「あさりの旬っていつなんだろう？」
スーパーでは一年中見かけるから、タイミングが分かりにくいですよね。
実はあさりには “しっかりおいしくなる季節” があり、
知っておくだけで料理の仕上がりがひと味変わります。
ここでは、旬の時期・選び方・産地ごとの違いまでをまとめました。
あさりの旬はいつ？
あさりの旬は 春（3〜5月）と秋（9〜10月）。
春は産卵前で身入りが良く、秋は夏の回復期でうま味がのりやすいので
身がふっくらしやすく、味わいが安定しているためです。
産地で変わる、旬のあさり
● 太平洋側（愛知・千葉など）
砂地が広く、春の身入りが特に安定しやすい地域。
身がぷっくりし、だしが濃い印象。
● 日本海側（島根・鳥取など）
海水温が低めなので、秋にうま味がのる傾向があると言われます。
旬の時期に買うなら、ここを見ると失敗しにくい
① 殻の模様がくっきり
色が鮮やかで、筋模様がはっきりしているものは元気なことが多め。
② ずっしりと重い
同じ大きさの中で「持って重い」は身が詰まっているサイン。
③ 口がしっかり閉じている
軽く触るとキュッと反応して閉じるとさらに安心。
旬のあさりは、何が違うの？
● 出汁の濃さ
春・秋は身が太り、グリコーゲンが増える時期。
旨味が出やすいので味噌汁・酒蒸しが段違い。
● 貝柱の食感
旬は“弾力とふっくら感”が安定し、食べやすい。
こんな時期は味が落ちやすい？
● 産卵直後（6〜8月の一部）
体力を使ったあとで身が薄いことがあります。
とはいえ、市販品は出荷前に選別されていて、
極端に身が薄いものが大量に並ぶことはほぼありません。
スポンサーリンク
旬のあさりをもっとおいしく食べるコツ
● すぐ調理しないなら「冷蔵1日」
乾燥すると弱るので、濡らしたペーパー＋袋で 1日以内が目安
● だし料理（味噌汁・酒蒸し）と相性抜群
旬の時期は、シンプル調理のほうが旨味を感じやすい。
● 冷凍で“さらにうま味アップ”
あさりは冷凍でうま味が増します。
冷凍保存のやり方はこちら。 → あさりは冷凍できる？正しい冷凍保存・期間・解凍方法までやさしく解説
【まとめ】
- あさりの旬は 春（3〜5月）と秋（9〜10月）
- 春は産卵前で身がふっくら、秋は回復期でうま味がのりやすい
- 旬のあさりは殻の模様がくっきり＆重めのものを
- 冷蔵は1日以内、冷凍はうま味アップのチャンスタイム
季節のタイミングを知っておくと、
いつもの味噌汁も 「うん、今日のは特においしい」という、満足な仕上がりになりますよ。
おいしいあさりの味噌汁を作るための砂抜きワザ → あさりの味噌汁が砂っぽい原因と、もう失敗しない作り方
スポンサーリンク
コメント