台風がやってきた!
でも仕事は休めない……
台風のときに何の装備もしないで通勤したら、あっという間にびしょ濡れになってしまいます。
しかも徒歩だと、傘はほとんど役に立たないばかりか差すこともままならず、会社に着くころには全身ぐっしょりですよね。
台風などの大雨の中、徒歩で通勤するときの雨対策をまとめました。
台風の通勤は徒歩の場合どうする?
台風の通勤は徒歩の場合、もし可能であれば電車やバスなどの交通機関を利用するほうが良いでしょう。
しかし距離的に無理。
だから徒歩通勤にしている。
という人も当然いますよね。
となると、とにかく雨に濡れないような装備をするのが重要です。
徒歩通勤にはレインウェアは必須であると言えるでしょう。
レインウェアのほかに、台風の日に用意しておきたいアイテムをまとめておきます。
・替えの靴下・ストッキング
・ポリ袋・ビニール袋
どれもとっさに用意できるものばかりです。
台風の日にタオルは必須アイテム。
激しい風雨で全身もバッグ・カバンも足元もすべて濡れてしまうので、ハンカチ程度では凌げません。
フェイスタオル2枚は持っておいたほうが良いと思います。
変えの靴下やストッキングもお忘れなく。
長靴なしだったら、ほぼ確実に足がぐしょ濡れです。
ショート丈のレインブーツでも、台風ともなると上から雨水が入り込んでくるので、靴下の替えは必ず用意しておきましょう。
ポリ袋・ビニール袋といったいわゆるレジ袋なども、雨の日に持っておきたいアイテム。
濡れた傘をしまったり、通勤時にバッグを包んだり、濡れたレインコートをロッカーに入れる際に入れる袋にしたりと、「ないと困る」というくらい台風の日には必要なのがポリ袋。
台風通過の前に何の用意をしていなくても、ほとんど必ずと言っていいほど誰もの自宅にあるアイテムですから、最低限これらだけは集めておきたいところですね。
通勤の雨対策
通勤の雨対策にレインウェアを使用する人も多いはず。
レインコートやカッパなどのレインウェアと長靴は、台風時の徒歩通勤には必要不可欠です。
レインウェアにもいくつか種類があります。
自分の通勤にはどれが向いているのか、それぞれの特徴を見て行きましょう。
徒歩通勤の女性によく見かけるのが、レインポンチョ。
軽いし脱ぎ着もスムーズで、またコンパクトに収納できるのが便利なグッズですよね。
しかしこのポンチョ、裾が広がっているため、台風のときにはめくれ上がるのが難点。
ちょっとした雨なら良いのですが、強風に煽られるとバタついて困ることも。
ポンチョにするのなら、長めのものを選ぶか、裾に重りになりそうなものを縫いつけるなどすると良いですね。
「徒歩と電車」とか「徒歩とバス」などというコースで通勤する場合などでは、着脱が簡単なレインポンチョは便利です。
がっつり防水したい!という場合、上下に分かれたレインウェアを真っ先に思い浮かべますね。
確かに防水・撥水のジャンパーとズボンでガードしますから台風の日には適しているウェアではありますが、徒歩通勤だと実際あまり見かけない気はします。
台風真っ只中にどうしても通勤しなければならないのなら、完全防備で上下のカッパを着るのはアリです。
着替えを持って行き、会社で着替えれば済みます。
ただしこの2ピースのレインウェアは、意外と襟元やお腹の部分から雨が浸透してくる場合があります。
アウトドア用などのお値段高めの本格的なウェアであればそういうことは少ないのですが、通勤用に購入するにはちょっと値が張りすぎますよね。
そんなときは首回りにタオルを巻いた上からウェアをはおり、襟元からの水の侵入を防ぎましょう。
お腹周りもタオルをあててからズボンを穿けば、中に雨水が侵入して衣服を濡らすのを防いでくれます。
レインコートは男女ともに、通勤時の服装にも合わせやすいレインウェアですね。
最近は一見レインコートに見えないようなデザインのウェアもあるので、台風のとき以外の雨の日にも充分使えます。
そして意外と「2ピースのレインウェアより動きやすい」という利点もあります。
長めの丈のレインコートに長靴、というスタイルなら、よほどひどい暴風雨でない限りウェアの中が濡れてしまうことはないはずです。
雨の日にまず濡れてしまうのは「足元」ではないでしょうか。
台風だと雨の跳ね返りや水たまりの水しぶきを受けて、膝下はほとんど濡れてしまいがちです。
ショート丈のレインブーツは、台風の日にはちょっと心許ないかもしれません。
台風にはロングのレインブーツでしっかり足元をガードしておきたいですね。
しかし手持ちのレインウェアとの相性もあります。
レインコートがロングなら、ショート丈のレインブーツでも乗り切れるかもしれません。
今後も通勤は続くのですから、ご自分に適したレインウェアとレインブーツを見つけておくと、台風や大雨のときも安心ですね。
※ 通勤時の雨対策アイテム→ 雨の日のスーツはパンツとスカートどっちが良い?足元は?通勤雨対策
台風の傘とレインコート
台風に傘とレインコートをセットで身につけている人は多いですが、ほぼ傘が役割を果たしていない場合は、レインコートだけのほうが安全です。
無理に傘を使用すると、強風に煽られて骨が折れたり、怪我をする恐れもあります。
個人的には、傘も差せないくらいの台風のときは会社もお休みにすべきだとは思いますが、実際そうもいかないケースも多々あると思います。
そうすると、なんとかレインウェアだけで凌ぐしかありません。
傘がないと顔が濡れてしまう、と心配になりますが、レインウェアにもバイザーがついており顔にかかる雨水を防いでくれるものもあります。
また、レインキャップなどの雨除けの帽子もあるので、利用してみてもいいかもしれません。
風雨の程度によっては、案外傘が差せそうなときもありますよね。
傘を差す場合、むやみに広げても煽られるだけなので、台風や強風の日はちょっとしたコツがあります。
・骨の多い傘を選ぶ
・傘の中心に頭を持ってくる
・傘の中軸の上と下をしっかり持つ
・風向きに合わせて傘を傾ける
ある程度の風雨ならこれで凌げるはず。
でも一番大切なのは「安全」です。
台風通過中の少しでも不安のあるときは、傘は差さないようにしたいものです。
怪我をしたりさせたりすることなく、安全に通勤したいですね。
まとめ
台風の日は可能であればお休みするのが一番。
しかしどうしても出勤しなければならないこともあるだろうと思います。
台風の日の通勤は徒歩だと大変ですが、しっかりと防備して、雨から衣服を守りましょう。