ダイエット中なのに、お菓子を食べ過ぎた……
もうすでにカロリーオーバー……
痩せるため、美容と健康のためにと食事に気を遣っていても、ついついお菓子を食べてしまうことってありますよね。
さて、ダイエットしているのに日中甘いものを食べ過ぎてしまったら、晩ご飯は抜くしかないのでしょうか?
スイーツの誘惑に負けてしまったあとに、食べたものをできるだけ脂肪に変えないためにできること……実はあるんです。
簡単にできるリセット術をご紹介します。
お菓子を食べ過ぎたら夕飯はどうする?
お菓子を食べ過ぎたら夕飯に悩みますよね。
当然
摂取カロリー>消費カロリー
となるとカロリーオーバーで太ってしまいます。
しかし安易に食事抜きにするのも、考えものです。
お菓子やケーキなどのスイーツをたくさん食べてしまったから、今日の晩ご飯はなし。
などという極端な方法はあまりおすすめできません。
それは以下の3つの理由から。
・代謝と排泄が滞る
・食欲の暴走
食事の目的は栄養補給。
栄養のほとんどないお菓子を食べて満腹になったとしても、体を作り動かす栄養素は得られません。
栄養バランスを整えるには食事あるのみ。
お菓子ばかり食べて食事をきちんと摂らない生活を続けていると、痩せる痩せない以前に体の状態をうまく保てなくなりかねません。
代謝をアシストするビタミンやミネラルは、お菓子から摂ろうとしても難しいはず。
食事を抜いてビタミン・ミネラルが不足すると、代謝がうまく働きにくくなります。
お菓子からの糖分や塩分を摂りっぱなしにしておくのではなく、「脂肪に変えない」ようにうまく代謝を高めてあげる必要があります。
食物繊維などをしっかり摂り、排泄を促して食べた分をスムーズに体外へ出すのも大切です。
「サプリを飲めば」などと思うかもしれませんが、栄養はそれだけ摂れば良いわけではなく、バランスが重要。
いろんな食材を使用した食事から摂る栄養に、勝るものはありません。
お菓子やスイーツはペロリと食べられますよね。
でも腹持ちが悪いから、ちょっと経つと結構お腹が空いてきてしまいます。
「お菓子を食べ過ぎたから夕食抜き」なんて思っていても、結局お腹が空いて夜中に曝食い。
というのが最も避けたいところです。
きちんと満腹感を得られる栄養バランスの良い食事を摂っておくことで、不意に訪れる食欲の暴走を阻止するのもダイエットには大切です。
じゃあ結局、お菓子を食べ過ぎても夕食は抜かないほうが良いってこと?
でもカロリーオーバーになるのは問題ないの?
そんな疑問も浮かびます。
消費カロリーより摂取カロリーが多くなってしまえば、太ってしまうのもまた事実。
そこで、お菓子を食べ過ぎてしまったときの対処法をご紹介します。
お菓子を食べ過ぎたときの対処法
お菓子を食べ過ぎたときに対処法を取っておけば、食べた分が脂肪に変わるのを阻止することも可能です。
摂取した食物は胃腸で分解・吸収されて、一旦肝臓へと貯蔵されます。
ここから必要な分はエネルギー源となり、余った糖類は脂肪として肝臓にとどまります。
食べたらすぐに脂肪に変わってしまうわけではなく、ある程度の時間を置いて脂肪に変わるのです。
そのタイムリミットは「48時間」。
つまりこの48時間以内に食べ過ぎた分のリセットをすれば、体に脂肪がついてしまうのを阻止することも可能です。
方法としては以下のとおりです。
・上手に排出
・代謝を上げる
お菓子を食べ過ぎたあとの食事が普段どおりの食事量だと、1日の摂取カロリーが多過ぎます。
食べる量を減らして、摂取カロリーを調整する必要があります。
その際に「夕食を抜く」とか「朝食を食べない」という1食抜きの方法でカロリー調整するのではなく、3食きちんと食べながら「量」を調整するようにしましょう。
お菓子を食べ過ぎたからといって、慌てて食事抜きをする必要はありません。
食べ過ぎてしまった日から2日間かけて、ゆっくりとカロリー調整すればOK。
摂取した余分なエネルギーを上手に排出して、脂肪として体に定着するのを防ぎます。
水を飲んで代謝を上げ、老廃物や便などを排出しやすい状態に体を持って行きましょう。
代謝を上げるためには運動も効果的。
1駅分歩くとか、ゆっくりとお風呂に浸かるだけでも、代謝UPに繋がります。
そして食事も大切です。
代謝を促進するビタミンB群を積極的に摂ったり、食物繊維を摂って腸をキレイに保ちましょう。
まとめ
ダイエット中は誘惑がいっぱい。
お菓子の食べ過ぎもそうですが、アルコールの飲みすぎなど、つい暴飲暴食をしてしまうこともあります。
一度食べ過ぎたり飲みすぎたりしてしまうと、もうヤケになってしまいかねませんが、2日間かけて調整すれば脂肪として体に定着するのを防ぐことは不可能ではありません。
たまにスイーツの誘惑に負けてしまっても、48時間のリセット術で、ストレスのない健康的なダイエットをがんばりましょう!