お彼岸

初彼岸はどうする?何をするのか何を用意するのか 準備と心構え

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四十九日が過ぎた忌明け後に、最初に迎えるお彼岸が「初彼岸」。

初彼岸を迎えるけれど、何をどうすれば良いのか戸惑いますよね。

初彼岸にすることは?
何を用意しておけばいい?

初彼岸を迎えるにあたっての準備と心構えをまとめました。

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初彼岸はどうする?

初彼岸はどうするのか、何をすべきなのか悩まれると思います。

まず、お彼岸の時期は3月の春分の日、9月の秋分の日を「中日」とし、その前後3日間を加えた合計7日間です。

初彼岸とは、冒頭でも述べたとおり亡くなってから四十九日が過ぎたあとに迎えるお彼岸のこと。

一般的に四十九日が過ぎていなければ、それは「初彼岸」とは言いません。(地域性にもよります)
その場合、次のお彼岸が初彼岸となります。

地域性や親族間の慣習として法要をする場合もあります。
お寺と付き合いがあれば、「彼岸会」という法要に出席することも。

しかし初彼岸には、実はそれほど特別なことはしなくても良いのです。

いつものお彼岸同様、家族みんなでお墓参りに行き、お墓の掃除や故人の好物などを供える。
仏壇にお供えをするなど、それだけでも本来は充分なのです。

初彼岸には何をする?

初彼岸には何をするのでしょうか。

一般的なお彼岸の過ごし方は

・お墓参りをする
・お墓の掃除をする
・お供えをする

このように特別なことは必要なく、いつものお彼岸のとおりに、ご先祖様に感謝してお墓参りをすれば良いでしょう。

法要を行わない一般的な初彼岸であれば香典も不要ですが、地域性によってお金や品物を持参される場合もあります。

初彼岸は身内で行うのが通常ではありますが、故人と親しくしていた方が仏前に香典やお供えを持ってこられることもあるでしょう。
そうなるとお返しが気になりますが、基本的にはお返しは不要とされています。

とはいえ頂きっぱなしも気になってしまいますよね。
その場合は、後日いただいた金額の半分か1/3ほどのお返しをします。

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お返しの「掛け紙」(のし紙)の表書きは

「志」
「粗供養」

※地域により「彼岸供養」「初彼岸供養」と入れる場合もあります。

掛け紙の水引きは「黒白」「双銀」「黄白」の結び切りで。
これも地域によって異なるので、お住まいの地域に合ったものを選べば良いと思います。

お返しの品物は消え物が良いとされています。
すぐ消費できるお菓子や海苔、洗剤などがよく選ばれているようです。

もし「彼岸会」に出席する場合は、その地域性にもよるので、そこに住まわれている親族などの意見を参考にされるほうが間違いはないでしょう。

初彼岸に用意するもの

初彼岸に用意するものをまとめましょう。
主に必要なのは、お墓参りの持ち物です。

・生花
・線香
・ロウソク
・ライター
・数珠
・お供え物
・掃除用具
(たわし・スポンジ・雑巾・シャベル・ゴミ袋など)

お墓を綺麗に掃除し、花とお供え物を供えます。

お花は季節に合った花が良いでしょう。
故人が生前好きだった花でも良いかと思います。

お供え物は故人の好物でも。
そしてお彼岸のお供えと言えば「ぼたもち」「おはぎ」です。
ぼたもちとおはぎは同じ食べ物ですが、春には春の花「牡丹」にちなんで「ぼたもち」、秋には秋の花「萩」にちなんで「おはぎ」と呼びます。

お供えをしたおはぎ・ぼたもちも、そのほかのお供えした食べ物も、お供え後にきちんといただきます。
お墓に残したまま帰ることはやめましょう。

もしお寺の彼岸会に行くのであれば、「お布施」を用意しておきます。
彼岸会のお布施の金額相場は、3,000~5,000円ほど。

表書きは「お布施」または「御布施」。

お布施の入った封筒を包んでおく袱紗も用意しておくと良いですね。

まとめ

初彼岸とはいえ、特に「こうしなければならない」ということはありません。

法要に出席しない限り特別なことは必要なく、通常のお墓参りのみで充分です。

お墓の前で手を合わせ、故人やご先祖様を思うことが大切なのです。

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