いざ出産祝いを郵送しようとして、ふと疑問に思うことが。
出産祝いの「宛名」には、誰の名前を書くべき?
産まれた赤ちゃんの名前?
出産したお母さんの名前?
それとも旦那さんの名前が良いのでしょうか?
出産祝いの宛名など、郵送時のマナーについてまとめました。
出産祝いの郵送で宛名はどうする
出産祝いの郵送するなら宛名には誰の名前を書くべきでしょうか。
案外「産まれた赤ちゃんの名前」を記載される方もいらっしゃいますが、これは間違いです。
誕生祝であれば、生まれたお子さんの名前で良いのですが、今回贈りたいのは出産祝い。
出産祝いは、無事に出産を成し遂げた女性へと贈るもの。
ですから、出産したお母さん宛てに贈るのが正解です。
また、出産祝いを贈りたいけれど当の本人が「里帰り出産中」で、ご実家へ帰省されている場合はどうなのでしょう?
さらに疑問が浮かびますよね。
この場合、郵送の宛名は
〇〇(実家の姓)様方 〇〇△△(出産された方のフルネーム)様
でOKです。
出産祝いの品名はプレゼントの場合どう書くべきか
出産祝いの品名はプレゼントのときにどう書くか、ちょっと頭を悩ませますよね。
プレゼントですから、やっぱりワクワク感は演出したいところ。
でも送り状に品名をばっちり書いてしまうと、包装を開く前に相手に中身が分かってしまい、なんだかワクワクが薄れてしまうような感じがしてしまいます。
しかし宅配便でもゆうパックでも、送り状には品名をしっかり記入しなければなりません。
品名を具体的に記載しなければならない理由は、輸送中での荷物の破損・損傷などを防ぐためです。
はっきりと品名欄に内容が書かれていないものは、宅配中に破損しても仕方がないとされる場合もあります。
すると、もし配送時に品物が壊れてしまったとしても、破損保証がきかないことも。
例えばお菓子なら「お菓子」でも良いですが、品がおせんべいなどだと割れるのも避けたいので「お菓子(煎餅)」などと具体的に記載します。
瓶に入った飲み物なら「飲料(ビン)」、ジャムなども「ジャム(ビン)」と、配送される方も受け取る方も、それに応じた取り扱いをしてくれるはずです。
「この荷物はこういうものが入っているので、こういうふうに取り扱ってください」という安全対策の一つです。
せっかくのギフトですから、破損なく、間違いなく相手の手に渡してあげたいですよね。
出産祝いの郵送マナー
出産祝いの郵送マナーを、郵送前に確認しておきましょう。
● 郵送で送るときも事前連絡は必ずすること
出産祝いを直接渡しに行くときはもちろんそうですが、郵送で送る際も、相手の方への事前連絡は必ずしておくようにしましょう。
お祝いの品を贈ること。
その出産祝いの品がいつ相手の手元に届くのか、具体的な日時。
先方もこれが分かって入れば、宅急便などの宅配業者さんへの対応に慌てることがありません。
● 出産お祝いのメッセージを一緒に添える
出産祝いの品ばかりを贈るのは味気ないものです。
送り状は書いておいたほうが良いでしょう。
短くても良いので、お祝いの言葉を一緒に添えておくと、お祝いの品もより一層喜んでいただけそうですね。
● 無事に出産できたかどうかを確認しておく
出産は命懸けです。
なにがあるかもわからないのに、ただ「生まれたみたいだから出産祝いを贈っておこう」というのはNG。
母子ともに元気な状態であるかの確認が取れてから、贈り物は届けるようにしましょう。
まとめ
ただ「遠方だから」とか「なかなか会えないから」という理由で、郵送での出産祝いを選ばれる方はもちろん多いです。
でもそれだけではなく、出産祝いを郵送で送ることは、実はマナーとしても良いことなのです。
出産後で体力が消耗しているなか、子育てをしていかなければならない。
きっと大変な毎日を送っていることでしょう。
子育てで慌ただしい日々を送っている相手の方の状況に配慮して、心のこもった出産祝いをしてあげたいものですよね。