目詰まりしているため空気中の花粉を集めることができず、単に回っているだけになってしまうのです。
さらに悪いことに、フィルターにくっついた花粉やほこりは行き場を失い、再び空気中に分散してしまう恐れもあるのです。
空気清浄機を効果的に使用するなら、定期的なフィルターのお掃除は必須。
しっかりメンテナンスをして、つらい花粉症対策のため、空気清浄機のパワーを充分に使いましょう。
空気清浄機の掃除の注意点
空気清浄機の掃除には注意すべき点があります。
メンテナンスの仕方自体は各メーカーや機種によって異なりますので、取り扱い説明書を読み、そのとおりにお掃除しましょう。
空気清浄機のお掃除の際は、以下のポイントに気をつけてください。
□ 必ずマスク着用
花粉・ほこり・ハウスダスト・ウイルスなど、あらゆるものを濾し取った空気清浄機のフィルターをお掃除するときは、屋外での作業をおすすめします。
室内ではどうしても、フィルターについたものが舞ってしまう恐れがあるので、可能な限り屋外でやりましょう。
いうまでもなく、マスクは着用です。
お掃除作業される方は、面倒がらずに必ずマスクをつけてくださいね。
まとめ
空気清浄機を使うのなら、より効果的に正しく使わなければもったいないです。
設置場所などでかなり効率よく稼働させられるので、ぜひ試してみてください。
間違った使い方では効果が半減するだけではなく、逆に花粉などを空気中にまき散らしてしまう場合もあります。
正しく使用すれば、空気清浄機は花粉対策として非常に頼もしい存在なのです。