ローズマリーって、買ったはいいけれど「どう保存すれば長持ちするんだろう?」って迷いますよね。実は、ちょっとしたコツを押さえるだけで香りがぐっと変わります。
ここではローズマリーの 保存期間別・用途別に最適な方法 をわかりやすくまとめました。
1|【冷蔵】すぐ使う場合(〜7日)に最適
■ 最も香りが残る保存方法
- キッチンペーパーを軽く湿らせる
- ローズマリーを包む
- 保存袋または密閉容器に入れる
- 冷蔵庫の野菜室へ
◇ ポイント
- 湿度が高すぎると傷むため、キッチンペーパーは「うっすら湿らせる」が正解。
- 空気に触れると乾燥と酸化が進むため、なるべく密閉すること。
◇ 使いやすい場面
- 肉や魚の下味
- ロースト用の香りづけ
- 煮込み料理
2|【冷凍】香りをキープしたまま長期保存(1~2か月)
■ 冷凍方法(枝のまま)
- 洗って水気を完全にふき取る
- 枝をバラして平らに並べ、ラップまたは袋へ
- 冷凍庫へ
■ 冷凍方法(刻んで使う場合)
- 葉を枝から外す
- 刻む
- 小分けにして冷凍(製氷皿 or 小袋)
◇ ポイント
- 水気が残ると霜がついて香りが飛ぶため、完全に乾かす。
- 枝のまま凍らせると、必要な量だけ折って使える。
◇ 使いやすい場面
- じゃがいも・チキン・魚のオーブン焼き
- スープ・シチュー
- 下味の香りづけ
3|【ドライ(乾燥)】手作りできる最長保存(3〜6か月)
■ 乾燥方法(自然乾燥)
- 風通しのよい室内で、枝を逆さにして吊るす
- 1~2週間で完全に乾燥
- 保存瓶へ(湿気を避ける)
■ 乾燥方法(オーブン)
- オーブンを 50〜60℃ に設定
- クッキングシートに並べて 1〜2時間 加熱
- 完全に乾いたら瓶に保存
◇ なぜ長持ちする?
水分と油分が安定し、香りの揮発が遅くなるため。
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◇ 使いやすい場面
- マリネ
- ブレンドスパイス
- ピクルス
- パン・フォカッチャ
4|用途別:どの保存方法を選ぶ?
| 使い方 | 最適な保存方法 | 理由 |
|---|---|---|
| ローストチキン | 冷蔵 or 冷凍 | 生の香りが肉の油に合う |
| ポテト料理 | 冷凍 | 冷凍でも香りが十分強く残る |
| スープ・煮込み | 冷凍 | 長時間加熱に向く |
| オイル漬け | 冷蔵(生) | フレッシュの香りが移りやすい |
| ブレンドスパイス | ドライ | 水分が少ないほど香りが安定 |
5|保存期間まとめ
- 冷蔵:4〜7日
- 冷凍:1〜2か月
- ドライ:3〜6か月
保存の違いを意識するだけで、ローズマリーの香りがぐっと引き立ちます。まずは「冷蔵→冷凍→ドライ」の順で試すのがおすすめです。
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