五月病とは主に新社会人や新入社員など、新生活でがんばっていた方がゴールデンウイーク頃を境に、突然やる気やモチベーションを失ってしまう状態のこと。
特に新社会人に限らなくても、年齢は関係なく環境の変化があった方などにも見られる状態です。
やる気やモチベーションが下がったり、ちょっと鬱っぽくなってしまったり。
五月病にならずに済むなら、ならないに越したことはありません。
五月病にならないためにはどうすれば良いか、まとめました。
五月病にならないためにはどうすればいい?
五月病にならないためにはどうすれば良いのでしょうか。
まずはセルフチェックをしてみましょう。
五月病にかかりやすい?セルフチェック
□ 仕事に対して張り切り過ぎていないか
□ 完璧主義ではないか
□ 人に意見するのが苦手
□ 責任感が強いほうだ
□ 自分の感情は後回しにしがち
□ 几帳面なところがある
□ 理想が高い
いかがでしたか?
もちろんこれに当てはまる方すべてが五月病にかかるわけではありません。
ただし五月病になりやすい性格傾向であるといえます。
真面目で責任感が強いタイプは、エネルギーを常に全開にして社会生活に臨みがちです。
早く成果を挙げたい。
新生活に早く馴染まなければ。
もっと認められないといけない。
このような強い気持ちで気を張って過ごしているため、新生活に少し馴染み始めたゴールデンウィークを境に、溜め込んだ精神的体力的な疲労が、ドッと押し寄せてくるのです。
この五月病にかからないようにするためには、自分のエネルギーをしっかりコントロールすることが大切。
五月病になりやすい傾向のある方は、次のポイントを心がけておくと良いでしょう。
● 失敗しても気にし過ぎない
● すぐに成果を挙げようと焦らない
● 休みの日はしっかり休む
● 趣味などに没頭する時間を持つ
仕事一辺倒にならないように、気分転換をしてONとOFFをうまく切り替えることが効果的です。
五月病の症状はどんな感じ?
五月病の症状とはどんなものなのでしょうか。
もしかしたら自分もかかってしまうかもしれない五月病を予防するためにも、五月病がどんな状態なのかを把握しておきましょう。
五月病になるとどうなる?
● 仕事に対するモチベーションが低下
● やる気が起きず、ミスを連発する
● 食欲が湧かない
● あまり眠れない
● 体調が優れない
● 焦りや不安を強く感じる
● ちょっとしたことでイライラする
状態は人によってさまざまですが、自分で「最近ちょっとおかしいな」と思うところがあれば、気をつけておいたほうが良いかもしれません。
五月病の対策
五月病の対策は、自己回復のエネルギーがまだ残っているうちに、早めにやっておくほうが得策です。
予防という意味では、1章にまとめたポイントを心がけていれば、深刻な状態には陥りにくいはず。
もうすでに五月病のような状態にある方は、今すぐ次の点に注意してみてください。
□ 休みの日に寝すぎたり、逆にずっと起きたりしない
□ 食事は栄養バランスに気をつける
気持ちはなかなか、自分でコントロールできないこともあるかと思います。
しかし生活リズムや睡眠リズム、食事のバランスなどは、自力でコントロールが可能なはずです。
規則正しいリズムで生活することで、自律神経なども安定してくることも大いに期待できます。
無理をせず、気を楽にしてみることも大切です。
まとめ
五月病は誰でもかかる可能性があります。
自分は大丈夫と過信しないで、頑張り過ぎていないか、時々見直す時間を持つのも良いですね。