雨が降ると裾が濡れやすいもの。
ボトムスやストッキングのふくらはぎが濡れたり、泥はねしたりすると、がっかりしてしまいますよね。
実はこの「雨の日の跳ね返り」には個人差があります。
泥はねをしやすい歩き方の原因と対処法をまとめました。
ふくらはぎに泥はねがしやすい
ふくらはぎに泥はねがしやすい、という自覚のある人は多いのではないでしょうか。
周りで同じように歩いている人はたくさんいるのに、なぜか自分だけふくらはぎの泥はねがひどい。
雨の日はいつもズボンの裾やストッキングが汚れる。
そう感じる場合、やはり「泥はねがしやすい歩き方」をしてしまっている可能性があります。
泥はねしやすい歩き方チェック
・O脚
・内股
・外股
・靴のサイズが合っていない
・靴底に凹凸が多い
泥はねや跳ね返りを防ぐには、歩き方もそうですが靴選びも重要なのです。
詳しい原因を見て行きましょう。
泥はねの原因
泥はねの原因として、まず「歩き方」が考えられます。
・がに股
・O脚
・内股
・外股
これらの歩き方をしがちな人は、雨の日に足元が濡れやすいタイプだと言えるでしょう。
上記の歩き方をしてしまう人の特徴としては、足裏にかかる体重が均等ではないということ。
例えば内股で歩く癖のある人は、つま先が向くのが内側になります。
その形で歩くと、右つま先は左足後ろに、左つま先は右足後ろに泥はねを作ります。
泥はねしたズボンの裾などをよく観察してみると、「自分の歩く癖」が見えてきます。
どちらかの脚に偏りがある歩き方。
左右アンバランスな体の動き。
歩く癖によっては、どちらか一方の足に泥はねや雨の跳ね返りが多い、ということがあります。
歩き方のクセは、靴底のすり減り具合によっても分かります。
アンバランスな歩き方をしていると、ソールが均一にならず偏ったすり減り方をしているので、一度チェックしてみると良いですね。
そして以外にも、美脚タイプに多いモデルウォークも泥はねをしやすい歩き方なのです。
泥はねをしやすい原因は
歩くときに足裏にかかる体重が均等になっていない
ことです。
たとえモデル歩きでも、足裏がまっすぐ地面に着地しないと、泥ははねてしまいます。
そして「靴」が泥はねの原因になる場合も。
・靴のサイズが合っていない
・靴底に凹凸が多い
といった靴は、ふくらはぎを泥はねで濡らしやすいです。
靴のサイズが合っていないと、靴はどうしても動いてしまうので、地面に着地するときに均等に体重がかけられません。
その「靴のぶれ」が地面の水や泥を跳ね、ふくらはぎを濡らしてしまうのです。
サイズが合っていても、靴の種類によってはNGになってしまうものも。
ヒールのあるパンプスは、体重を均等にかけて歩くことが構造上不可能。
なのでどうしても泥はねしやすくなってしまうのです。
雨の日におすすめできる「泥はねしない靴」は、地面に着地したとき均一に力をかけやすい「スニーカー」がベストです。
しかし、たとえスニーカーでも注意が必要なケースも。
靴底がデコボコしたシューズだと、その凹凸自体が地面の水や泥をはねてしまうので、ふくらはぎを汚してしまいがちです。
雨の日には靴底ができるだけフラットなものか、縦に溝が入っているタイプを選ぶと良いでしょう。
靴底の横に溝が入っていると泥が跳ねやすいのですが、縦の溝だと水が下に流れるので泥はねしにくくなります。
そして靴ひもで縛るタイプの靴は、ゆるくしないでしっかり縛って固定するようにしてくださいね。
ひもがゆるいと、地面に着地するときの力がアンバランスになりやすいです。
これらを踏まえて、雨の日に泥はねしにくい靴は
・靴底がフラットな靴
・靴底の溝が縦に入っている靴
を目安に選ぶようにすると良いでしょう。
雨に跳ね返りしない歩き方
雨に跳ね返りしない歩き方にはポイントがあります。
そこを押さえて歩けば、泥はねや水はねを防ぎやすくなります。
⒉ 着地はかかとから。つま先は少し浮かす
⒊《かかと→つま先》へと足裏に均等に体重をかけて行く
⒋ つま先を地面から離す
⒌ 1~4を繰り返しつつ、歩幅は大きめに取って歩く
慣れないと歩くときにこんがらがってしまいそうですが、コツはとにかく「まっすぐと歩くこと」と、「体重を足裏全体にかける」こと、そして「歩幅を大きめに取ること」。
これを意識して歩けば、内股や外股にはなりにくいはずです。
歩き方が整えば泥はねや雨水の跳ね返りが軽減するだけでなく、全身のバランスも整ってくるはずなので、やってみる価値ありですよね。
※ 雨の日の通勤雨対策→ 雨の日のスーツはパンツとスカートどっちが良い?足元は?通勤雨対策
まとめ
泥はねや跳ね返りでお気に入りのパンツを汚してしまったりすると雨の日が憂鬱になってしまいますが、ポイントを押さえて歩けば、雨でもふくらはぎは汚れにくくなるはず。
ふくらはぎに跳ね返りしない歩き方、ぜひマスターしてくださいね。